調理した希少な尻肉。 食欲をそそるこの肉は、追放の地の珍しい獣の尻の肉をあぶったもので、 野蛮なこの地では最高のグルメである。 ハイボリアの諸王国では宮殿に住む貴族が大々的な宴会を開き、陰謀の匂いと 希少肉を焼く香りが会場を満たす。この伝説ともいえる獲物を確保するために、 使用人がどれほど苦労しなければならないか、どんな危機に出くわすか、 そういったことが美食家の間で語り草となっている。