#contents
*エンディングについて
-''ヤーナムの夜明け''
--メルゴーの乳母を狩って役目を終えた主人公が、ゲールマンによる介錯を受け、長い夢から覚める。デュラは、旧市街で獣の正体に気づき、守ることを決めた。アイリーンは狩人狩りとして、ヤーナムで血に酔った対象を狩っている。登場する元夢の狩人たちはなんらかの理由があって、ヤーナムに留まっている。主人公はもう蘇ることはできないが、そもそもヤーナムに残る理由はない。獣狩りの夜はくり返され、夢に囚われたゲールマンも変わらない。主人公は夢から解放されたが、物語的にはなにも解決していない。
-''遺志を継ぐ者''
--介錯を拒み、最初の狩人であるゲールマンを倒した主人公。その後に出現した月の魔物に取り込まれ、ゲールマンの役目を継ぐ。エンディングでの人形のセリフを聞くに、メルゴーの乳母を倒し、メンシスの儀式を阻止したところで、獣狩りの夜自体は終わっていない。根本的な解決には至らず、夜はくり返される。
-''幼年期のはじまり''
--3本目のへその緒を使い、脳に瞳を得た主人公は、ゲールマン、そして月の魔物を撃破。狩人の夢と、獣狩りの夜を終わらせ、自身は上位者の赤子となった。トロフィー「幼年期のはじまり」を読む限りでは、上位者となった主人公の手により、人類は新たな進化を迎えることになる。
--''なぜ、月の魔物は取り込もうとした主人公を手放し、攻撃してきたのか。''
---主人公は、3本目のへその緒を3つ使用していたから、と考えるのが妥当だろう。「遺志を継ぐ者」との展開の違いは、ここしかない。3本目のへその緒により脳に瞳を得た主人公は、月の魔物、あるいは従来の上位者にとって脅威となる、新たな上位者だったのかもしれない。