FE風花雪月、マリアンヌの後日談をまとめていきます。
完全にネタバレですので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
呪縛解けて前へ×自由人
ヒルダとマリアンヌは実家に戻っても頻繁に手紙を交わし、友情を深めていった。
装飾品作りに熱中するヒルダが職人養成学校の創設に着手すると、マリアンヌはその活動を支援。
エドマンド辺境伯家の潤沢な財源が注がれ、フォドラ各地にも同様の学校が建てられるほどになる。
数多の優秀な職人が育っていったフォドラでは、品質の高い装飾品が大量に生産され出し、
重要な交易品としてフォドラに富みをもたらす結果ともなった。
なお、当時ヒルダがマリアンヌに贈った装飾品は、フォドラの至宝として後世に受け継がれている。
救国の王×呪縛解けて前へ
戴冠を受けて正式に王位を継承したディミトリは、統一王としてフォドラの統治と改革に心血を注ぐ。
そして即位から数年、彼は心を寄せていたマリアンヌを王妃として迎えた。
彼はさまざまな事績を成したが、そこには義父エドマンド辺境伯の薫陶を受けたマリアンヌによる多くの助言があったとされている。
のちに病を得て倒れたディミトリは、最期まで妻を残し世を去るのを惜しんだという。
「彼と共に過ごした時間は、何にも代えがたい幸福だった」。後年発見された王妃手記には、震える文字でそう記されている。