“世界樹の大砂時計”に見守られ、栄華を誇る大領都アルビオン――。
10年前、“時の革命”によって時間を管理する術が世に広まった。
人々は自らの時間をこぞって時間銀行“BANK”に預け、または売り払って贅沢を謳歌(おうか)する。
いつしか“時(とき)”は“かけがえのない物”では無くなっていた――。
17歳の少女ルシアは、幼いころの記憶が無い。
それでも、叔父が営む喫茶店を手伝いながら、穏やかで楽しい毎日を過ごしていた。
そんなある日、領都を一大ニュースが駆け巡る。
「BANKに貯蓄されていた“時間”が謎の組織に奪われた。
――世界の残り時間は99日分しかない!」
街の活気が突如として戸惑いと混乱に変わる中、彼女は“小さな砂時計”と出逢う。
砂時計は眩(まばゆ)い光を放つと、手にとる彼女にある力を与えた。
それは、想いによって“時を止める力 ―クロノスタシス―”。
賑やかな祭りの後のような世界で、今、物語は動き出す。
ルシアと“大切な人”との、想いを乗せて――。
IP:153.174.122.150 TIME:"2014-04-24 (木) 04:14:06" REFERER:"http://h1g.jp/chronostacia/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&refer=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B7%E3%82%A2%20%E6%94%BB%E7%95%A5Wiki" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/34.0.1847.116 Safari/537.36"