基本情報
残酷の刻印を持つポニャード。
女からもらった武器を改めたコナンの顔に、残酷な笑いが浮かんだ。あの女が何者であれ、
実際的で知恵の働く人物であることは、この短剣を見れば明らかだった。
それは、柄を飾る宝石や金細工で選ばれて貴婦人の寝室で優雅な暗殺に使われるような
頼りない小剣ではなかった。正真正銘のポニャード。刃渡り40cmほどの広い刃を持つ戦士の武器だ。
先細りの切っ先はダイヤモンドのように鋭い。
「龍の刻」(征服王コナン)
およそ20年前、ある殺人鬼がネメディアの首都、ベルヴェルスを脅かしていた。
毎晩、若い男女が通りからいなくなり、自宅の玄関前で四肢が切断された状態で発見されていた。
人々は殺人鬼が捕まることを強く願っていたが、ついにある日、夜景が巡回中に容疑者を発見した。
血に染まったポニャードを持った中年の点灯夫だった。
その点灯夫は申し開きとして、信じられない話を口にした。
宙に浮き、ひとりでに動くポニャードを見たと言うのだ。点灯夫がそのポニャードに近づいたとき、
それは向きを変えて彼の喉に向かって飛んできた。点灯夫がそれをかわして振り向いたところ、
そのポニャードは彼の手押し車の側面に刺さっていたという。
この異常な話もむなしく、彼は絞首刑となった。殺人は収まった。そして、街は眠りについた。
そのポニャードを再び目にすることもなかった。
このポニャードを戦いで使うと、攻撃のたびにダメージが増す。
入手方法
用途