#contents
>先進戦術戦闘機計画によって開発されたステルス戦闘機。ステルス性能を損なわないために兵装を本体ウェポンベイに格納している他、外部装着のウェポンボックスも運用可能。
*概要
*機体性能
*特殊兵装
*機体について
-アメリカのロッキード・マーティン社が開発した戦闘機。愛称は“猛禽”(Raptor)。F-15の後継機であり、ステルス性能を重視した第五世代ジェット戦闘機の代表格である。
-ロシアのスホーイやミグ系統の戦闘機を超える機体を開発するべく、1970年代から先進戦術戦闘機計画が始まる。最終的にYF-22とYF-23の2機に絞られた結果、YF-22が採用。F-22と命名された。
レーダーの反射面積、吸収率を最低限に抑えることでステルス性能を高めており、兵装は機体内部に設けられたウェポンベイに収納されている。アフターバーナーを使わずに音速を突破できる超音速巡行(スーパークルーズ)能力や、二次元推力偏向ノズルと優れた推進力を持つエンジンにより、優れた格闘戦能力を持つ。探知距離の長いAESAレーダーを搭載しており、索敵能力も秀でている。
圧倒的な能力を持つF-22は、いち早く敵機を発見し、長距離射程の空対空ミサイルで攻撃、気付かれる前に撃墜するという戦術“先制発見・先制攻撃・先制撃破”を実現。“航空支配戦闘機”とまで謳われている。2006年の演習では、F-22側は1機の損害も出さずに、仮想敵機を144機撃墜した。
-F-22は現在、開発元のアメリカでしか運用されていない。また、開発コストが非常に高く、当初は750機の生産を予定したものの、徐々に数が削減され、最終的に187機となった。