1994年にスーパーファミコン用ソフトとしてナツメアタリ(当時はナツメ名義)が開発し、タイトーが販売した『ザ・ニンジャウォーリアーズ アゲイン』。
ナツメアタリの.5 PROJECT(てんご プロジェクト)第二段『ザ・ニンジャウォーリアーズ ワンスアゲイン』として蘇り、2019年発売が予定されている。
オリジナルは、1988年にリリースされたアーケード版『ザ・ニンジャウォーリアーズ』の世界観を受け継いだ横スクロールタイプのアクションゲーム。
独裁者バングラーを倒すべく、レジスタンスが開発した暗殺兵器を操作してバングラー邸を目指すストーリーと、「歴史は繰り返される」で締めくくられるダークなエンディングは引き継がれているが、ゲーム内容は『ファイナルファイト』等のベルトアクションに近いものに変貌しており、爽快感あふれるアクションと重厚感に満ちたBGMで好評を博した。
今回のリメイク版は、現行のテレビサイズと後述の新キャラに合わせて画面構成に調整が施され、それに伴って一部の敵のサイズも変更されている。
試遊バージョンで操作できたキャラは、スーパーファミコン版で使用可能だった、以下の三体。
製品版では、以下の二体の新キャラクターが追加される予定である。
今回の試遊で体験できたのはステージ1で、すぐ横に参考出展されていたスーパーファミコン版を眺めながらのプレイになった。
筆者が選択したのは、当時のプレイで愛用していたニンジャ。
画面が広くなり、縦横無尽に駆け回る感覚は更に強まった様に感じた。
操作の方も、当時の感覚をすぐに取り戻す事ができた程に良好で、敵を投げ飛ばす爽快感は良好。
奥に進むと、ステージ1のボス「ギガント」が登場する。
前述の画面比率変更のお陰か、サイズが大きくなった様に感じる。
雑魚敵と違い、強力な攻撃とガードを織り交ぜて迫ってくる強敵である。
こちらも、雑魚の投げ飛ばしやガード不能のブラスター攻撃を駆使して応戦し、何とか勝利する事ができた。
現在、スーパーファミコン版は中古でプレミアが付いて入手困難となっている。
このリメイクは、誰でもプレイできるチャンスなので、配信を心待ちにしよう。