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クロスベル自治州
エレボニア帝国、カルバード共和国という二大国の狭間に位置し、巨大貿易都市として発展を遂げた自治州。
約70年もの間、二大国の圧力を受けながらも自治州として存続していたが七耀暦1205年、
帝国軍によって併合されたクロスベルは属州として統治下に置かれることとなった。
その後、エレボニア帝国、カルバード共和国に加え周辺諸国をも巻き込んだ“世界大戦”の停戦にともない、
クロスベルに駐留していた帝国正規軍の撤退が決定。
これに反発した総督府治安部隊が市内全域を占領するという事件が発生するものの、
《特務支援課》をはじめとする人々の活躍によりクロスベルの解放に成功。
そして――七耀暦1207年。
帝国の占領から2年数ヶ月の時を経て、アルテリア法国承認のもと、
再びクロスベルの自治権が認められる「再独立調印式」を迎えることとなった。
クロスベル警察・特務支援課
クロスベルの治安維持組織「クロスベル警察」が遊撃士協会に対抗するため七耀暦1204年に設立した部署。
当初は「市民の人気取り」だと揶揄され、市民からも軽視されていたがクロスベルで起きた数々の難事件を解決していく中で
その存在意義が見直され、人々からも信頼を集めるようになっていった。
帝国によるクロスベル占領をきっかけにクロスベル警察が「クロスベル軍警」として再編され、
《特務支援課》も事実上解散状態となってしまったものの、その後、ロイドらの活躍によりクロスベルの解放に成功。
市内の治安維持を目的として即座に軍警が解体され、クロスベル警察/クロスベル警備隊としての再編が決定。
元警察官、警備隊員の多くが現場への復帰を果たした。
また、その過程で《特務支援課》の再始動も決定し、セルゲイ課長指揮の下、
オリジナルメンバーであるロイド、エリィ、ティオ、ランディが支援課の活動を正式に再開させることとなった。
エレボニア帝国
ゼムリア大陸西部に位置する《黄金の軍馬》を紋章に掲げる旧き大国。
帝国全土を覆った災厄《巨イナル黄昏(オオイナルタソガレ)》の影響により
周辺諸国を巻き込んだ世界大戦という事態が引き起こされてしまったが、
《ヴァイスラント決起軍》や生還したオリヴァルト皇子ひきいる《光まとう翼》、
そしてリィン・シュバルツァーを中心とした新旧《VII組》が帝国の忌まわしき“呪い”を解き放ち、大戦を終結へと導いた。
停戦後、皇帝ユーゲントIII世の復帰が発表され、クロスベルや共和国方面に展開していた帝国軍の即時撤退が決定。
鉄血宰相ギリアス・オズボーンに代わりレーグニッツ帝都知事が帝国政府の暫定首班となり、
皇族や四大名門とともに国民や諸外国の信用を取り戻すべく尽力していくこととなった。
トールズ士官学院
帝国中興の祖「ドライケルス大帝」によって設立された、200年以上の歴史を持つ伝統ある士官学校。
七耀暦1206年に新設された第II分校は当初、帝国政府の意に沿わない教官や生徒たちを集めた訳アリ学校という立場だったが、
大戦前後に第II分校が目覚ましい活躍を見せたことでその存在意義が見出され、分校として正式に存続することが決定した。
一方で、帝国正規軍の軍備縮小にともなって帝国内に配備されている「機甲兵」の兵器としての脅威が改めて取り上げられることとなり、
士官学院に導入されている<b>「機甲兵教練」</b>の授業も、その必要性について見直す動きが出始めている。
3と9
各国でベストセラーとなった冒険小説。
殺し屋の少年《ソードの3(スリー)》とパートナーの少女《ソードの9(ナイン)》が組織を裏切り脱走を図るという筋書きとなっている。
二人の暗殺者の生き様を描いた本作は老若男女を問わず様々な年代層のファンを獲得しているが、
「執筆者が不明」という謎めいた点もこの小説の魅力に拍車をかけている。
熱心な読者の間では、「主人公たちのモデルとなった人物を捕らえるため、
“手配書”代わりにこの小説が各国で出版された」というまことしやかな噂話が囁かれることも。
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