ファンクション紹介
このページは『RAGE2』の「ファンクション」について記載しています。
スカッドの特徴
「グーン・スカッドは『RAGE 2』で最も人数が多く、最も広範囲にわたり勢力をほこる盗賊ファクションです」。
こう語るのは、シニアストーリーデザイナーのLoke Wallmoです。「このファクションは、初代『RAGE』ではウェイステッド族と呼ばれた部族です。
オーソリティー戦争において、ウェイステッド族はオーソリティーに味方しました。
しかし、オーソリティーが地下に潜ったため取り残されてしまいます。
戦後に起こったウェスタン・ダービーという紛争で、ウェイステッド族は全滅寸前まで追いやられ、その後は細々と存続していました。
ところがつい最近になって堂々の復活を遂げ、一大勢力に成り上がったのです」
グーンの組織はまったくの無秩序状態で、非常に大雑把なヒエラルキーにより何とかまとまっている状況です。
無秩序、虚無主義、無鉄砲… こうした特徴が組み合わさって、彼らをきわめて危険な存在たらしめています。
「銃を乱射し、間に合わせの近接武器を振り回し、ロケットランチャーや手榴弾で周囲を爆破しながら戦闘に突入して来ます」とWallmoは語ります。
「遮蔽物を使って弾を避けるどころか、チームプレイさえしようとしません。
挑発や自殺行為ともいえる無謀な行動こそ、仲間から評価され称賛されるのです」。
また、彼らにとって武器とは、常軌を逸したスリルを追求するための手段です。
自ら進んで安全装置を取り外し、火薬を追加し、車両や銃器を改造して殺傷力を最大にまで高めます。
そのため使用者自身さえ危険にさらされるほどです。
本拠地
『RAGE 2』に登場するファクションの多くは拠点を有しています。
そこは、思う存分大暴れして殺しまくることができる、彼らにとって居心地の良い場所です。しかし、グーン・スカッドは少し違います。
「グーンの集団はそれぞれ、遊牧民のようなスタイルで暮らしています。イナゴの大群のように移動しては、途中にあるもの全てを略奪するのです」とWallmoは言います。
「グーン・スカッドのはっきりした唯一の目的は、組織を大きくすることです。グーンの駆け引きといえば“仲間にならなければ殺す”しかありません。
このファクションがなぜこんなに大きくなったのか、これでお分かりいただけるでしょう」。
何しろ遊牧民的な集団なので、世界のほぼ全地域で彼らに遭遇するでしょう。トーン・プレーンズにある縄張りの外では、グーンは常に勢力と領土の拡大を求めて他のファクションと争っています。
旧世界のテクノロジーを求めてさまざまな地域に頻繁に出没し、特にデューン・シーではイモータル・シュラウドと激しく対立し、攻防が続く状態です。
グーン・スカッドは、大規模なコンボイを使用して物資を輸送し、自分たちの縄張りだと主張している場所を巡回します。
彼らのコンボイはフェルトライトを燃料としているため、非常に不安定で危険です。
この移動要塞は、小型かつ高速の攻撃型バイク、中型のマッスルカー、圧倒的な火力を誇る重装甲コンボイリーダーによって構成されています。
コンボイを1つ潰しても、さらに手ごわいコンボイが現れるでしょう。まともに相手にするのは非常に危険ですが、相応の見返りが期待できます。
リバーホッグ
リバーホッグは、「欲しければ奪い取れ、悔いのないよう生きろ」というシンプルな信条に従って生きています。
「要するに自分の思うままに生きる快楽主義者です」と、シニアストーリーデザイナーのLoke Wallmoは言います。
「食物、酒、音楽、スリル。リバーホッグはそのために生き、そのために戦います」。
だからといって、能天気でだらしない見た目にだまされないようにとWallmoは警告します。
リバーホッグのことを片田舎のマヌケどもと見くびっていたら、いざ遭遇した時に手痛いしっぺ返しを受けるでしょう。
抜け目ないホッグたちは、高機能かつ殺傷力の高い装備も持っているからです。
例えばジャンクメックは、超大型かつ重武装の強化外骨格スーツ。火炎放射器やロケットランチャー、ヘビーマシンガンなど、物騒な武器を多数備えています。
ジャンクメックとの戦闘では、一瞬たりとも油断できません。ダッシュを着実に使いこなして背後に回り、弱点を狙いましょう。
また、ホッグたちは大型のシールドも使用します。
アーマーの一部として防御に用いながら間合いを詰め、シールドの大きさを活かした強打を繰り出してきます。
戦いの場
リバーホッグがなぜこんな暮らしをしているのかは、彼らの成り立ちを知れば理解できます。
「リバーホッグは、[前作『RAGE』に登場した]スコーチャーとジャッカルの二派が混ざり合ったファクションです。
そこに、バイカーギャングのイメージもミックスしました」とWallmoは語ります。
「スコーチャーとジャッカルは、オーソリティー戦争中には味方同士でしたが、
戦後に起きた「ウェスタン・ダービー」と呼ばれる陰惨な紛争では敵対し、熾烈な戦いを繰り広げたのです。
血で血を洗う争いが何年も続きました。その間、エコポッドがウェイストランドを変容させ、広大なセクレト湿地が生み出されました。
アバドンミュータントの蜂起の際、抗争で疲弊したスコーチャーとジャッカルはウェイストランドでの戦闘を逃れ、生き抜くために力を合わせます。
こうして生まれたのがリバーホッグなのです。
イモータル・シュラウドやグーン・スカッドといった他のファクションとは異なり、
リバーホッグは物資の輸送にコンボイを使いません。
その代わり、エアボートやモンスタートラックで移動します。
輸送の規模を抑えることで、大量の物資を失うリスクを軽減しているのです。
Wallmoはこう話します。
「ここのところ、リバーホッグはセクレト湿地に留まらず、他の地域、特にワイルド北部にまで勢力を伸ばしています。
そこでも彼らはハンターとしてのスキルを発揮し、さらなる脅威となっています」。
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