昭和58年初夏。
例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、
昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。
ここは都会から遠く離れた山奥にある寒村、雛見沢村。
人口2千に満たないこの村で、それは毎年起こる。
―雛見沢村連続怪死事件―
毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
隠蔽された怪事件、繰り返される惨劇。
陰謀か。偶然か。それとも―祟りか。
いるはずの人間が、いない。いないはずの人間がいる。
昨夜出会った人間が、生きていない。そして今いる人間が、生きていない。
惨劇は不可避か。屈する他無いのか。
でも屈するな。
運命は、その手で切り開け。
IP:153.161.198.99 TIME:"2015-01-05 (月) 02:32:38" REFERER:"http://h1g.jp/higurashi_matsuri_kakera/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&refer=%E6%94%BB%E7%95%A5%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%BC%95%E3%81%8D" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/39.0.2171.95 Safari/537.36"