FE風花雪月、メルセデスの後日談をまとめていきます。
完全にネタバレですので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
志を継ぎし者
メルセデスは家を飛び出し、ガルグ=マクの修道士となる。救いを求める人々に真っすぐ
向き合い続けた彼女は、多くの信徒から愛されたといわれている。生涯女神と人々の
ために尽くしたメルセデスは、後世の修道士たちの模範として、長く崇拝の対象となった。
秩序の守護者×慈愛の微笑み
○○○は聖教会の新たな大司教に就任すると、修道士として働き始めていたメルセデスを伴侶とすることを発表する。
聖教会は戦災で職を失った者や、家を失った子供たちへ積極的な支援を行ったが、
これはメルセデスの発案であったともいわれている。
二人は公務の合間を縫って街へと出かけては人々に交じって復興を手伝った。
民と共に汗を流す大司教とその伴侶の姿に、民衆は新たな時代の到来を実感したという。
二人は命の尽きるその日まで、どんな時も支え合い、仲睦まじく暮らしたのだった。
慈愛の微笑み×花開く努力
アネットは故郷フェルディアに戻り、魔道学院の講師として教鞭を執る。
一方、メルセデスは家を飛び出し、ガルグ=マクの修道士となった。
二人は毎日のように手紙を交わし、嬉しいことも悲しいことにも、
自らの身に起きた出来事のように喜び、悲しんだという。
数十年の後、アネットは教師を辞してガルグ=マクへと移り住む。
メルセデスは親友との再会を喜び、気ままに晩年を過ごす。
それは決して裕福な暮らしではなかったが、
二人の間には最後まで明るい笑顔が絶えなかった。