【TGS2021】『真・女神転生V』体験レポート
8年ぶりの新作、遂に登場!!
社会情勢を鑑みて、今年もオンライン中心で開催された「東京ゲームショウ2021」ですが、報道及びインフルエンサー向けに公開された幕張メッセ会場では、初公開となる幾つもの新作の体験ができました。
セガ/アトラスのブースでは、11月11日に発売される『真・女神転生V』が展示されていました。
『IV』から8年ぶり、『IV FINAL』から5年ぶりとなるナンバリングタイトルの最新作です。
試遊ブースは、ゲーム内の「邪教神殿」をイメージしたものとなっており、側に鎮座した一つ目が特徴の悪魔「デカラビア」が出迎えてくれます。
正しく東京砂漠!?
今回、試遊できたのは、ゲーム序盤とおぼしき東京南部に相当するエリアです。
悪魔に対抗できる存在「ナホビノ」となった主人公は、様々な思惑が交錯する中、砂漠の中に文明の遺構が点在する、もう一つの東京「ダアト」を旅します。
今作では、通常の仲魔以外に「クエストナビ」と呼称される悪魔が同行し、戦闘以外の面でダアトの旅をサポートしてくれます。
体験版では、悪魔「アマノザコ」が常に主人公の側についてきて、怪しい場所を発見するとナビゲートしてくれます。
その場所を調べるとマッカやアイテムを獲得できますが、別の悪魔を呼び出してしまう時もあります。
ごくまれに、出現率の低い特殊な悪魔「御魂」が出現することも……?
その口調もあいまって、荒涼した地に添えられた花であり、一服の清涼剤としての役割りと感じました。
また、進行次第で他の悪魔がクエストナビに就いてくれるかもしれない……との情報があります。
また、点在する施設などにいる特別な悪魔は、主人公に様々な依頼を行ったり、有益な情報を与えてくれます。
地獄の沙汰もマッカ次第?
今作の戦闘は、恒例のプレスターンバトルで行われます。
敵の弱点を突いて有利に進めるだけでなく、行動によって蓄積される「マガツヒゲージ」が満タンになると、強力な「マガツヒスキル」を発動できます。
このスキルは、攻撃だけでなく補助や回復できるものも用意されており、使いどころを見極めれば、不利な状況を一変させる力を秘めています。
但し、敵も行動でマガツヒを集めるときがあり、直後のターンに強力な攻撃を行います。
歯ごたえ充分の戦闘ですが、難しいと感じた時は、難易度を下げることもできます。
シリーズの欠かせない要素の一つが、悪魔との会話・交渉です。
仲魔に誘うために必須であり、また同一の悪魔でも口調によって性格や趣向が異なるので、一筋縄でいきません。
試行錯誤して、より強い仲魔を引き入れましょう。
今回もイケナイコト、しませんか?
シリーズ恒例の「邪教の館」は、名称を「邪教の世界」に改めましたが、これまでと同様に悪魔合体が行える施設です。
基本的な部分は『IV』と同様で、合体結果より素材となる悪魔を選ぶ「逆引き合体」や、最大四体の悪魔を使用する「特殊合体」、精霊を素材にして仲魔のグレードを上昇させる「精霊合体」が利用できます。
合体後のスキル引継ぎも、悪魔ごとの適正こそあるものの、制限なく可能です。
弱点を補うか、長所を更に伸ばすか……悩みどころになるでしょう。
年季の入ったメガテニストには、最強の悪魔を作ることも目的となるでしょう。
実際に操作してみると、今作はダアトの各所にワープポータルや施設が揃っている「龍穴」があり、不便を感じさせない作りに感心しました。
それでいて簡易になっているわけではなく、難易度「Normal」以上の戦闘では気が抜けず、「メガテンらしさ」は失われていません。
発売まで残り一月、もう一つの東京への旅は、間もなく体験できます。
ⒸATLUS 2021
公式サイト:https://megaten5.jp/
ツイッターアカウント:@megaten_atlus
関連ゲーム
|
|