特徴
人類の希望を託したAIビークルプロジェクトの成れの果て。
対ア駆逐殲滅戦車「ウィラタック」をテストヘッドに、AIによる自律制御を
目指して試作されたビークルで、正規の名前と形式番号は持たない。
「ピースメイカー」の名は開発中のコードネームである。
ベースとなった「ウィらタック?」の高精度なレーザー砲にAIの正確無比な
エイミングはまさに鬼に金棒で、劣勢を覆すゲームチェンジャーになると
期待されていたものの、ベイザルの電磁パルス攻撃を受けた際AIに何らかの
異常が発生、人類を敵と認識するようになってしまった。
このAIは2020年に日本のある大学で目覚めたものが自己学習を繰り返したもので
従順性やモラルあるいは“人類愛”を持つことから軍用に採用されたが
その中身は、生みの親である人類も理解できないブラックボックスであるという。
この関係は前世紀、軍用犬を使っていた人類が犬の遺伝子を知らなかったのに近い。
電磁パルスはおそらく、放射線が遺伝子のごく一部を傷つけて細胞を癌化させるように
AIの遺伝子とも言うべきプログラムの、どこかクリティカルな場所を数ビット、
0から1に書き換えてしまったのだろう。
ベイザルに「AIのプログラムを書き換える」という意思や能力があったわけではなく
天文学的な確率による不運な事故であったようだ。
攻略アドバイス
登場ミッション