キャラクター紹介
シング・メテオライト
辺境のシーブル村で、ソーマ使いの祖父ゼクスとともに暮らす少年。
海岸に流れついたコハクとヒスイの兄妹に出会ったことで、
生まれて初めて、村の外の世界へ旅立つことになる。
好奇心旺盛で危険なことにも首を突っ込みたがる性格だが、
ひたむきで強いスピリアを秘めている。
コハク・ハーツ
スピリアに宿る“彼女”の声に導かれ、ソーマを求めて兄のヒスイと旅をしている少女。
謎の女魔道士インカローズからの逃亡の果てに、シングのもとに現れる。
本来は闊達で物怖じしない明るい少女だが、
精神の源スピリアが四散し、感情のほとんどを喪失。
世界中に散らばったスピリアの結晶・スピルーンを求めて旅するうちに、
シングと心を通わせていく。
ヒスイ・ハーツ
妹コハクを守るため、彼女とともに故郷の村を出奔した青年。
大切な妹のスピリアが砕かれる原因を招いたシングを恨み、
冷たい態度をとっているが、本来は情に厚い性格。
妹に対してあきれるほど過保護で、シングとコハクの仲が接近していくことに不満を抱いており、ことあるごとにジャマをしようとする。
ベリル・ベニト
宮廷画家を目指す、自称“未来の巨匠”。
家出同然で故郷の村を出たものの、
商人に騙されお尋ね者に身を落としたり、
シングたち同様にイネスにソーマの代わりにコキ使われたりと苦労が絶えない。
本人は天才芸術家らしくニヒリストを気取っているが、
元々お人好しで抜けているところがあるため、
今ひとつクールに決まらない。
イネス・ローレンツ
運び屋“日々寧日”の社長。
提供したソーマの代金の担保代わりに、
シングとヒスイを行商に同行させ、タダ働きの従業員としてコキ使っている。
一見すると優しげなお姉さんだが、
巨大なソーマを軽々と振るう怪力の持ち主で、
ピンチを前にしてもどこか余裕を感じさせる様子には、一筋縄ではいかない凄みが垣間見える。
クンツァイト
帝国軍により密かに保管されてきた、古代に造られた機械の人間。
とあるきっかけで眠りから目覚め、
主の手がかりを求めてシングたちの後を追う。
擬似スピリアという、人間の精神を模した機能を搭載していて、
人の感情をある程度は理解できる。
しかし何事にも融通が利かず、その言動はときに冷酷である。
カルセドニー・アーカム
若年ながら優れた剣の腕で名の知れる、
バレイア教会結晶騎士団の隊長。
騎士の使命感と婚約者への想いから、
自身を必要以上に厳しく律している。
任務中にシングたちと遭遇し何度も激しく戦うが、
互いを認め合う仲となり、彼らの旅に力を貸す。
ガラド・グリナス
一目でコハクのデスピル病が特殊なことを見抜き、
コハクの治癒がデスピル病根絶につながるかもしれないと考えてシング達に同行する。
妻と娘をデスピル病で亡くしたことがきっかけでソーマ使いとなり、
培ってきた経験に裏打ちされた腕と知恵でシングたちの心強い味方となってくれる。
デスピル病であるコハクを自分の娘と重ねてしまい、
感情的になってしまうことがある。
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