「この空が消えてなくなるその日まで−」
学園の長い夏休み。
崩壊しかかった放送部の面々は、
個々のレベルにおいても崩れかかっていた。
初夏の合宿から戻ってきて以来、部員たちの結束はバラバラで。
今や、まともに部活に参加しているのはただ一人という有様。
主人公は、放送部の一員。
夏休みで閑散とした学校、ぽつぽつと姿を見せる仲間たちと、主人公は触れ合っていく。
屋上に行けば、部長の宮澄見里が、大きな放送アンテナを組み立てている。
一人で。
それは夏休みの放送部としての『部活』であったし、
完成させてラジオ放送することが課題にもなっていた。
以前は皆で携わっていた。一同が結束していた去年の夏。
今や、参加しているのは一名。
そんな二人を冷たく見つめるかつての仲間たち。
ともなって巻き起こる様々な対立。
そして和解。
バラバラだった部員たちの心は、少しずつ寄り添っていく。
そして夏休み最後の日、送信装置は完成する。
装置はメッセージを乗せて、世界へと——
IP:10.0.1.161 TIME:"2018-12-24 (月) 04:15:58" REFERER:"https://h1g.jp/crosschannel_tap/?cmd=edit&page=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&refer=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%20%E6%94%BB%E7%95%A5Wiki" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/70.0.3538.110 Safari/537.36"