''ラクーンシティの消滅から6年・・・''
合衆国のエージェント、レオン・S・ケネディは、
誘拐された大統領の娘アシュリーを探すため、
単身ヨーロッパのさびれた村を訪れていた。
聞き込みに立ち寄った一軒の民家。
主らしい男にアシュリーの写真を見せるも、
まともな反応は返ってこなかった。
言葉が通じているのかどうか疑わしい様子である。
仕方ない・・・肩をすくめたレオンが立ち去ろうとしたその時、
襲撃は始まった。
予告なく、振り下ろされる斧の一撃。
辛くもかわし、威嚇に銃弾を放つも、
男はまったくひるむ様子を見せない。
痛みを感じている様子も、ない。
いやな記憶が、脳裏をよぎった。
「まさか・・・悪夢はもう終わったはずだ・・・」
男は背に外へ飛び出すと、あたりの雰囲気は一変していた。
今までどこに潜んでいたのか、家を取り囲む村人たち。
さまざまな武器を手に持っている。
息を呑むような悪意、充満する狂気。
それらが全て、レオンに向けられていた・・・
IP:175.133.41.105 TIME:"2016-09-02 (金) 08:58:20" REFERER:"http://h1g.jp/biohazard4/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&refer=%E9%96%A2%E9%80%A3%E5%95%86%E5%93%81" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/52.0.2743.116 Safari/537.36"