基本情報
調合に使う大釜。
象牙の王座にタスケラは腰を下ろしていた。
青銅の香炉から上る煙が彼女の周りを取り巻き、
彼女の裸の手足をなでる指のようにまとわりついていた。
「赤い釘」(紅い封土)
この地味な釜は本来、料理人が食事を作る際に使用するものだ。
しかしながらその万能性により、奇妙な実験を行う錬金術師や魔術師にも需要がある。
鋼炎剤などの触媒は、成分の特定の組み合わせを知っている錬金術師にしか製練することができない。
この種の大釜が一般的に使用されたのは、ヴェンドゥヤが最初である。
入手方法
用途