【EVO Japan 2020】GUILTY GEAR -STRIVE- 体験レポート
ファン待望のシリーズ最新作、国内初のプレイアブル出展!!
EVO Japan 2020会場内のアークシステムワークスブースでは、1月24日と25日の二日間、ギルティギアシリーズ最新作『GUILTY GEAR -STRIVE-』の国内初の試遊が実施されていました。
試遊の待機列は大勢のファンが並んでおり、人気の高さをうかがい知る事ができました。
今回、この最新作を体験する事ができたので、プレイレポートをお伝えします。
ギルティギアは、次の段階へ
まず目を引いたのが、従来のシリーズから一新されたタイトルロゴです。
「システム面を始め、一から作り直した」とのお話も伺ったので、新たな一歩を踏み出す意味も込められている様です。
次の注目点は、『Xrd』シリーズから更に強化されたグラフィックが挙げられます。
前作でも「アニメーションを自分で動かす事ができる」と好評でしたが、キャラクターのデザインも一新された上に細部のディティールまできめ細やかに描かれており、前作以上のこだわりを感じます。
新たに採用された演出の一つに、「壁」が存在する事が挙げられます。
これは、画面端に相手を追い詰め、連続技や大技を決めると「壁」にひびが入り、一定のダメージで破壊されて相手が吹き飛び、舞台が同じステージの別の場所に移行します。
この状態で覚醒必殺技を当ててフィニッシュした時は、「壁」を突き破って遥か彼方へ飛んでいく演出に変化します。
継続して採用されたシステムの一つ「ロマンキャンセル」は、従来シリーズからエフェクトが赤、紫、黄、青の四色に増え、それぞれ役割や効果が違うとの事です。
各色の詳細は、現時点では不明ですが、戦いの幅が拡がるものになるそうです。
また、「ガトリングコンビネーション」等、廃止されたシステムも幾つかありました。
これは、シリーズの花形と言えるコンボが廃止された訳ではなく、キャラクター毎に決められたコンボが新たに採用され、それを踏まえた戦い方が要求されます。
プレイアブルキャラクター所感
今回の試遊では、2019年11月までに公開された六人のキャラクターで遊ぶ事ができました。
それぞれのキャラクターを触れてみた所感を記します。
ソル=バッドガイ
元科学者であり、GEARの存在にも関わっている、シリーズ通しての主人公です。
インファイト寄りの万能ファイターというスタイルは従来作通りですが、当たると相手が派手に吹き飛ぶ様になった技が多く、「壁」に追い詰めていく戦い方が面白そうです。
カイ=キスク
髪型が再びショートカットになった、イリュリア連王。
ソルと対極をなす、飛び道具を主体とした万能キャラクターで、今作では電気系の必殺技を当てると帯電状態(一定時間、微弱な削りダメージを与える)を付与する事ができ、それを絡めた闘いが重要になりそうです。
メイ
ジェリーフィッシュ快賊団の一員で、今回のバージョンでは紅一点になります。
手持ちの錨と海洋生物を使った戦いを得意とし、パワーファイターでありながらも、必殺技を駆使した機動力も備えているので、遠距離からの攻めの手段も持ち合わせています。
ポチョムキン
『Xrd』から装備が追加された、ツェップの特務外交官。
「ポチョムキンバスター」の破壊力と、ダッシュを持たない機動力の低さは従来どおりですが、突進技の「ハンマーフォール」や「F.D.B」の牽制で補える点も見逃せません。
チップ=ザナフ
更にマッシヴになった、東チップ王国の「自称」大統領。
攻撃力と体力が低い反面、それを手数と機動力で補うスピード型のキャラクターで、強化された突進技「αブレード」を絡めたコンボが猛威を振るいそうです。
アクセル=ロウ
未だ、元の時間軸に戻れない「時の旅人」。
鎖鎌を使った遠距離攻撃を主軸とし、それでいて接近戦の性能も悪くないキャラクターですが、試遊バージョンでは『Xrd』まで対空技として重宝した「弁天狩り」が存在しなかったので、別の対抗策を講じる必要がありそうです。
最後に
変更、削除されたシステムはあるものの、実際に遊ぶと、これまで以上の爽快感を味わう事ができました。
特に「壁」システムが爽快感に一役買っており、これで相手を倒した時は、ギャラリーからも賞賛されるでしょう。
今後も、システムやキャラクターの追加情報が発表されるので、続報に期待しましょう。
そして、時期は未定ですが、クローズドβテストも実施されるとの事です。
こちらも、詳細は公式ホームページ等で告知される予定です。
公式サイト:https://www.arcsystemworks.jp/guiltygear/
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