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[2023/06/09]
プレスリリースPCPR TIMES
AQUAPLUSのPC版「ダンジョントラベラーズ2」「ダンジョントラベラーズ2-2」がDMM GAMESにて本日発売!やりこみ要素たっぷりのダンジョンRPG!
以下、メーカー様より頂いたリリース文を掲載しております。
合同会社EXNOA(本社:東京都港区、CEO:村中 悠介、URL:https://games.dmm.com/)が運営するDMM GAMESにおいて、アクアプラスが開発する「ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印」PC版と「ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書」PC版の発売が開始されました。 「ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印」PC版と「ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書」PC版は、それぞれ2014年と2017年にPlayStation(R)Vita用ソフトとして発売された同タイトルをPC向けに最適化した作品になります。 なお、「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」も現在開発中です。あわせて続報をお待ちください。
▼ゲーム紹介 本文
【Topics】
■「ダンジョントラベラーズ」シリーズについて
■本格的なダンジョンRPGに度肝を抜かれる
■シンプルな戦闘シーンと封印前のご褒美シーンと…
■あなたの推しキャラはだれですか?
■アクアプラスファンは細かい演出に「ニヤリ」
■衝撃展開の「2-2」ではヒロインたちも真逆の姿に!?
■戦闘・ダンジョンRPGの仕様により磨きがかかる
■「ダンジョントラベラーズ」シリーズについて
6月9日、アクアプラスの人気ダンジョンRPG「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」(以下、「ダントラ2」)「ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書」(以下、「ダントラ2-2」)のPC版がDMM GAMESで配信される。
すでにSteamで配信されている同ブランドの「うたわれるもの」シリーズに次ぐ、人気の高い「ダンジョントラベラーズ」シリーズ第2作、第3作の配信とあって、心待ちにしていたファンも多いだろう。本稿ではシリーズ未プレイの方向けに「ダントラ2」、および「ダントラ2-2」の魅力を解説していく。
「ダンジョントラベラーズ」シリーズは、ファンタジー世界を舞台にした3DダンジョンRPG作品だ。第1作となる「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」(2011年6月発売)は、同社の人気恋愛AVG「ToHeart2」のスピンオフ作品として登場。可愛いヒロインたちとの恋愛&青春メインかと思わせつつ、実は本格的なダンジョンRPGとして人気を博した。
ファンからの後押しや、もともと開発スタッフ側もダンジョンRPG好きが多かったこともあり、2013年3月に登場人物を一新した「ダントラ2」、2017年には「ダントラ2-2」が発売された。プラットフォームがPlayStation(R)PortableやPlayStation(R)Vitaであるため、現在プレイしたい方は少々困難というなかで、満を持してPC版のリリースに至ったわけだ。
シリーズ全体を通して、ダンジョンRPGとして完成度が高く、見た目の可愛さになめてかかると全滅するという絶妙な難易度となっている。あと少し進みたい、いやちょっと危ないかも……というダンジョンRPGならではの緊張感や冒険感をしっかり感じられるのがウリだ。
では、さっそく「ダントラ2」の魅力に迫っていこう。
■本格的なダンジョンRPGに度肝を抜かれる
舞台は、かつて神とヒト、そして魔神が長きに渡り戦っていた世界。神暦395年、魔神の手先であるマモノを封印書に封じる者「ライブラ」の存在により、魔神を異界へと葬ることに成功する。
そして時は流れて王歴499年。ロムレア王国王立図書館に新人ライブラの主人公フリード・アインハルトが配属された。彼は戦闘経験こそないが、大のマモノマニアで実際に動くマモノを見ることに憧れていた。そんななか、王立図書館の館長イリーナから、人手不足を理由に危険な実践を任されることに。そして各所の探索・冒険を経て、多くの仲間と共に強大な敵と対峙していく――。というのが、「ダントラ2」の大まかなストーリーだ。
ゲーム自体はダンジョン探索をメインに、会話パートやギルドでの準備を繰り返していく。3DダンジョンRPGに触れたことがある方なら、すぐに馴染むだろう。
さて、ここからは本作のキモとなる3Dダンジョン探索の魅力をお伝えしていこう。本作のダンジョン探索は、歩いた場所が自動で地図化されるオートマッピングを採用。1歩ずつ進みながら地図を徐々に埋めていく作業は、探索感があって実に楽しい。道中にはマモノとの遭遇や宝箱の発見、はたまた罠に引っかかったり、行商人と出会ったりと、さまざまなギミックが用意されており、冒険を盛り上げてくれる。
そして大体ダンジョン最奥にいるマモノを封印できればクリア……となるのだが、そう話は簡単ではない。本作は可愛い女の子たちとラブコメなやりとりができることもあり、何かと緩やかなテンションにさせてくれる。しかし、ダンジョン探索自体の難易度は超硬派で、舐めてかかると何気なく出現するマモノ(いわゆるザコ敵)に全滅させられることも多い。無傷で戦闘が終了することなど、ほぼあり得ないと思ったほうがよいくらいだ。
ただし、無闇矢鱈にマモノが強いのではない。編成パーティーでは、攻撃、支援、回復などキャラクターそれぞれの役割を意識し、きちんと指示すればスムーズな攻略が可能。また、時間をかけてレベルを上げ、キャラクターを強化すれば誰でも倒せるという絶妙な難易度になっている。
HPやTP、回復・復活アイテムの残量と相談しながら、ダンジョンのより深くを目指し、貴重なアイテムを獲得したり、レベルアップを目指していく。そんな3DダンジョンRPG独自の緊張感や達成感、そしてたまにある絶望感を楽しめるのがダントラという作品だ。
なお、本作は会話中を除けば基本的にいつでもセーブ可能。このありがたい機能に大変救われるのだが、人とは過ちを犯すもの。セーブしていないときに限ってトラブルが起きるので、後で後悔しないように気をつけてほしい。と言っても、必ずやってしまうので、それすらも含めて冒険を楽しもう。
■シンプルな戦闘シーンと封印前のご褒美シーンと…
戦闘はオーソドックスなコマンド選択方式。行動順は決まっており、AGI(素早さ)の数値が高く、ダガーや短剣などの軽い武器を持つキャラクターが先に行動できる仕様になっている。
パーティー編成は前衛・後衛の概念があり、場所によってダメージ量やマモノからのターゲット頻度などに影響を及ぼす。今作ではマモノにもその概念が存在し、より戦略深い戦闘が楽しめるようになった。キャラクターの持つ武器の有効範囲をよく考えて編成しよう。
また、物語中盤になってくるとキャラクターの組み合わせや所持している武器の種類、陣形など、さまざまな条件をクリアすると「協力スキル」「パーティースキル」といった特殊スキルが発動することも。手探りで自分に合う編成を探していくのも本作の面白いポイントだ。
そして戦闘における本作ならではの要素が「マモノの封印」だ。
マモノを倒すと、「ライブラ」である主人公・フリードが相手の魂を「ライブラの書」に自動で封印。前作では敵を弱らせてから封印を実施しなければならなかったが、今回はそれらが自動化され、非常に快適になった。
そしてマモノの魂を一定数集めると、「マモノの封印書」を作成することが可能。この封印書は味方キャラクターに装備することができ、ステータス上昇を始め、属性攻撃の耐性アップ、はたまた被ダメージを一定TPに変換など、種々様々な特殊効果を発揮する。戦えば戦うほど獲得できるので、通常戦闘の虚無感がないのが嬉しい。
なお、フリードは通常のマモノの封印書は装備できない。しかし、道中に出現する変異種と呼ばれるマモノから作られる「大封印書」は、フリードしか装備できないという特別な仕様となっている。変異種は強力な存在だが、強力な効果を発揮する「大封印書」が手に入るので、気合を入れて倒そう。
そして変異種を見事倒すと、封印前に肌色多めのご褒美シーンが……! こちらにも、ぜひぜひ期待しよう。
■あなたの推しキャラはだれですか?
本作に登場する戦うヒロインたちは可愛く多彩。良いところのお嬢さんである見習い魔法使いのメルヴィ、元気いっぱいのがんばり屋さんである見習い騎士のアリシアを始め、図書館館長、シスター、メイドロボ、トレジャーハンターなど、最終的には全16名ものキャラクターが参戦する。
彼女たちはあらかじめクラス、いわゆる職業が決まっている。たとえばメルヴィなら魔法が得意なマジックユーザー、アリシアなら肉弾戦が得意なファイターといった具合だ。レベルアップするとスキルポイントを獲得でき、そのキャラクターのスキルに自由に振り分けられるため、同じキャラクターであっても育て方ひとつで異なる性能を発揮する。
また、レベル15、30で上位へのクラスチェンジ(転職)が可能。出現する2つの職業から1つを選択し、より強力なキャラクターへと成長できる。新たなスキルも獲得できるので、ぜひ該当レベルへ到達したらクラスチェンジを試してみよう。
さて、キャラクターのユニットとしての性能や魅力はもちろん、女の子としての魅力もバッチリ。拠点やダンジョン内での会話イベントを見ていると、よりキャラクターの可愛さが際立っていく。このあたりの魅せ方は、ある意味アクアプラスのお家芸とも言えるので、女の子たちとのワチャワチャとした、それでいてドキドキできるラブコメ展開に大いに期待しよう。ぜひ、推しキャラを見つけてほしい。
また、ビジュアル面のこだわりはクラスチェンジの際にも感じられる。実はキャラクターの衣装はクラス特有の物が多く、なかにはかなり際どいものも――。そんな全キャラ分の衣装差分を描ききったイラストレーターには脱帽する。
■アクアプラスファンは細かい演出に「ニヤリ」
やり込めるダンジョンRPGとしての完成度、およびキャラクター&物語の魅力が見事に融合した「ダントラ2」。前作との物語として繋がりはないため、ここからシリーズを始めるのもオススメだ。
ただし、アクアプラスのタイトルをプレイしたことがある方は、所々「おや?」と気付く場面もある。分かりやすいのがアイテムだ。たとえば「必殺カレー」は、「ToHeart2」のヒロイン・柚原このみの得意料理、「フミルィルの蜜」や「ムィ・コゥーハの霊薬」は「うたわれるもの」から。その他多くの小ネタが仕込まれているので、気付くとちょっぴり嬉しい気持ちになる。
従来のダンジョンRPG好きに応えられる歯ごたえある難易度でありながら、恋愛アドベンチャーゲームとしての側面も持つ本作。一度触れると、思わず長時間遊んでしまう魅力を持っているので、ぜひこの機会にプレイしてみよう。
■衝撃展開の「2-2」ではヒロインたちも真逆の姿に!?
続いて「ダントラ2-2」の魅力を紹介していこう。本作は「ダントラ2」の続編であり、フリードがラスボスの魔神との最終決戦で”敗北したあと”、いわばifのストーリーが描かれている。
舞台のロムレア王国は闇へ堕ち、サブタイトルの「闇堕ちの乙女とはじまりの書」とあるとおり、フリードを含めヒロインたちの多くが闇堕ちしてしまっている。かなり斬新な設定の続編とあって、発表当時はファンの間で大変ざわついた。
物語は本作で初登場となる小さな魔法使いジーナと、彼女と常に行動を共にするルコが、過去の記憶を失い幼少化してしまったフリードと出会うところから始まる。知的だった頃から想像できないほど、本能のみで行動するオレ様な少年フリードは、かなり新鮮だ。
その後、フリードたちは各所のダンジョンを攻略し、闇堕ちしたかつての仲間たちと戦い、再び絆を結んでいく。注目は、闇堕ちしたその姿だ。言動も直情的なものが多く、その女の子のイケナイ一面を垣間見るような感覚を覚える。たとえば最初に出会う元・王立図書館館長のイリーナは、性に開放的な衣装で、言動も中々にアダルティック。それは、のちに正気を取り戻した際、イリーナ自身が赤面するほどだ。
このように、既存キャラクターの180度異なる姿が見られるのは本作ならではの魅力といえる。また、そんな彼女たちを救っていくという、ある意味王道の盛り上がりにも注目だ。
なお、闇堕ち状態の彼女たちとの戦闘に勝利すると、肌色多めのご褒美シーンもたっぷり用意されている。こちらもぜひとも堪能してほしい。
■戦闘・ダンジョンRPGの仕様により磨きがかかる
ダンジョン探索や戦闘、育成、会話パートなど、基本的な流れは前作を踏襲。違和感なく、そのまま遊ぶことが可能だ。もちろんシステム面では多くの新規要素が追加されており、遊び応えマシマシとなっている。
たとえばマモノを味方として戦闘に参加させられる「召喚マモノ」。こちらはフリードに大封印書を装備させると、封印した変異種マモノが戦闘に登場。コマンド指示は一切できないが、自動的に敵を攻撃したり、サポート系のスキルを使ってくれる。また、敵から攻撃を受けることがないため、永続的に戦ってくれるという頼もしい存在だ。
また、ゲームを進めていくと酒場で「傭兵バディ」を雇うことができるようになる。こちらも「召喚マモノ」と同様に、雇ったバディは戦闘で自動的に行動する。異なるのは、雇うのに費用が必要で、一定の戦闘回数で離脱することだ。とはいえ、戦力として大いに期待できるので、酒場が開放されたら、ぜひ試してほしい。
なお、召喚マモノ、傭兵バディ共に、その強さはパーティーメンバーのレベルや強さに影響される。どのタイミングで使用しても常に役立つ強さになっているのが嬉しいところだ。
そして最後に紹介したいのが「着替え屋」だ。こちらもゲームを進めていくと開放される施設で、キャラクターのコスチュームを購入することで、クラスに依存することなく自由な衣装のキャラクターを楽しむことができる。
もちろん戦闘にはまったく関係がない要素なのだが、「これを待っていた!」というファンも多いハズ。実際遊んでいると、「強くするためにクラスチェンジするけど、前の衣装のほうが個人的に好きだったなぁ……」と考えてしまうことがある。そんなワガママな気持ちを汲んでくれる、とてもありがたい機能になっているので、ぜひお試しあれ。
ちなみに、クラスとは別の特別な衣装も用意されている。やや値が張るが、ぜひともこちらもチェックしてみてほしい。
ほかにも戦闘時のUIまわりの改修、特殊効果を発揮するエリアの追加など、さまざまな要素が追加・変更されている。「ダントラ2」をクリアした後、さらに遊びごたえがパワーアップした「ダントラ2-2」を、ぜひプレイしてほしい。
▼販売サイト
【DMM】
ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
URL:https://dlsoft.dmm.com/detail/iaquap_0002/
ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書
URL:https://dlsoft.dmm.com/detail/iaquap_0003/
その他プラットフォームも順次拡大を検討してまいります。
また、「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」PC版も開発中です。
▼公式ツイッター
https://twitter.com/AQUAPLUS_JP
▼製品概要
タイトル:ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印
プラットフォーム:PC(Windows版)
販売価格:1,980円(税込)
・早期購入キャンペーン実施中:今だけ10%割引
タイトル:ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書
プラットフォーム:PC(Windows版)
販売価格:1,980円(税込)
・早期購入キャンペーン実施中:今だけ10%割引
権利表記:2023 AQUAPLUS Licensed to and published by EXNOA LLC
PlayStation(R)Portable, PlayStation(R)Vitaは株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
▼ゲーム紹介 本文
【Topics】
■「ダンジョントラベラーズ」シリーズについて
■本格的なダンジョンRPGに度肝を抜かれる
■シンプルな戦闘シーンと封印前のご褒美シーンと…
■あなたの推しキャラはだれですか?
■アクアプラスファンは細かい演出に「ニヤリ」
■衝撃展開の「2-2」ではヒロインたちも真逆の姿に!?
■戦闘・ダンジョンRPGの仕様により磨きがかかる
■「ダンジョントラベラーズ」シリーズについて
6月9日、アクアプラスの人気ダンジョンRPG「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」(以下、「ダントラ2」)「ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書」(以下、「ダントラ2-2」)のPC版がDMM GAMESで配信される。
すでにSteamで配信されている同ブランドの「うたわれるもの」シリーズに次ぐ、人気の高い「ダンジョントラベラーズ」シリーズ第2作、第3作の配信とあって、心待ちにしていたファンも多いだろう。本稿ではシリーズ未プレイの方向けに「ダントラ2」、および「ダントラ2-2」の魅力を解説していく。
「ダンジョントラベラーズ」シリーズは、ファンタジー世界を舞台にした3DダンジョンRPG作品だ。第1作となる「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」(2011年6月発売)は、同社の人気恋愛AVG「ToHeart2」のスピンオフ作品として登場。可愛いヒロインたちとの恋愛&青春メインかと思わせつつ、実は本格的なダンジョンRPGとして人気を博した。
ファンからの後押しや、もともと開発スタッフ側もダンジョンRPG好きが多かったこともあり、2013年3月に登場人物を一新した「ダントラ2」、2017年には「ダントラ2-2」が発売された。プラットフォームがPlayStation(R)PortableやPlayStation(R)Vitaであるため、現在プレイしたい方は少々困難というなかで、満を持してPC版のリリースに至ったわけだ。
シリーズ全体を通して、ダンジョンRPGとして完成度が高く、見た目の可愛さになめてかかると全滅するという絶妙な難易度となっている。あと少し進みたい、いやちょっと危ないかも……というダンジョンRPGならではの緊張感や冒険感をしっかり感じられるのがウリだ。
では、さっそく「ダントラ2」の魅力に迫っていこう。
■本格的なダンジョンRPGに度肝を抜かれる
舞台は、かつて神とヒト、そして魔神が長きに渡り戦っていた世界。神暦395年、魔神の手先であるマモノを封印書に封じる者「ライブラ」の存在により、魔神を異界へと葬ることに成功する。
そして時は流れて王歴499年。ロムレア王国王立図書館に新人ライブラの主人公フリード・アインハルトが配属された。彼は戦闘経験こそないが、大のマモノマニアで実際に動くマモノを見ることに憧れていた。そんななか、王立図書館の館長イリーナから、人手不足を理由に危険な実践を任されることに。そして各所の探索・冒険を経て、多くの仲間と共に強大な敵と対峙していく――。というのが、「ダントラ2」の大まかなストーリーだ。
ゲーム自体はダンジョン探索をメインに、会話パートやギルドでの準備を繰り返していく。3DダンジョンRPGに触れたことがある方なら、すぐに馴染むだろう。
さて、ここからは本作のキモとなる3Dダンジョン探索の魅力をお伝えしていこう。本作のダンジョン探索は、歩いた場所が自動で地図化されるオートマッピングを採用。1歩ずつ進みながら地図を徐々に埋めていく作業は、探索感があって実に楽しい。道中にはマモノとの遭遇や宝箱の発見、はたまた罠に引っかかったり、行商人と出会ったりと、さまざまなギミックが用意されており、冒険を盛り上げてくれる。
そして大体ダンジョン最奥にいるマモノを封印できればクリア……となるのだが、そう話は簡単ではない。本作は可愛い女の子たちとラブコメなやりとりができることもあり、何かと緩やかなテンションにさせてくれる。しかし、ダンジョン探索自体の難易度は超硬派で、舐めてかかると何気なく出現するマモノ(いわゆるザコ敵)に全滅させられることも多い。無傷で戦闘が終了することなど、ほぼあり得ないと思ったほうがよいくらいだ。
ただし、無闇矢鱈にマモノが強いのではない。編成パーティーでは、攻撃、支援、回復などキャラクターそれぞれの役割を意識し、きちんと指示すればスムーズな攻略が可能。また、時間をかけてレベルを上げ、キャラクターを強化すれば誰でも倒せるという絶妙な難易度になっている。
HPやTP、回復・復活アイテムの残量と相談しながら、ダンジョンのより深くを目指し、貴重なアイテムを獲得したり、レベルアップを目指していく。そんな3DダンジョンRPG独自の緊張感や達成感、そしてたまにある絶望感を楽しめるのがダントラという作品だ。
なお、本作は会話中を除けば基本的にいつでもセーブ可能。このありがたい機能に大変救われるのだが、人とは過ちを犯すもの。セーブしていないときに限ってトラブルが起きるので、後で後悔しないように気をつけてほしい。と言っても、必ずやってしまうので、それすらも含めて冒険を楽しもう。
■シンプルな戦闘シーンと封印前のご褒美シーンと…
戦闘はオーソドックスなコマンド選択方式。行動順は決まっており、AGI(素早さ)の数値が高く、ダガーや短剣などの軽い武器を持つキャラクターが先に行動できる仕様になっている。
パーティー編成は前衛・後衛の概念があり、場所によってダメージ量やマモノからのターゲット頻度などに影響を及ぼす。今作ではマモノにもその概念が存在し、より戦略深い戦闘が楽しめるようになった。キャラクターの持つ武器の有効範囲をよく考えて編成しよう。
また、物語中盤になってくるとキャラクターの組み合わせや所持している武器の種類、陣形など、さまざまな条件をクリアすると「協力スキル」「パーティースキル」といった特殊スキルが発動することも。手探りで自分に合う編成を探していくのも本作の面白いポイントだ。
そして戦闘における本作ならではの要素が「マモノの封印」だ。
マモノを倒すと、「ライブラ」である主人公・フリードが相手の魂を「ライブラの書」に自動で封印。前作では敵を弱らせてから封印を実施しなければならなかったが、今回はそれらが自動化され、非常に快適になった。
そしてマモノの魂を一定数集めると、「マモノの封印書」を作成することが可能。この封印書は味方キャラクターに装備することができ、ステータス上昇を始め、属性攻撃の耐性アップ、はたまた被ダメージを一定TPに変換など、種々様々な特殊効果を発揮する。戦えば戦うほど獲得できるので、通常戦闘の虚無感がないのが嬉しい。
なお、フリードは通常のマモノの封印書は装備できない。しかし、道中に出現する変異種と呼ばれるマモノから作られる「大封印書」は、フリードしか装備できないという特別な仕様となっている。変異種は強力な存在だが、強力な効果を発揮する「大封印書」が手に入るので、気合を入れて倒そう。
そして変異種を見事倒すと、封印前に肌色多めのご褒美シーンが……! こちらにも、ぜひぜひ期待しよう。
■あなたの推しキャラはだれですか?
本作に登場する戦うヒロインたちは可愛く多彩。良いところのお嬢さんである見習い魔法使いのメルヴィ、元気いっぱいのがんばり屋さんである見習い騎士のアリシアを始め、図書館館長、シスター、メイドロボ、トレジャーハンターなど、最終的には全16名ものキャラクターが参戦する。
彼女たちはあらかじめクラス、いわゆる職業が決まっている。たとえばメルヴィなら魔法が得意なマジックユーザー、アリシアなら肉弾戦が得意なファイターといった具合だ。レベルアップするとスキルポイントを獲得でき、そのキャラクターのスキルに自由に振り分けられるため、同じキャラクターであっても育て方ひとつで異なる性能を発揮する。
また、レベル15、30で上位へのクラスチェンジ(転職)が可能。出現する2つの職業から1つを選択し、より強力なキャラクターへと成長できる。新たなスキルも獲得できるので、ぜひ該当レベルへ到達したらクラスチェンジを試してみよう。
さて、キャラクターのユニットとしての性能や魅力はもちろん、女の子としての魅力もバッチリ。拠点やダンジョン内での会話イベントを見ていると、よりキャラクターの可愛さが際立っていく。このあたりの魅せ方は、ある意味アクアプラスのお家芸とも言えるので、女の子たちとのワチャワチャとした、それでいてドキドキできるラブコメ展開に大いに期待しよう。ぜひ、推しキャラを見つけてほしい。
また、ビジュアル面のこだわりはクラスチェンジの際にも感じられる。実はキャラクターの衣装はクラス特有の物が多く、なかにはかなり際どいものも――。そんな全キャラ分の衣装差分を描ききったイラストレーターには脱帽する。
■アクアプラスファンは細かい演出に「ニヤリ」
やり込めるダンジョンRPGとしての完成度、およびキャラクター&物語の魅力が見事に融合した「ダントラ2」。前作との物語として繋がりはないため、ここからシリーズを始めるのもオススメだ。
ただし、アクアプラスのタイトルをプレイしたことがある方は、所々「おや?」と気付く場面もある。分かりやすいのがアイテムだ。たとえば「必殺カレー」は、「ToHeart2」のヒロイン・柚原このみの得意料理、「フミルィルの蜜」や「ムィ・コゥーハの霊薬」は「うたわれるもの」から。その他多くの小ネタが仕込まれているので、気付くとちょっぴり嬉しい気持ちになる。
従来のダンジョンRPG好きに応えられる歯ごたえある難易度でありながら、恋愛アドベンチャーゲームとしての側面も持つ本作。一度触れると、思わず長時間遊んでしまう魅力を持っているので、ぜひこの機会にプレイしてみよう。
■衝撃展開の「2-2」ではヒロインたちも真逆の姿に!?
続いて「ダントラ2-2」の魅力を紹介していこう。本作は「ダントラ2」の続編であり、フリードがラスボスの魔神との最終決戦で”敗北したあと”、いわばifのストーリーが描かれている。
舞台のロムレア王国は闇へ堕ち、サブタイトルの「闇堕ちの乙女とはじまりの書」とあるとおり、フリードを含めヒロインたちの多くが闇堕ちしてしまっている。かなり斬新な設定の続編とあって、発表当時はファンの間で大変ざわついた。
物語は本作で初登場となる小さな魔法使いジーナと、彼女と常に行動を共にするルコが、過去の記憶を失い幼少化してしまったフリードと出会うところから始まる。知的だった頃から想像できないほど、本能のみで行動するオレ様な少年フリードは、かなり新鮮だ。
その後、フリードたちは各所のダンジョンを攻略し、闇堕ちしたかつての仲間たちと戦い、再び絆を結んでいく。注目は、闇堕ちしたその姿だ。言動も直情的なものが多く、その女の子のイケナイ一面を垣間見るような感覚を覚える。たとえば最初に出会う元・王立図書館館長のイリーナは、性に開放的な衣装で、言動も中々にアダルティック。それは、のちに正気を取り戻した際、イリーナ自身が赤面するほどだ。
このように、既存キャラクターの180度異なる姿が見られるのは本作ならではの魅力といえる。また、そんな彼女たちを救っていくという、ある意味王道の盛り上がりにも注目だ。
なお、闇堕ち状態の彼女たちとの戦闘に勝利すると、肌色多めのご褒美シーンもたっぷり用意されている。こちらもぜひとも堪能してほしい。
■戦闘・ダンジョンRPGの仕様により磨きがかかる
ダンジョン探索や戦闘、育成、会話パートなど、基本的な流れは前作を踏襲。違和感なく、そのまま遊ぶことが可能だ。もちろんシステム面では多くの新規要素が追加されており、遊び応えマシマシとなっている。
たとえばマモノを味方として戦闘に参加させられる「召喚マモノ」。こちらはフリードに大封印書を装備させると、封印した変異種マモノが戦闘に登場。コマンド指示は一切できないが、自動的に敵を攻撃したり、サポート系のスキルを使ってくれる。また、敵から攻撃を受けることがないため、永続的に戦ってくれるという頼もしい存在だ。
また、ゲームを進めていくと酒場で「傭兵バディ」を雇うことができるようになる。こちらも「召喚マモノ」と同様に、雇ったバディは戦闘で自動的に行動する。異なるのは、雇うのに費用が必要で、一定の戦闘回数で離脱することだ。とはいえ、戦力として大いに期待できるので、酒場が開放されたら、ぜひ試してほしい。
なお、召喚マモノ、傭兵バディ共に、その強さはパーティーメンバーのレベルや強さに影響される。どのタイミングで使用しても常に役立つ強さになっているのが嬉しいところだ。
そして最後に紹介したいのが「着替え屋」だ。こちらもゲームを進めていくと開放される施設で、キャラクターのコスチュームを購入することで、クラスに依存することなく自由な衣装のキャラクターを楽しむことができる。
もちろん戦闘にはまったく関係がない要素なのだが、「これを待っていた!」というファンも多いハズ。実際遊んでいると、「強くするためにクラスチェンジするけど、前の衣装のほうが個人的に好きだったなぁ……」と考えてしまうことがある。そんなワガママな気持ちを汲んでくれる、とてもありがたい機能になっているので、ぜひお試しあれ。
ちなみに、クラスとは別の特別な衣装も用意されている。やや値が張るが、ぜひともこちらもチェックしてみてほしい。
ほかにも戦闘時のUIまわりの改修、特殊効果を発揮するエリアの追加など、さまざまな要素が追加・変更されている。「ダントラ2」をクリアした後、さらに遊びごたえがパワーアップした「ダントラ2-2」を、ぜひプレイしてほしい。
▼販売サイト
【DMM】
ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
URL:https://dlsoft.dmm.com/detail/iaquap_0002/
ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書
URL:https://dlsoft.dmm.com/detail/iaquap_0003/
その他プラットフォームも順次拡大を検討してまいります。
また、「ToHeart2 ダンジョントラベラーズ」PC版も開発中です。
▼公式ツイッター
https://twitter.com/AQUAPLUS_JP
▼製品概要
タイトル:ダンジョントラベラーズ 2 王立図書館とマモノの封印
プラットフォーム:PC(Windows版)
販売価格:1,980円(税込)
・早期購入キャンペーン実施中:今だけ10%割引
タイトル:ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書
プラットフォーム:PC(Windows版)
販売価格:1,980円(税込)
・早期購入キャンペーン実施中:今だけ10%割引
権利表記:2023 AQUAPLUS Licensed to and published by EXNOA LLC
PlayStation(R)Portable, PlayStation(R)Vitaは株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
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