基本情報
非常に厚い鎧も貫通しそうな弓。
ノルドヘイム人の伝説に、ヒュペルボリアの魔法使いに捕まった吟遊詩人にまつわるものがある。
その吟遊詩人は、ヒュペルボリア人の砦に囚われていた。鋭いつららが天井から垂れ下がり、
凍るような北風が骨まで切り裂くようだった。死に瀕して、彼はイミルに祈り助け求めた。
吟遊詩人が望みを諦めかけたその時、捕らわれている塔の外で稲妻が走り、部屋の中を照らし出した。
その光が、一本のつららの中に凍っている弓の姿を照らし出した。
慎重につららを削り、吟遊詩人は驚くべき弓を取り出した。その際につららの破片をいくつか矢の形に削り出した。
彼を捕らえた者が食事を運んできたとき、彼は氷の矢をそのヒュペルボリア人へ向けて射た。
胸に当たって砕けるだろうと、半ば思いながらも。意外にも、その矢は鎧を貫き、相手の心臓に突き刺さった。
吟遊詩人は逃げ出して、弓を持っていった。
入手方法
用途