FE風花雪月、セテスの後日談をまとめていきます。
完全にネタバレですので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
セテスはその後も大修道院に留まり、セイロス聖教会の権威回復に努めた。かつてのような
厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置を取るよう運営方針を転換。異教徒の
信仰も尊重するよう指導したことで、フォドラの閉鎖的風潮は徐々に解消されていった。
セテスはその後も大修道院に留まり、セイロス聖教会の権威回復に努めた。かつてのような
厳格さは鳴りを潜め、何事においても寛大な措置を取るよう運営方針を転換。異教徒の
信仰も尊重するよう指導したことで、フォドラの閉鎖的風潮は徐々に解消されていった。
戦後、セテスは大修道院に留まり、引き続き教団の再建に努めた。一方、ヴァーリ伯爵位の
継承権を放棄したベルナデッタは、大修道院に居着いて引き籠もり生活に入った。
セテスは職務の合間に寓話を捜索して教団に提供していた、それが好評を博して手ごたえを
感じた彼は、教団の再建が一段落すると職務を辞し、寓話作家に転身。フォドラの未来を担う
子供たちに向けた寓話を何作も生み出した。なお、彼の作品は挿絵も評価されているが、
その作者について聞かれても「引きこもりの妻が」としか答えなかったという。
フレンは戦後まもなく姿を消したが、セテスはその後も大司教補佐として大修道院に
留まり、教団の権威回復に努めた。かつての厳格さは鳴りを潜め、何事においても
寛大な措置を取るよう運営方針を転換。時代に即した協議の改革を妥協なく推し進め、
信徒に混乱のないことを見届けてから大修道院を去った。
それから数百年を経て、すっかり様変わりしたフォドラに、古風な装いの男女が現れる。
女は傍らの男に尋ねた。「この時代では、お父様と呼んでもよろしくて?」
男は答える。「やはり兄妹のほうが自然ではないか?」
戦後、セテスは教団再建のため大修道院に留まることを決めたが、
マヌエラは別れを惜しみつつ大修道院を出て行った。
数年を経て教団の再建に目途が経った頃、マヌエラから近況を伝える手紙が届く。
彼女は戦禍を被った小さな町で、子供らのために学校を開いたという。
改めてマヌエラの心の美しさに気づかされたセテスは、教団の職務を辞すと、
マヌエラの元へ向かい、学校の運営に協力したいこと、そして彼女を妻に
したいことを伝えた。マヌエラはそれを快諾、多くの子供に祝福されて
二人はついに結ばれたのだった。
戦後、セテスは想いを寄せていたカトリーヌに求婚したが、カトリーヌは
レア不在の教団に留まることを拒み、大修道院を去っていった。
その後もセテスは、忙しい職務の合間にカトリーヌに手紙を送り続けたが、
彼女からの返信はいつも「大修道院に戻る気はない」というものだったようである。
やがて教団の再建に目途がつくと、セテスは職務を辞して、カトリーヌの元を訪ねた。
拒否する理由のなくなったカトリーヌは、ついに結婚を承諾。
レアのいない新しい時代を二人で歩むことを誓ったのだった。