登場人物紹介
衛宮士郎
今は亡き義父によって「魔術」を教わるが、
未だ半人前の域を出ない未熟な魔術師見習い。
偶然にも七騎のサーヴァントの一人であるセイバーと契約を行い、
否応なく「聖杯戦争」へと巻き込まれる事となる。
遠坂 凛
本作品のメインヒロイン。
魔術の名門、遠坂家の後継者。
学園内では非の打ち所のない優等生として男子生徒の人気も上々だが、
イジワル大好きないじめっこ、という小悪魔的な本性を持つ。
現代に生きる魔術師として聖杯戦争に参加。
素人同然の主人公と衝突する。
イリヤ
本名、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
サーヴァント・バーサーカーのマスターとして聖杯戦争に参加。
銀色の髪と赤い瞳をした謎の少女。雪をイメージさせる容姿とは裏腹に、
無邪気で人懐っこい性格をしている。
物語の導入において、何も知らない主人公に接触するが────
セイバー
本作のメインヒロインで、七騎のサーヴァントの一人。
主人公と契約する。
身長150cm程と一見して小柄だが、最も優れたサーヴァントと言われる
「セイバー」の名にふさわしい能力を備えている。
中身の方も非常に融通のきかない性格の持ち主で、
主人公の性根を文字通り叩き直す毎日を送る事となる。
アーチャー
七騎のサーヴァントの一人。凛と契約する。
アーチャーの名が示す通り、弓を主装とするのだが───。
本人曰く、面白味のない人格。皮肉屋で現実主義者。
サーヴァントとしてマスターを勝たせる事を至上とする。
遊びのない性格故、ランサーとはそりが合わない。
バーサーカー
七騎のサーヴァントの一人。イリヤと契約する。
理性を奪われた代償として、全能力を倍化した狂戦士。
"壊す"事のみに特化したサーヴァントで、理性や人格は存在しない。
セイバーが最優のサーヴァントならば、バーサーカーは最強のサーヴァントである。
ランサー
七騎のサーヴァントの一人。契約者は不明。
ランサーの名が示す通り、槍を主装とする。
豪放磊落を絵に描いたような性格で、サーヴァントでありながら人間以上に人生を楽しんでいる。
粗暴で容赦のない男だが、妙に義理堅く誓約を忠実に守る一面も。
間桐 桜
本作品のメインヒロイン。
過去のちょっとしたきっかけから、
主人公や藤村先生とは家族同然の付き合いを続けている一学年下の後輩。
やや引っ込み思案なおとなしい性格をしているが、
時折主人公に対して積極的になる一面も持ち合わせている。
穏やかな日常の象徴で、戦いに巻き込まれる事はないのだが……?
藤ねえ
藤村先生。主人公にとっては姉貴分とも言える人なので、藤ねえと呼ばれている。
こんなんでも学校の教師。
いつもほんわか&ヴァイオレンスな素行で主人公を引っ掻き回す困ったひと。
美綴綾子
弓道部主将。辛辣ながらも面倒見のいい性格で、
部員からの信望も厚い姉御肌の女丈夫。
射において主人公をライバル視していたが、
主人公が部を辞めてからは余計に愚痴を言ってくるようになった複雑なひと。
この世で怖いのは父親と藤村先生だけだとか。
間桐慎二
間桐桜の兄。主人公とは同級生で、数年前から親しくしていた友人でもある。
男友達は少ないが、女友達は多いという判りやすい遊び人。
主人公がかつて所属していた弓道部の副主将。
柳洞一成
生徒会会長。主人公の同級生。
町の郊外にある山寺、柳洞寺の跡取息子。
容姿端麗にして成績優秀、くわえて性格も穏やかなので人望はあるのだが、
達観しすぎていて気のおけない友人は少ないという変わり者。
葛木宗一郎
現代社会と倫理を受け持つ教師。生徒会顧問。
厳格な教育方針から苦手とする生徒は多いが、
絵に描いたような実直さからか、嫌っている生徒は少ない。
遠坂凛のクラスの担任でもある。
言峰綺札
魔術協会に所属しながら、聖杯戦争の監督役として冬木の街に派遣された神父。
神父らしからぬ威圧感を持ち、迷いを解く聖職者というよりは罪を暴く閻魔である。
マスターによって引き起こされる事件の隠蔽、
サーヴァントを失い無力化したマスターの保護等、戦いを潤滑に進める存在となる
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