自律衛星ライカによる支援攻撃を要請する、レーザー目標指示装置「ミクロバット」。
ミクロバットによる座標の指示を受けた自律衛星ライカは、胴体背面に係留される 大型ミサイル「ガリレオ」を切り離し発射する。 ガリレオは旋回機能を有し、発射後もレーザーで指示された目標に向かって飛翔する。
この支援要請では、EDFネービーが所有するガリレオIIを発射させる。 通常兵器の中で最大の威力を誇るガリレオIIは本来、有人の宇宙基地で厳しく 管理されていたが、EDF宇宙軍が壊滅した今は自律衛星ライカが基地の残骸を漁って ミサイルを回収、運用している状態である。 その事に危機感を持つ人間もいるが、一方でライカを担当する管制官は確信する。 「ミサイルを蓄える理由は一つ。分かり切っている」 「次に敵の母船と会敵したら、ライカはその身もろとも特攻をかけるつもりなんだろう」 |