大都会東京で中堅広告代理店に勤める、ごく普通のサラリーマン、小田桐伸吾。 仕事もプライベートもそれなりに充実した29歳という年齢に差し掛かっていた。 付き合って3年になる恋人の神山美樹がいる。 彼女と結婚すれば、それなりに幸せな人生を歩めそうな予感はある。 しかし、伸吾の胸のうちには、「このまま一生サラリーマンで終わっていいのだろうか?」 という思いがくすぶっていた。 ある日をきっかけに人生の転機を迎える。 学生時代は「大した男ではない」と思い込んでいた後輩と、街で偶然出会う。 ビジネスで大成功していた後輩は、憧れの有名モデルと付き合い、 セレブな暮らしを送る青年実業家に成長していたのだった。 抑えきれない羨望と嫉妬心をかきたてられ、独立・起業への決意を固める。 サラリーマン人生に終止符を打った伸吾は、小さなショップからスタートし、 起業ミッションである業界ナンバー1を目指す。 人生観やビジネスの指南を受けながら、事業の成長と共に立ちはだかる、 幾多の試練や罠を乗り越えていく。 ひとつひとつの選択が、成功を左右する、厳しいビジネス社会が舞台。 「失ったモノが大きいから、得たモノも大きいのだ。」 「失うモノを失わずに、もっと大きなモノを得る方法があったかもしれない。」 成功者だけが知りうる事実。 いったいどちらの選択が正しいのかは、誰もわからない……。 IP:111.99.92.52 TIME:"2018-02-26 (月) 07:19:11" REFERER:"https://h1g.jp/kigyodo/?cmd=edit&page=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&refer=%E9%96%A2%E9%80%A3%E5%95%86%E5%93%81" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/63.0.3239.132 Safari/537.36"