自律衛星ライカによる支援攻撃を要請する、レーザー目標指示装置「ミクロバット」。
ミクロバットによる座標の指示を受けた自律衛星ライカは、胴体下部を展開して 対隕石レーザー砲「ハッブル」を照射、神々しい光の柱を形成する。
ライカに備わった核融合炉を限界稼働させる、究極のレーザー。自爆覚悟の 融合炉からは多量の放射線が漏れるため、宇宙に住む彼女にのみ許された 究極の力である。
なおライカとは、スプートニク2号に乗せられた犬の名前である。 当時の宇宙船には大気圏再突入の機能は無く、その宇宙旅行は片道切符だった。 眼下の青い星を見つめながら、最後を待つ彼女は何を想っただろう。 寒かっただろうか?苦しかっただろうか?人類を恨んだのだろうか?
……100年後の彼女に訊いてみよう。 そうだ、この戦いを終えて…! |