【EVO Japan 2020】大乱闘 スマッシュブラザースSPECIAL 決勝トーナメント速報
EVO史上、前代未聞の三千人を越えるエントリー人数になり、その人気の高さが垣間見えた『大乱闘 スマッシュブラザースSPECIAL』。
二日にわたる予選を戦い抜き、決勝トーナメントに駒を進めた八人の選手は、どの様な戦いを見せてくれるのでしょうか。
・ウィナーズ
こめ(シュルク)、てぃー(パックマン)、SunSister/しゅーとん(ピクミン&オリマー)、RayRoadGaming/ぱせりまん(フォックス)
・ルーザーズ
KEN(ソニック)、ザクレイ、TG/ライト(ダックハント、バンジョー&カズーイ)、しきー(ゼロスーツサムス)
注目の一戦
ウィナーズ一回戦第二試合、しゅーとん選手とぱせりまん選手のバトルに目を向けてみましょう。
双方、軽量級のファイターを使用している事もあり、目まぐるしい展開になりました。
しゅーとん選手が使用するピクミン&オリマーは、ピクミンの引き運が強弱に直結する難しいファイターですが、この試合でも相手を吹き飛ばしながらピクミンの調整、隊列変更を巧みに使い、確実にダメージを与えていきます。
ぱせりまん選手は、その圧倒的な実力で予選を勝ち抜いてきましたが、第一セットでは接戦の末に落としてしまい、続く第二セットでは、しゅーとん選手の巧みなピクミンさばきで徐々に押され、終盤でストックを一つ削ったものの、直後に反撃されて敗北してしまいました。
決勝戦
決勝戦は、ウィナーズを難なく勝ち上がったしゅーとん選手と、一度はルーザーズに落ちたものの、そこから這い上がったこめ選手との戦いになりました。
両選手が使用するファイターは、ピクミンの操作が忙しいオリマーと、モナドアーツの使い分けで戦術の幅を広げるシュルク、どちらもテクニカルな要素の強いキャラクターです。
決勝戦は三セット先取制になりますが、この試合でもしゅーとん選手のピクミンさばきが冴え、こめ選手を翻弄します。
こめ選手に反撃の機会を与えず、しゅーとん選手が終始、自分のペースを維持し、セットカウント3-0で見事に優勝を飾りました。
そして表彰式では、シリーズの生みの親である桜井政博さんが登壇し、トーナメント参加者に賞品を授与し、健闘を讃える言葉を送りました。
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