樹木から染み出した粘性の物質。 樹木の血と呼ばれることもある。特に高地に生育する樹木の場合は、 そう呼ばれることが多い。樹脂は、樹皮にできた切り口から染み出し、 樹木を傷や病気から守る働きをする。人類はこの粘りのある物質に さまざまな利用価値を見出した。その中には、信仰の儀式に使われる ある種の香などもある。