邪悪な企てが里にもたらした事件以降――
霧幻天神流くノ一・かすみは、里を捨てた抜け忍として
とある山里に庵いおりを結び日々を忍んでいる。
一方、新生DOATEC総裁 エレナ・ダグラスは、ある事故インシデント――
不思議な能力を持つ者による突発的な――に戦慄していた……。
そして一人――
天才と呼ばれし者が、オーラの放つ怪しい光にほくそ笑む……。
平穏なひと時の裏で、邪悪な企てが動き出す。
過ぎ去りし秋ときが、むき出しの欲望によって不当に掘り起こされようとしている。
母への文を認したためるかすみの筆に、ためらいが滲にじんだ。
――まだ、おわりじゃない。
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IP:10.0.0.180 TIME:"2018-10-29 (月) 22:19:31" REFERER:"https://h1g.jp/doa6/?cmd=edit&page=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/70.0.3538.77 Safari/537.36"