基本情報
毛の生えた獣の皮。
壇の上に重なっている毛皮の中に、立派な斑点のある金色のものがあった。
それは良くできた模造品などではなく、実際の獣の皮に間違いなかった。
コナンが知るかぎり、その獣、オオキンイロヒョウは少なくとも千年前には
絶滅したはずである。ハイボリアの神話に歌われ、古代の画家たちがその姿を
好んで大理石に描いた獣なのだ。
「鋼鉄の悪魔」(鋼鉄の悪魔)
獣から剥いだ、暖かく丈夫で豪華な毛皮は、人類が初めて衣服を作るのに
利用した素材の一つである。人間に比べると大自然に対してむき出しになる
部分が少ない生き物の毛皮を身に着けることで、獣の力が手に入るとも考えたのだろう。
毛皮は蛮族の間でも文明社会でも価値が認められている。
入手方法
用途