基本情報
先端が三つ又に分かれている重い槍。
「槍だ!」と彼は小声で言った。
「なぜ今まで気が付かなかったんだ!まったく男というものは、美人がいると気が散って困るな。」
「赤い釘」(紅い封土)
元々はアルゴスの海岸沿いで漁に使われていた三つ又のモリを、コスの派手好きな剣闘士アロスが
自分専用の武器として使い始めたのだ。
穂先が非常に広いため先端が重く、盾の壁の中で使うには大き過ぎるが、先端に付いた返しは
鎧や肉体を引っかけやすい。
三つ又槍は大型の獣に対して用いるのに向く。
その種に相手に対しては、精度よりも敵を食い止める威力が重要だからである。
コスのアロスはこのことを身をもって知った。
彼はメッサンティアのビースト・リザードを倒して名声と富を得た後、ダルファルの食人種に出くわして
命を落とすこととなった。
入手方法
用途