――時は鎌倉時代、1192年。
征夷大将軍、源頼朝に滅ばされたはずの弟、源義経は、あやかしの力を得て生きていた。
ある日、薬師であるあなたは傷ついた妖狐を助けた直後、頼朝と義経の戦いに巻きこまれてしまい・・・
お前の魂は美しい。よって、この俺と契ることを許そう
何と、助けた狐は妖狐だった・・・!
彼に取り憑かれ、不思議な力で危機を脱したあなた。
その力のせいで、頼朝率いる幕府から協力を求められ、義経率いる反乱軍と戦うことになり・・・
狐憑き――お前は今日から俺のものだ
源氏兄弟を中心に沸き起こる戦乱の中であなたは、狂おしくも鮮やかな恋に落ちていく――