- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
>FE風花雪月、''マリアンヌの後日談''をまとめていきます。
&color(red){''完全にネタバレですので、閲覧は自己責任でお願いいたします。''};
#contents
RIGHT:【[[マリアンヌ]]】
RIGHT:【[[後日談一覧>クリア後に表示されるもの]]】
*呪縛解けて前へ
自領に戻ったマリアンヌは、フォドラの危機を救った英雄として領民から熱烈に迎えられた。
義父も彼女の才能を認めて次期領主として再教育。
武器より言葉こそが力となる、という義父の薫陶を受けた彼女は、
フォドラ屈指の弁論家へと変貌を遂げることになる。
*呪縛解けて前へ×自由人
ヒルダとマリアンヌは実家に戻っても頻繁に手紙を交わし、友情を深めていった。
装飾品作りに熱中するヒルダが職人養成学校の創設に着手すると、マリアンヌはその活動を支援。
エドマンド辺境伯家の潤沢な財源が注がれ、フォドラ各地にも同様の学校が建てられるほどになる。
数多の優秀な職人が育っていったフォドラでは、品質の高い装飾品が大量に生産され出し、
重要な交易品としてフォドラに富みをもたらす結果ともなった。
なお、当時ヒルダがマリアンヌに贈った装飾品は、フォドラの至宝として後世に受け継がれている。
*救国の王×呪縛解けて前へ
戴冠を受けて正式に王位を継承したディミトリは、統一王としてフォドラの統治と改革に心血を注ぐ。
そして即位から数年、彼は心を寄せていたマリアンヌを王妃として迎えた。
彼はさまざまな事績を成したが、そこには義父エドマンド辺境伯の薫陶を受けたマリアンヌによる多くの助言があったとされている。
のちに病を得て倒れたディミトリは、最期まで妻を残し世を去るのを惜しんだという。
「彼と共に過ごした時間は、何にも代えがたい幸福だった」。後年発見された王妃手記には、震える文字でそう記されている。
*貴族の中の貴族×呪縛解けて前へ
フェルディナントはエーギル公爵位を取り戻すと、マリアンヌとの婚姻を発表。
エドマンド辺境伯家の支援を受けて領内の改革に着手した。
二人は決して義父のエドマンド辺境伯に頼りきりにはならず、
彼ら自身にできることを少しずつ進め、エーギル公爵領は徐々に復興していく。
特にマリアンヌの活躍目覚ましく、領民もフェルディナントも
彼女の笑顔を見るために一体となって尽力した。
のちにフェルディナントは妻の事績を称えて銅像を造らせたが、
妻自身の願いで永久にお蔵入りとなったという。
*正義の一矢×呪縛解けて前へ
アッシュは騎士に叙され、ガスパール家の相続を認められる。
だが、若く経験の浅い城主を認めぬ民も多く、統治は難航していた。
そんなある日、アッシュの元を訪れたのはマリアンヌだった。
彼女は義父より学んだ知識を活かし、彼の統治を盤石のものとしてみせる。
これを契機に、ガスパール家とエドマンド家は強い信頼で結ばれることとなった。
アッシュはある時、なぜ見返りもなく助けてくれたのかとマリアンヌに尋ねた。
すると彼女は微笑み、アッシュを支えることが今の自分の夢なのだ、と語ったという。
*赤薔薇の貴公子×呪縛解けて前へ
グロスタール家の新たな当主となったローレンツは、しばらく自領の復興に
注力した後、フォドラ全土の統治にも精力的に携わるようになった。
優秀な政治家としての評価を得た彼は、突如自身の婚姻を発表する。
その相手とは、エドマンド辺境伯の養女マリアンヌ。
やり手の義父から領内経営を学んでいた彼女は、ローレンツとの婚姻に伴い
フォドラ全土の内政にも参画。
特に酪農の振興で大きな成果を挙げたことから、二人は“牛馬の父母”と讃えられた。
なお、ローレンツはその名で呼ばれることを喜んでいなかったともいう。
*レスターの野獣×呪縛解けて前へ
ラファエルは、地元の領主に騎士として仕えた後、宿場を開いて働いていた。
鳥と食事ができたら楽しいだろうと思いついた彼は、宿場の横にエサ台を設置して
“鳥の食堂”の看板を掲げると、これが評判となり遠方からも客が訪れるようになった。
そんなある日、鳥と楽しそうに話す女性が現れる。歩み寄るラファエルに笑顔を
向けたのは、やはりマリアンヌだった。鳥の食堂の噂を聞き、どうしても見たく
なったのだという。ラファエルに請われて宿場にとどまった彼女は、鳥と話せる
女将として宿場を繁盛させることになる。
*呪縛解けて前へ×紋章学の父
戦後、マリアンヌは実家に戻ったが、ハンネマンとは頻繁に手紙を交わして
親交を深めていた。紋章学の研究を続けていたハンネマンが資金難に陥ると、
マリアンヌは彼を義父と引き合わせて研究活動を支援した。
やがて彼の研究は実を結び、紋章を持たずとも同等の力を使える「魔道具」を発明。
エドマンド辺境伯の財力によって量産され、フォドラの発展に大きく貢献した。
更にハンネマンは、戦闘以外で紋章の力を生かすための平和的紋章学を創始。
その研究成果をもって後年、爵位を継いだマリアンヌを支えた。