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*[[アムレート・グレンケア>アムレート]]
本作の主人公。後に「大罪人」と呼ばれる5人のリーダー。
己の無力さを悟り、復讐を誓った日に、手にすべき「力」を「武力」とした男。
ヴァルキュリアに対抗するために結成されたユトランド王国の精鋭「アンチ・ヴァルキュリア部隊」を隊長として率いる。
*[[スレイマン・カーレンベルグ>スレイマン]]
後に「大罪人」と呼ばれる5人の政治担当。
己の無力さを悟り、復讐を誓った日に、手にすべき「力」を「権力」とした男。
衆議院議員として国政を動かす存在となる。
真面目で堅物、冷静かつ冴えた頭脳を持ち、物事を「数字」でとらえる節がある。
帝国含む列強の圧力がかかった際、真っ先に「戦争を起こす」ことを提案した。
*[[バジル・サバンジュ>バジル]]
後に「大罪人」と呼ばれる5人の経済担当。
己の無力さを悟り、復讐を誓った日に、手にすべき「力」を「財力」とした男。
養父の経営していた「咒工業」の会社と工場を譲り受け、清濁併せ呑みその業績を伸ばし、王国の財界に深く入り込んでいった。
復讐と戦争を資金面でバックアップする。
陽気でやんちゃな性格だが、とても人懐っこく、いつの間にか相手の懐に入り込んでいる。
*[[フリート・エリクセン>フリート]]
後に「大罪人」と呼ばれる5人の宣伝担当。
己の無力さを悟り、復讐を誓った日に、手にすべき「力」を「扇動」とした男。
新聞記者を経て、王国で発言力のある識者(コメンテーター・コラムニスト)となる。
理知的で物腰の柔らかい人柄も受け、彼の発言に大衆が動かされることもしばしば。
その立場を利用して、世論を戦争に都合がよいように動かしている。
*[[バイオレット・サンド>バイオレット]]
後に「大罪人」と呼ばれる5人の諜報担当。
己の無力さを悟り、復讐を誓った日に、手にすべき「力」を「情報」とした女。
「大罪人」の紅一点にしてマドンナ的存在。
その美貌や豊満な体、朗らかな性格など、女の武器を最大限に活かし、所属する軍情報部で諜報活動にいそしむ。
手にした情報を「大罪人」に流したり、時には「嘘」を流したりもして、戦争を都合がよいように動かしている。
*[[オフィーリア・アウグスタ・ア・ユトランド>オフィーリア]]
本作のヒロイン。舞台となる「ユトランド王国」の姫。
幼いころから国民に歌を披露し、「歌姫」として国のシンボルとして愛されてきた。
王家の人間として責務にプライドを持ち、帝国との戦いでは、自ら剣をとり前線へと立つ。
*[[ミランダ>ミランダ・ヴィルフォルト]]
オフィーリア姫の近衛兵。下級貴族の出身で、ゴドーの妹。
オフィーリアの遊び相手としても仕えてきた、同い年の女の子。
快活ではつらつとしており、物怖じせずはっきりした物言いをする。
オフィーリアに対しては超過保護。しかし、ミランダ自身は、オフィーリアに対して遠慮がない。
オフィーリアの参戦に際し、帯同を希望したが、オフィーリア姫たっての希望で、国内の守りとして、ユトランド城内に留まる。
*[[ゴドー・ヴィルフォルト>ゴドー]]
オフィーリア姫の近衛兵。ユトランド王の命により、オフィーリアの参戦に帯同する。
下級貴族の出身で、ミランダの兄。
アムレートに次いで階級が高く、アンチ・ヴァルキュリア部隊の副官を務める。
落ち着いた性格、物腰で、やや教育者然とした節がある。口調も生真面。
*[[ブルム・トマソン>ブルム]]
ユトランド首都「エルシノア」の商店街にある店の息子。
部隊結成に向けた適性審査に、ヘレナに無理やり志願させられが、高いラグナイト適性が認められ入隊。
大人しく、温和で優しい性格の少年。体もあまり強くない。
幼馴染のヘレナに振り回されているが、本人的には、あまり嫌ではない。
気も体も弱いことから、小さい頃から守ってくれていた彼女に淡い恋心を抱いている。
*[[ジョルダー・クヴィスト>ジョルダー]]
ユトランド陸軍に所属の現役軍人。
部隊結成に向けた適性審査に志願し、比較的低かったものの、ラグナイト適性が認められ入隊。
熱血漢の中年で面倒見がよく、下からの信頼が厚い。
別れた妻との間に子供がおり、その養育費のために、給料がいいという「ヴァナルガンド」に志願した。
(もちろん、国難に際して「何とかしたい」という軍人然とした志願理由もある)
軍で新人の頃の教官であるダリルに、未だに頭が上がらない一方、慕ってもいる。
*[[イザーク・ベアグリーン>イザーク]]
上級貴族として優雅に暮らしていたが、部隊結成に向けた適性審査に、
家の体面から志願させられ、高いラグナイト適性が認められ入隊。
女の子が大好きでキザに口説くが、こと「ヴァナルガンド」内においては相手にもされない。
ラグナイト適正は高いが、咒術師のアムレートには敵わず、軍人としても劣る。
ゆえにアムレートへ対抗心を抱き、「本当はオレのほうが強い」と豪語する。
*[[ダリル・ロンメダール>ダリル]]
ユトランド陸軍に所属していた元軍人。
突如、退役し、故郷の田舎に引っ込んでいが、国難に際し、乞われてしぶしぶ現役復帰を決める。
ジョルダーの元上官。酒と女と煙草が好きな、豪快な男。
人生経験は豊富で、アムレートに対しても人の道を説く。
戦場のほうが生き生きとする、根っからの軍人なのだが、30代半ばの脂が乗っている時期に突如退役した。その理由は謎のまま。
*[[ヘレナ・アンデルセン>ヘレナ]]
ユトランド首都「エルシノア」の商店街にあるカフェの看板娘。
ブルムと幼馴染で、大人しい彼を振り回したり、守ったりしてきた。
その高い正義感から国のために、部隊結成に向けた適性審査に、ブルムを巻き込んで志願。
比較的低かったものの、ラグナイト適性が認められ入隊。巻き込んだブルムのほうが適正が高く、
若干ムカついている。両親に溺愛され、超ポジティブ&超自信家に育った少女。
ゆえに決してめげない強さも持つ。向上心も強く、自身より“上”の人間に憧れ、追い求める癖がある。
ゆえに、オフィーリアを勝手にライバル視している。
*[[ブリギッタ・ウルリッヒ>ブリギッタ]]
元教師。部隊結成に向けた適性審査に志願し、比較的低かったものの、ラグナイト適性が認められ入隊。
硬く理知的で、どこか冷たいが面倒見はいい。ティルダとは親友の仲。
代々教職の家系ゆえの真面目さであり、抑圧もされている。
そのためか、銃を持つと人が変わる「トリガーハッピー」の気がある。
*[[サラ・ベナー>サラ]]
元は時計などの機械や宝飾品の職人、兼デザイナー。
咒工業製品で軽視されがちな「ラグナイトのデザイン性」を重視する稀有な存在で、評判のデザイナーだった。
流行に敏感で、お喋り大好きな、天真爛漫な女の子。
人懐っこく、男女問わず仲よくなれる、天性の「人たらし」。
身分に頓着せず、オフィーリアとも仲良し。
空気が読めない面もあり、ムラっ気のある天才肌でもある。
好めば伸びるが、それ以外は…
*[[ティルダ・ゲーゼ>ティルダ]]
元は小さいながらも工房を持つほどの咒工業技術者。
無口で真面目な職人肌で、腕は確かと人気が高かった。
クールに見えて情に厚い、部隊の女子最年長。
口数少ないが、常に隊員たちを気にかけている。
ブリギッタとは無二の親友。意外とダジャレ好きで、真顔でぽつりとつぶやく。
*クローディアス・パウロヴィッチ・キエフ
『“死神”を従える乱世の覇王』「ヨーロッパ五大帝国」のひとつに数えられる「ルーシ帝国」の皇帝。
「乱世に生まれたからには覇を」と野望を抱き、もともとは一小国に過ぎなかった「ルーシ王国」を一代で大帝国にした英雄。
“死神”と畏れられるヴァルキュリアを従え、その軍事力を背景に他の国を侵略し、急速かつ強引に勢力を拡大。
卓抜した軍才と政治手腕も併せ持ち、自らの覇道を突き進む。