後日談/マヌエラ
FE風花雪月、マヌエラの後日談をまとめていきます。
完全にネタバレですので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
奇跡の歌姫
ガルグ=マクを出たマヌエラは、多大な戦禍を被ったとある街に移り住み、そこで学校を開く。
街の復興に尽力しつつ、子供らが生きる術を得るために教鞭を執り続けた。
彼女は生涯独身を貫いたが、多くの子供に囲まれ、騒がしくも幸せな晩年を過ごしたという。
貴族の中の貴族×奇跡の歌姫
フェルディナントは、エーギル公爵位を取り戻すと、すぐさまマヌエラと結婚。
二人は領内の改革に着手し、彼女のこれまでの経験が改革を大いに助けることになる。
彼女は歌姫や教師だった頃の人脈を活かして人材を集めると、自ら指導に当たり、
医師としても活躍するなど、多彩な才能を発揮。エーギル公爵領は瞬く間に復興を遂げた。
その功績によりフォドラ全土の統治に携わることになったマヌエラは、
出産を経てのち東西に奔走し、フェルディナントは自領を守りながら子育てにも
精を出したという。
神秘の歌姫×奇跡の歌姫
存続の危機に合ったミッテルフランク歌劇団は、マヌエラとドロテア、
二人の歌姫を擁して瞬く間に再建された。彼らは戦後の復興に立ち上がると、
フォドラ各地の街を巡りながら、歌劇で人々を慰撫するとともに、その収益を使って
復興事業を支援する。時には陣頭に立って作業を手伝うこともあったという。
やがて戦争の爪痕が薄らいでくると、立役者となった二人は歌劇団から姿を消した。
一緒の舞台に立つという夢をかなえた彼らは、残る人生を互いのためだけに紡いでいく。
その生は、きっと輝いていたことだろう。
赤薔薇の貴公子×奇跡の歌姫
グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に注力した後、
フォドラ全土の統治にも携わるようになっていた。政治家としての名声を得た彼は、
突如自身の婚姻を発表する。その相手とは、とある街で学校を開いていたマヌエラだった。
戦災に苦しむ子供に明るい未来を見せたい、そんなマヌエラの願いを叶えるため、
ローレンツも全力で支援。同様の学校をフォドラ各地に創設し、フォドラの復興と
発展に大きく貢献した。彼らの功績を讃え、すべての学校には二人の銅像が建てられている。
志を継ぎし者×奇跡の歌姫
戦後、セテスは教団再建のため大修道院に留まることを決めたが、マヌエラは
別れを惜しみつつ大修道院を出て行った。数年を経て教団の再建に目途が経った頃、
マヌエラから近況を伝える手紙が届く。彼女は戦禍を被った小さな町で、
子供らのために学校を開いたという。改めてマヌエラの心の美しさに気づかされた
セテスは、教団の職務を辞すと、マヌエラの元へ向かい、学校の運営に
協力したいこと、そして彼女を妻にしたいことを伝えた。
マヌエラはそれを快諾、多くの子供に祝福されて二人はついに結ばれたのだった。
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