F-16をベースに開発された多用途戦闘機。開発国の運用思想に基づき、洋上目標への航空阻止攻撃に最大の強みを発揮する。
概要
機体性能
特殊兵装
機体について
- 日本の三菱重工業が製造した戦闘機。非公式の愛称は“バイパーゼロ”(Viper Zero)。F-16をベースに、日米の共同開発によって誕生した。四方を海に囲まれた日本にとって洋上における戦力強化は必須であり、F-2はマルチロール機でありながら対艦性能に比重が置かれている。現在は94機が実戦配備中。
愛称であるバイパーゼロの“ゼロ”は、F-2の運用が開始された年が西暦2000年で、下二桁の数字から取ったものとも。かつて製造された零戦こと零式艦上戦闘機が、皇紀2600年(西暦1940年)から運用されたことに掛けたと考えられる。
- 尾翼以外の部品は再設計されており、F-16と比べて機体はやや大きい。機体には炭素繊維複合素材と呼ばれる素材を使ったことで耐久性が向上。エンジンの改良により推力も増している。また、170km以上の射程を誇る対艦ミサイル、93式空対艦誘導弾を最大4発搭載できる。