木板に取り付けた魚の剥製。 釣り人はしばしば、思い出深い獲物を記念品として取っておく。 記憶に残すためにそうする者もいれば、他人に自慢するためにそうする者もいる。 単に壁が殺風景だったからという者もいる。 この品を見るのみでは、その背後にある理由を知ることはできないが、それに思いを馳せることはできる。