硬化した背甲の盾。 壁には黒いベルベットのタペストリーが掛けられ、 そのタペストリーの間には盾や武器が飾られているが、どれも風変わりな作りだった。 「石棺のなかの神」(円形の棺) 使用できる盾があるならば、ほとんどの戦士は戦闘に盾を持っていくことを選ぶだろう。 相手の一撃が空振りしてくれるのが一番だが、そうでなければ盾で防ぐのが次善だからだ。 この盾は、追放の地をうろつく昆虫型生物の背甲を硬化した素材で作られている。 強く耐久性があるが、金属製の盾ほど効果的ではない。