○○
海の向こうにあるらしい国。本作では調査部隊がサンフランシスコに上陸しているだけで、国そのものに行くことは出来ない。
預言者とよばれる役職のみとはいえフォーカスが使える人物がいるなど、作中に存在する組織の中ではかなり技術力が高い国といえる。
ただ、そのフォーカスがアーロイ達が使っているものより旧式のため2040年以降のデータを読むことが出来ず、それにより過去の事柄を一部歪めて認識してしまっている。
クエンから派遣された調査隊のトップであり、皇帝の甥にあたる人物。
天変地異により滅亡の危機を迎えるクエンを救うため、始祖の一人でありクエンで崇拝されているテッド・ファロ最期の地と言われるサンフランシスコへの遠征を提言。
その提言は受け入れられ、皇帝は彼を調査隊を任せると共にシーオ(おそらくは会社の最高責任者である「CEO」が元ネタ)の名を与えた。なので本名は不明。
自身をテッド・ファロの再来と公言しているが、それにふさわしい傍若無人な性格。
アルヴァによるとシーオの行動に疑問を持った者は彼の部隊に始末されていたらしく、そんな辺りもファロっぽい。
アーロイの力を借りてテーベの中に入ることに成功するが、アーロイの制止を無視して最深部に進み、変わり果てたテッド・ファロと対面。
さらにファロの死がテーベの崩壊に繋がると気づいていたアーロイの制止をまたも無視してファロだったものを殺害。
クエンにとって不都合な真実を知ったアーロイとアルヴァを始末するよう部下に命じ、自分は崩壊するテーベから脱出しようとしたが、巨大ファロ像の頭部に潰されて死んだ。
矢じりの手にいるテナークスの砂漠の一派に属する若者。
少々粗暴ではあり導師であるジェダッカのことをジジイ扱いしているが仲間思いであり、熱砂の槍から水を配給してもらうために仲間と共に機械の心臓を集めている。
だが機械の心臓を持ってきても水の配給がされないことから、砂漠の一派の司令であるヤーラと激しく対立。
更に熱砂の槍の水の供給源だった砂の裂け目の不具合に、知らずとは言えドラッカの仲間が関与していたことからヤーラとの対立は決定的なものとなり、征服者の門でヤーラ一派との決闘へと発展してしまう。
アーロイはここでヤーラとドラッカ、どちらかの味方となりどちらかを倒さなければならないという選択を強いられることとなる。
ドラッカに味方すると、ヤーラを殺害し司令となる。
その後はヤーラの苦労を感じながらも、司令として奮闘している模様。
○○
○○
○○
熱砂の槍の司令を務める、テナークスの女性。
砂の裂け目からの水供給が滞ってしまったため窮地に陥りつつある中、部族からの抗議を力で黙らせつつ、代わりの水源を探していたが成果が上がらずにいた。
後にジェタッカが連れてきたアーロイのお陰で水源からの水の供給が再開され水供給の心配は無くなった。
……のが、水源のレバーにはドラッカの仲間の槍が刺さっており、これが供給に悪影響を与えていたことから彼女は「ドラッカが司令の座を狙ってこの騒ぎを引き起こした」という考えに凝り固まってしまい、遂にはドラッカ一派との決闘へと発展。
アーロイはここでヤーラとドラッカ、どちらかの味方となりどちらかを倒さなければならないという選択を強いられることとなる。
なお、ドラッカの言い分としては水源確保のための試行錯誤の結果でそこが熱砂の槍の水源とは知らなかったとのこと。
彼がアーロイのようにフォーカスや古の知識を持っているわけでもない上、司令たるヤーラ自身もあの場所が水源だとは知らなかったくらいなので、ドラッカの策略だというのは彼女の勘違いだと思われる。
○○
○○