用語集
あ行
アントン
ルイザの屋敷に立てこもっていた村人の一人。
恐怖を紛らわすために酒を煽り悪態をついてまわるという、ホラー映画で間違いなく死ぬ役回りの男。
当然、ライカン化したエレナの父に殺された。
「今さら言った所で遅いが…イーサンにはすべてを話すべきだったな」
クリス編でHW隊のアンバーアイズがクリスに言った、プレイヤーの気持ちを代弁する言葉。
本編冒頭でウィンターズ家を襲撃し、ミア(に擬態したミランダ)を殺害してローズとイーサンを拉致した理由について、何一つイーサンに説明しなかったことについての指摘である。
クリスは時間がなかった的なことを言っているが、襲撃直後にすら説明せず誤解を生んだのは事実であり、
「だとしても、話すべきだったと思うぜ」
と更にアンバーアイズから指摘される始末。
クリス的にも後悔していたのか、「…そうだな」と認めた。
ヴァシレ
ファイル「ヴァシレの遺書」を残した男性。
このファイルを膝に乗せ、息絶えている男性がヴァシレなのだろう。
水車小屋の火薬兵器を取りに行ったようだが、あと少しの所でヴァルコラックに発見され息絶えた。
文面から、ルイザの夫であろうと思われる。
エヴァ
ミランダの娘であり、バイオ8開始時点で既に故人。
彼女の墓は村の共同墓地にあり、それによると1909年6月生まれ。1919年8月にスペイン風邪で亡くなった模様。
彼女の死後ミランダは菌根によるエヴァ復活を目論むようになったため、彼女の死が今回の事件の発端ともいえる。
エブリウェア人形
7に登場した、アメフト選手の格好をした首振り人形。
正式には「ミスターエブリウェア人形」と言う。
7ではこれを破壊することが条件のトロフィーがあり、1個破壊するとブロンズトロフィー「どこにでもいる」、20個全て破壊するとシルバートロフィー「もうどこにもいない」が獲得出来た。
簡単に言えば本作の「魔除けの山羊」枠。
イーサンにとって思い出深いかどうかはわからないが、本作でもウィンターズ家の2階物置部屋前タンス上に鎮座している。
また、DLC「トラウマパック」の適用により、LEMIの改造パーツとしてデュークの大店に並ぶ。
つけるとエブリウェア人形がフレーム下部について存在感をアピールするが、銃本体の性能には何ら寄与しない。
エレナ
LEMIをくれた老人の次に出会える、まともな村人。
ライカンに襲われ負傷した父と共に、ルイザの屋敷近くの小屋に隠れている。
ルイザの屋敷に匿ってもらおうとしたが、門を閉ざされ小屋で途方にくれて居たところにイーサンと出会い、イーサンが門を開けたことで屋敷内に入ることが出来た。
……のだが、父親がライカン化してルイザ達を惨殺。その際に割れたランプ屋敷に火が付いて炎上。
エレナはライカン化した父をショットガンで撃ちイーサンと共に脱出を図るが、ライカン成りかけの父を見捨てることが出来ず屋敷とともに火の中へと落ちていった。
エージェント
本編最後とSoR最後に出てくる黒服サングラスの男。
おそらくはクリス関係の組織に属しているかと思われるが不明。
ジョークのつもりか、とある人物をよりにもよってな名前で呼んで怒らせる空気の読めない男。
か行
仮面の公爵
DLCのSoRに登場する、仮面の大男。
顔には目が4つある仮面が張り付いているが、その姿は本編に登場する商人のデュークに似ている。
が、偽物のローズを化け物を召喚して狩り、仕留めた後はトロフィーとして飾り立てる等残虐な性質で、商売命のデューク本人とは全く別物。
その正体は、菌根世界のミランダが「器」作成の試行の一環として記憶から故人の「復元」と「編集」を試みた結果生まれた人間。
結果としては安定性に問題があり、「器」としては失敗作となった。
クラウディア・ベネヴィエント
宝「ベネヴィエントの副葬品」が収められた墓に書かれた墓碑銘。
最初は文字が欠けて読めないが、欠けたプレートを填めることで秘宝「ベレンガリオの金杯」が入手できる。
名前からするとベネヴィエント家の女性なのだろうが、1987~1996までのわずか9歳で亡くなったと思われる。
ケイ
DLCのSoRに登場する男性。
ローズとの会話からハウンドウルフ隊の一人か、協力者らしいことが推測できる。
ローズは彼から特異菌を取り除く「浄化結晶」の話を持ちかけられたことにより、菌根の世界に入り込むことになる。
その正体は菌根内に残ったミランダが菌根の世界にローズを呼び込むために作られた幻影で、実際には存在しない。
そのため公園での会話は、他の人から見たら独り言を話すローズしかいないという状況だったりする。
さ行
サムライエッジ<A.W.モデル01>
DLC「トラウマパック」適用によりデュークの大店に並ぶハンドガン。
バイオ7でクリスからイーサンに渡され、エヴリンに止めを刺した思い出深い銃である。
7本編ではクリア後報酬としてレプリカ品の「アルバート-01R」が登場。
装弾数こそ3発と少ないものの高威力で、Madhouseの難易度を多少和らげてくれる。
DLC「Not A Hero」でも、クリス(難易度Normal以下)の初期装備として登場。
通常弾以外にラムロッド再生阻害弾という特殊な弾薬が使用可能で、白いモールデッドを倒すには必須の頼れる銃器だった。
……のだが、8では
・基本性能は初期ハンドガンのLEMIに毛が生えた程度
・一切の強化が出来ず、無改造LEMIでも序盤でコンペンセイターを入手・装着すれば威力で本銃を凌駕出来るため、初心者救済にもなっていない
……とまあ、見た目以外はなんとも残念な性能になってしまっている。
せめて2周目やDLCで強化が開放されればよかったのだが。
死花の短剣
ドミトレスク城の礼拝塔にある棺で遺体と共に保管されている、中世の短剣。
アトリエ屋根裏のファイルによると、かつての当主が悪魔や魔物を殺すために作らせた、古今東西のあらゆる毒を塗られた短剣だとか。
毒は無敵と言っていいドミトレスク夫人の唯一の弱点となっており、これでイーサンに刺されたことが原因で細胞分裂が制御不能となって無敵ではなくなり、倒されることとなった。
もしこの短剣がドミトレスク城で保管されていなければ、イーサンは詰んでいたと思われる。
ゾルダート
ハイゼンベルクが従えているB.O.W.
死体の心臓を切除、代わりにカドゥを移植し電気刺激で起動させたもの。
ver1.00では元々は破壊本能に従う行動しかできなかった模様。
これを改良したのがver1.01で、頭部に制御ヘッドギアを装着することで挙動を安定化することに成功。これがハウラーと思われる。
Ver1.01が戦闘能力でライカンの相手にならなかったため、下腕部を切除して工業用ドリルを装着したのがver1.10だが、出力が足りず失敗。
ver1.10をベースに胸部に「カドゥ制御リアクター」を搭載、出力を大幅向上させライカン3体を殺害する非常に高い戦闘力を実現したのがver1.15で、これがゾルダート・アインとなった。
以降の開発はゾルダート・アインがベースとなっており、
・両手にドリルを搭載しリアクターを背中に移動させたゾルダート・ツヴァイ
・頭部に安定翼を装備し、背中にロケットエンジンを搭載することで短時間ながら飛行能力を持つゾルダート・ジェット
・全身に装甲を施し、リアクター等の防御を重視したゾルダート・パンツァー
が開発された。ボスとして登場するシュツルムは、この開発過程で出来た失敗作。
アイン以降はどれも強力ではあるのだが、リアクターへの攻撃が致命傷になる弱点は共通。
た行
○○
な行
○○
は行
ハイゼンベルク自走砲
ハイゼンベルク(変異)戦で、イーサンが乗る自走砲。
見た目はケッテンクラート風のトラクターに大型のエンジンと武装を施したような感じ。
右手側には機銃と無反動砲が装備されており、これが主兵装となる。
左手側にはチェーンソーが装備されているが、こちらは近接武器ではなく防御用。
全体的にポリマーが多く使われており磁力攻撃の影響を受けにくいため、ハイゼンベルク戦に使われることとなった。
ちなみに整備して使えるようにしたのはクリスだが、元々これを作ったのはハイゼンベルクである。
自分の弱点にもなるような兵器をなぜ自分で作ってみたのかは、不明。
ま行
マグナム
バイオシリーズでは大口径拳銃を指す言葉。
どのバイオでも高威力だが落ちている弾も少ないため、ボスや厄介な敵に対する切り札として重宝する。
本作ではM1851 ウルフスベインとS.T.A.K.E.がマグナム枠。
ちなみにバイオハザードシリーズでは大口径拳銃を指すことが多いが、実際には銃弾が強力であるアピールとしてマグナムという言葉をつけている。
そのため、マグナムを名乗るための明確な基準はなく、メーカーがマグナムと言えばマグナムになる。
そのため17口径(4.4mm)のマグナムや、ライフルのマグナムなども存在したりする。
や行
ユリアン
ルイザの屋敷に立てこもっていた村人の一人で、見張りを担当していた。
屋敷まで逃げてきたエレナにショットガンを突きつけ、負傷したエレナの父も追い払おうとする薄情な男。
ルイザによりイーサン達が屋敷に入った後は、外で見張りをしていたためライカン化したエレナ父の襲撃からは逃れることができたが、外にいたミランダの手にかかって殺された。
ら行
ルイザ
村人の一人で、高台に立派な屋敷を持っていることから村長的立ち位置だと思われる人物。
ライカンの襲撃から逃げ延びた村人を、自身の屋敷に匿っていた。
負傷者であるエレナの父やエレナ達を助けたとは言えよそ者のイーサンも匿う等、立派な人物。
だが、そのエレナの父がライカン化してしまい、振り下ろされたマチェットの一撃で絶命した。
レオナルド
村人で、エレナの父。
ファイル「レオナルドの書き置き」から察するに、元々は戦乙女の像から東の家に住んでいたと思われる。
ライカンに襲われ負傷し、ルイザの屋敷側の小屋でエレナと共に隠れていた。
性格的には偏屈気味。
イーサンの協力もあって屋敷に逃げ込むことに成功するが、屋敷の中でライカン化。
ルイザやアントン、ロクサーナを惨殺し、イーサンにも襲いかかるがエレナにショットガンで撃退。
その後も屋敷から脱出するエレナを追ってきたが、エレナと共に火の中へと落ちていった。
レドニク
ドミトレスク城の来客名簿にある名前。
納品とあるから商人だと思われるが、その後にある「男1/女3」の文字から人身売買をやっている人物と思われる。
老人
イーサンが村を訪れて初めて遭遇する第一村人。
ライカンの襲撃を受けている極限状態だというのに、イーサンが丸腰だとわかると拳銃を譲ってくれるありがたい人。
(少しでも戦力がほしかっただけかもしれないが……)
水平二連式散弾銃で武装していたが、天井からライカンの奇襲を受けて吊り上げられてしまう。
その後の穴からの流血から、ライカンに殺されたと思われる。
ロクサーナ
ルイザの屋敷に立てこもっていた村人の一人。
ライカンの襲撃で夫を亡くしたのか、ずっと泣いていた。
ライカン化したエレナの父に殺された。
わ行
○○
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