近未来、七つの結晶が突如地球に出現。
その後、大量の結晶鉱脈が成長し、瞬く間に地表を覆った。
結晶の中には「源力」と呼ばれる未知のエネルギーが含まれており、当初は石油に代わる最新のエネルギーになれると期待されていた。
だが、突如驚異的な速度で成長し、人類が源力に感染し「骸晶」になってしまった。
さらに多くの地域が結晶に覆われて荒れ果ててしまう。
わずか数週間で地球の半分が厄災に陥ることとなった。
これが、「大爆発」と呼ばれる人類の運命を変える出来事であった。
生き延びた人々は各地の避難所に身を隠し、文明の復旧を始めた。
それと同時に、源力結晶を忌み嫌うもの、利用するもの。
信念の違いにより、人類の分裂が始まった。
結晶は一体どこから現れたのか?
天災か、またはその他文明からの攻撃か?
そして我々の運命は?
これは、そんな世界に翻弄される、一人の少年と少女たちの物語である。