あらすじ
「えっと……フィルヴィスさんとお揃いになるの、気になったりします?……!」
純白の衣装に身を包むレフィーヤとお揃いの衣装を恥ずかしがるフィルヴィス。
しかし、そんな甘いやり取りをダンジョンの奥から響き渡る悲鳴がかき消した。
駆け付けたレフィーヤ達を見ると、冒険者達は焦りながらダンジョンの奥へと進んでしまう。
見過ごせないと追いかけたレフィーヤたちへ謎の冒険者の一人が叫び声をあげる。
「こいつ間違いねぇ! 【死妖精】だっ!!」
「【死妖精】ですって……? ということはお前が、フィルヴィス・シャリア……!」
突如として始まった攻撃に、訳も分からぬまま地上へと駆け出すレフィーヤたち。
- 今、白巫女へ募らせた恨みの蕾が、ゆっくりと花開く……