はじまりは2022年の日本。 関東のはずれ、都市部から少しだけ離れ、山を越えた荒野に “全地球防衛機構軍”EDFの基地が築かれていた。
地上施設だけをみれば小規模どころか基地にすら見えなかったが、 地下には広大な格納倉庫が作られている。 その中には、平和な日本には似つかわしくないとさえ思えるほどの、 大量の武器弾薬、そして最新鋭の兵器が運び込まれていた。 先日もコンバットフレームと呼ばれる戦闘用歩行ビークルが数十台も空輸されたばかりだ。