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*英数字
*** D.A.S. (組織)
『海底大戦争』、『アイレム・エアデュエル』、『アンダーカバーコップス』、『ジオストーム』に登場する悪の組織。これらの作品を総括して「D.A.S.シリーズ」と呼ばれる事もある。
正式名称は「デストロイ・アンド・サツジン」だが、英語圏では"Dark Anarchy Society"(暗黒無秩序団体)に改められているようだ。
大量破壊兵器を大都市に投下しようと画策したり、新型局地専用磁力兵器を起動して海面を上昇させ各国沿岸部の都市に壊滅的な打撃を与えたり、究極兵器の開発に必要なXX染色体を採取する為に世界中の女性を攫うなど、その活動内容は悪辣かつ非道極まりない。ちなみに『R-TYPE FINAL2』のオマージュステージ[[Z2.0]]に登場する敵の分類はバイドではなくD.A.S.となっている。
***DRAGONFLY(名称)
旧アイレムより頒布されていた会員向けの冊子で、当時のアイレム作品の設定資料や裏話などが掲載されていた。
こと『R-TYPE』シリーズについては、R-9のバリエーションや兵装、バイドの生態、エンジェルパックやバイド誕生の経緯など、今日までファンの間で語り継がれる濃密な設定の数々が公開され、イラストや記述の一部は家庭用ゲーム機のシリーズの取扱説明書にも引用されている。
*** Eden's Warrior (分類)
エデンとは『R-TYPE LEO』の世界において存在するもう一つの地球(人工天体)の名前。Eden's Warriorとはエデンで生み出された機械生物ないしは機械生命体の総称である。
管理コンピューター『MAJOR』の暴走によりエデンそのものが地球人類の敵となり、エデン破壊のために2機のR-9LEOが出撃する、というのが『R-TYPE LEO』の大まかなストーリーである。
LEOの世界にはバイドが存在しないため、[[X2.0]]の敵分類もこのようになっている。(アップデート前の分類はBYDOだった)
*** LAST DANCE (事件・作戦)
『R-TYPE FINAL』において発令された計画。事実上の第四次バイドミッションに当たる。
過去、4度現れ、4度葬られ、そして4度復活したバイドを完全に根絶するため、「バイドをもってバイドを征する」を旨とした対バイド最終兵器の開発を目的とした。
なお、この作戦だけ「バイドとの初戦闘から約20年後の22世紀後半」というやや抽象的な時代設定となっており、その続編にあたる今作もまた曖昧な年代となっている。
今作においては、オマージュステージ[[X5.0]]、[[Y5.0]]、[[Z3.0]]、[[Z7.1]]で追体験出来る。
*** MIA (一般)
作戦行動中行方不明(Missing in action)の略称。
一応『行方不明』扱いなので脱走したり捕虜になっていたりする可能性はあるが、殆どの場合は『戦死したと思われるが遺体が見つかっていない』状況にあり、一般に、戦死(Killed in action)と同等に扱われる。
R-TYPEの世界では火星動乱の時期でもない限り敵はバイド、戦闘空間は宇宙なので生存の可能性は限りなく低いと見られ、戦死を免れたとしてもバイド汚染により人ならざる者へと変貌してしまうケースもあり得る。
歴代のR-TYPEシリーズでは味方の艦艇に回収された後にパイロットが死亡認定されたⅡを除き、Ⅲまでは無事地球圏に帰還を果たしているが、⊿ではR-13が異相次元からの脱出に失敗してMIAとなり、FINALではどのルートでも最終的にMIAとなるなど、シリーズが進むにつれて生還率は低下している。ただし、FINAL2では[[メインステージ7.0>7.0 最終地点・次元戦闘機の墓場]]クリア時に限り帰還に成功している。
*** MUDDY (分類)
『ミスターヘリの大冒険』に登場するマッドサイエンティストにして最終ステージのボスキャラクターであり、「マディー」と読む。宇宙ポイントX128 Y510に存在する名もなき美しい惑星に突如として現れ、自身の卓越した知能とサイパワーを駆使して惑星の自然のバランスを狂わせ崩壊寸前にまで追い込んだが、惑星からのSOSをキャッチした宇宙パトロール船マックス号より発進したミスターヘリによって倒された。
ちなみに本作のステージ1を再現した『R-TYPE FINAL2』のオマージュステージ[[Z1.0]]に登場する敵キャラクターの分類はバイドではなく、MUDDYとなっている。
*** Phenomena (分類)
PS5版の『R-TYPE FINAL3 EVOLVED』専用ステージ、E7.0に登場する謎の存在。
*** RX-プロジェクト (事件・作戦)
異層次元戦闘機は最初から戦闘用として作られたものではなく、元々は宇宙空間での作業や艦船の牽引、小惑星の除去作業を目的とした多目的作業艇として作られたものであり、それらの機体群の開発計画である。
しかし、異層次元探査艇「フォアランナ」がバイドの切れ端を採取した事でバイドの存在を認識し、多目的作業艇の開発を目的としたRX-プロジェクトはR-5で打ち切りとなり、異層次元戦闘機の開発へ移行した。
*** THE THIRD LIGHTNING (事件・作戦)
『R-TYPEⅢ』において描かれたバイド中枢部への攻撃計画。西暦2169年(当初の設定では西暦2245年だった)に発令され、事実上の第三次バイドミッションに当たる。
2167年、第二次バイドミッションを制したR-9Cの後継機である[[R-9S>R-9C/K/S#R-9S]]が配備された太陽系外周警護艦隊が、再度復活したバイドの攻撃を受けて消滅したことが切欠となった(尤も、この当時のR-9Sはプラズマニードルなる兵装と拡散波動砲を搭載した、FINALのプレイアブル機とは別物の機体だった)。
開発コード「エリミネート・デバイス」の名の元に、R-9Sのフレームを流用しつつも単機でバイド中枢を叩けるよう再設計された[[R-9Ø>R-9Ø系列#R-90]]が出撃、空間座標Q3681119:銀河系中心域に存在するマザーバイドの掃討を以って完遂された。
今作においては、オマージュステージ[[X1.0]]で追体験出来る。
*あ行
*** うむっ、緊急連絡だ
- 外伝作品 R-TYPE TACTICS での主人公キメ台詞。
***アイレム (一般)
『R-TYPE』を開発したゲーム会社で、現カプコンCEOの辻本憲三により1974年に創業。社名はInternational Rental Electronics Machinesの略称で、元々の社名はアイピーエムだったが、大手IT企業のIBMからの苦情によりアイレムに社名変更したという経緯がある。1997年にゲーム事業を譲渡(翌年にアピエスに社名変更)した「アイレムソフトウェアエンジニアリング」も略してこう呼ばれることがあり、R-TYPEシリーズでは概ね後者を略してこう呼ぶ。
『R-TYPE』、『Ⅱ』、『Ⅲ』の他、『Leo』や『GALLOP』、R-TYPEシリーズではない作品では『Mr.ヘリの大冒険』、『イメージファイト』、『Xマルチプライ』、『海底大戦争』など、Rの系譜に並ぶ機体の元ネタとなるゲームの殆どはこの会社が制作していた。
『R-TYPE ⊿』以降は「アイレムソフトフェアエンジニアリング」にゲーム事業を移管。こちらは『FINAL』、『TACTICS』、『TACTICSⅡ』を開発した。TYPERに馴染みのあるところでは『絶体絶命都市』もこちらが開発元。
三洋物産のパチンコやパチスロの製造を手掛ける他オンラインゲーム等の開発協力に携わるなど、自社からのソフトは提供していないものの現在も精力的に活動を続けている。
*** 青レーザー (兵装)
青色のレーザークリスタルを取得することでフォースから発射できるレーザーの総称。
斜め方向に強いという触れ込みになっていて、実際斜めに攻撃するものが大半である。斜めということで正面の敵にも上下の敵にもある程度対応でき、クリスタルの配置数も多いことから特に復活時に主力になりやすい。
加えて本作においては他のレーザーと比べてやや威力が高めに設定されている傾向が見られる。正面に飛ぶ赤レーザーに比べて狙った敵に当てるのに慣れが必要だからであろうか。
*** 赤レーザー (兵装)
赤色のレーザークリスタルを取得することでフォースから発射できるレーザーの総称。
正面方向に強いという触れ込み通り、おおむね例外なく水平方向に攻撃する。全体的な傾向として判定が太く、自機を上下に動かしながら連射することで雑魚を一掃する使い方が想定されていると見られるものが多い。
一方本作においては火力そのものはやや低めに調整されている傾向にある。
*** 石川県 (一般)
本州の中部地方、日本海沿岸に位置する県。(かつてのアイレムソフトウェアエンジニアリング本社と)グランゼーラが石川県にある事から、FINAL以降のR-TYPEシリーズには白山、浅野川、兼六園、松任市(現:白山市)、野々市市、たまひめちゃんなど、石川県にまつわるご当地ネタが多い。
R-TYPE FINAL3でのアップデートにおいて、石川県の県旗のデザインがデカールとして追加された。これはこのマークが「R11」に見えることに目を付けたグランゼーラが石川県側に正式に許可を取って実現したもの。R11ということで後述の石川県警ネタ扱いもされるだろうか?
*** 石川県警 (スラング)
[[R-11B ピース・メーカー>R-11系列#R-11B]]の俗称。前作R-TYPE FINALの発売時期にアイレム公式サイト内ではR-11Bの壁紙がダウンロードできたのだが、機体の両サイドに「FUKUTOME CITY」(福留町)の表記が付いていた事からいつしか「石川県警」と呼ばれるに至った。ちなみにR-11Bが自機となる原作のGALLOPがリリースされたのは旧アイレム時代で、その頃は大阪の企業だった。
*** 異層次元戦闘機 (分類)
R-TYPEシリーズにおける自機の兵器としてのカテゴリ。転じてFINALで急増したプレイヤー機体の総称としても使われる。略して次元戦闘機とも。
この意味で類義語としてはR戦闘機やRシリーズといった言い回しもあるが、Rと付かない型番の機体も多いことを考慮してか本作ではもっぱら次元戦闘機の呼称が用いられる。
[[R-9Eシリーズ>R-9E系列]]や[[TW-2>TW系列#TW-2]]など明らかに戦闘機でなくともれっきとした次元戦闘機である。
*** ウィスラー・スペース社 (組織)
[[R-9A>R-9A系列#R-9A]]を開発した前身企業の子会社として圧倒的なシェアを誇る企業。
[[RX-10>R-9F/RX/TX系列#RX-10]]を開発したマクガイヤー社とクロスライセンス契約を結んでいた事があり、それにより得た技術を活かして開発した同社の[[R-11シリーズ>R-11系列]]は、ウォーレリック社の[[R-13>R-13系列]]と次世代量産型戦闘機の座を争った末、軍に正式採用されている。
しかし、再びバイドの活動が活発化すると性能面で見劣りするようになり、[[R-11S2>R-11系列#R-11S2]]をもって、大量生産によるコストダウンを企図したR-11シリーズの製造は打ち切られる事となった。
*** ウォーレリック社 (組織)
『R-TYPE⊿』にて所在が確認された軍事メーカーで、[[RX-12>R-9F/RX/TX系列#RX-12]]や[[R-13シリーズ>R-13系列]]などの製造・開発を行った。
本作の機体列伝では、元々はR戦闘機のメンテナンス及びカスタムチューンを請け負っていた事、次世代量産型戦闘機の座を掴み取るために軍の幹部にあの手この手で働きかけ、非合法な手段でRX-12の実戦テストを行っていた事が判明しており、目的の為には手段を選ばないマキャベリズム的な姿勢が窺える。
*** うむっ、緊急連絡だ (スラング)
外伝作品 R-TYPE TACTICS にてインターミッションで提督(プレイヤー)がよく口にする台詞。
ワープ空間航行時に物思いに耽っていたり、バイドに関する考察を進めているとそれを遮るかのように決まってバイド襲来の緊急連絡が届くのがお約束となっていた。
*** エイプリルフール(web上のイベント)
かつてのアイレムソフトウェアエンジニアリングはやたらエイプリルフールのネタ企画に力を入れていた。
1998年にあるスタッフの悪戯から生まれたぐっすんの裸踊りから端を発し、ふぉーす入り水饅頭「愛礼夢」、バイドバーガー、自家用R機販売、どきどきすいこでん、スペランカーHD、グランドフィナーレの野望、ブラックアイレム団etc…毎年ごとに様々なネタが考案され、業界内外を賑わせた。
その体質はグランゼーラにも受け継がれていくのだが、アイレム時代も含めてあまりに長く続きすぎた結果、2019年4月1日に大真面目で制作発表したR-TYPE FINAL2はファンからもゲーム系メディアからも「エイプリルフールネタなのでは」と疑われ、信じてもらえないというイソップ寓話の「嘘をつく子供」さながらの事態になってしまった。
この事件から現在のグランゼーラのエイプリルフールへのスタンスは「嘘みたいな本当のこと」となり、2022年4月1日に[[R-9uso799>R-9uso799 APRIL FOOLS PROTOTYPE]]のサプライズ配信へと繋がる。
*** エイリアンフォース (組織)
『イメ-ジファイト』『イメージファイトⅡ』に登場する敵勢力(但し、この名称自体の初出は『Ⅱ』)。
植物性のエイリアンで、機械に取りつくことで暴走を引き起こす性質を有している。敵機として出現するのはこの暴走中の兵器で、エイリアンそのものが姿を現し攻撃を仕掛けて来ることはほとんどない。
作中世界の西暦2048年にムーンベースのマザー・コンピュータ「MARIKO」に取りつき、月の崩壊を始めとした地球への攻撃を開始する。後に「ルナティック・ウォー」と呼ばれるこの戦いは、人類の開発した軌道戦闘機[[OF-1>OF系列#OF-1]]がMARIKOを破壊したことで終結した(『イメージファイト』)。
しかし、掃討したと思われたエイリアンは三年後の西暦2051年に再び出現。前作での戦いは単なる前哨戦に過ぎず、銀河系に数万もの規模を持つエイリアンフォースは圧倒的な戦力を持って地球に迫りつつあった。これを受けて人類は旧式化していたOF-1の後継機[[OF-3>OF系列#OF-3]]を開発し、空母ファルシオンを旗艦とした艦隊を編成。占拠された土星へ向けて出撃し、最後は土星で発見された異文明の浮遊遺跡をも取り込んだエイリアンを殲滅した(『イメージファイトⅡ』)。&br;
余談だがこのエイリアン、「機械に取り付き暴走させる」だけでなく、「空間跳躍する」、「意識も感情もなく、破壊本能のみ存在する」、「人間の精神に干渉する」など、平行次元の22世紀で猛威を振るっているバイドと類似している特徴があるものの、木星での戦闘の末にエイリアンの精神干渉を受けた主人公は帰投後に「彼らは異星人によって造られ、''その異星人さえ滅ぼしてしまった''」と艦長に報告していることからバイドそのものである可能性は低いと見られる。
*** エクリプスメモリー (兵装)
スペシャルウェポンの一つ。その名の通りの[[TX-T>R-9F/RX/TX系列#TX-T]]の他、[[R-9Bシリーズ>R-9B系列]]、[[R-9Eシリーズ>R-9E系列]]、[[OFシリーズ>OF系列]]で採用されている。
また、謎の究極互換機[[R-101>究極互換機系列#R-101]]もこれである。画面がネガ反転して黒い爆発が無数に発生するダークなエフェクトもエクリプスという名にふさわしい雰囲気といえる。
*** エデン・パラドックス (事件・作戦)
『R-TYPE LEO』で描かれた、バイドが存在しない平行次元における人類の存亡をかけた戦い。
居住不可能となった地球の代替として、生体コンピュータ「MAJOR」により建造・管理された人工天体エデンに人類が移住する「パラダイス計画」の遂行中、突如としてMAJORが暴走し、エデンが人類に牙を剥く事態が発生。
最終的には2機の戦闘機「LEO」によってエデンを破壊することで事態の収拾がつけられたものの、MAJORの暴走の原因は最後まで明かされなかった。&br;
今作においては、オマージュステージ[[X2.0]]で追体験出来る。
*** エバーグリーン (名称)
22世紀後半にバイドによって地球の海洋上へ落とされた人工宇宙都市。初出は『R-TYPE FINAL』だが、平行世界であるTACTICSシリーズでも同様に地球へと落とされている。
多くの人命が失われただけでなく、内部にはFINALの時点でも尚バイドが巣くっており、人類の次元戦闘機と激しい戦いが行われていた。
作戦名”LAST DANCE”の最中、周辺で[[とあるバイド>B-1D系列#B-1D]][[のサンプル>B-3B系列#B-3B]]が回収されたり、犠牲者の哀悼の為に[[B-5C>B-5系列#B-5C]]が建造されたりと、R戦闘機開発においても重要な場所となっている。&br;
R-TYPE FINAL2ではオマージュステージ[[Z3.0]]及び[[Z7.1]]の舞台となる。
*** エンジェルパック (兵装)
R-TYPEⅡの自機R-9カスタムに搭載された操縦システム。数あるR-TYPEの狂気的設定のうちで最も有名なものの一つ。
設定画では「パイロットユニット」と称して底部から無数のコードが生えた円筒形の物体が描かれていた。併せてパイロットの四肢は除去され、生体コンピュータとして機体に組み込まれていることが語られている。
別の資料では「実に脳だけになりながら」などといった表現も見られ実際パイロットがどんな状態なのかは定かでないが、設定画の件もあって人の姿を失っているというイメージが一般的なようだ。&br;
有名かつショッキングな設定であるため曲解や勘違いも多く、さも初代由来の設定であるかのように語られることがあるが、初代のR-9は五体満足で乗ることができるタンデム複座型の2人乗りである。
R-9カスタムがモデルである本作の[[R-9C>R-9C/K/S#R-9C]]についてはこの設定は描写されておらず、機体列伝においては長期間にわたる訓練やパイロットに合わせたコクピットの改造などどいった別の噂が語られるにとどまっている。
*** エンボス (兵装)
スペシャルウェポンの一つ。[[全>BX系列]][[て>B-1A系列]][[の>B-1B系列]][[バ>B-1C系列]][[イ>B-1D系列]][[ド>B-3A系列]][[系>B-3B系列]][[機>B-3C系列]][[体>B-5系列]]と、[[R-100>究極互換機系列#R-100]]に採用されている
名前の通り画面全体にエンボスエフェクトをかけるような演出だが実際どういう攻撃なのかはよくわからないところがバイド系らしい不気味さを醸し出している。
*** オノデラ研究所(組織)
地球連合軍の研究機関。グランゼーラがnoteで公開しているSF機体列伝No.2 「未来をつかむ巨大な腕」にて存在が明らかとなり、R-9F アンドロマリウスを開発した事で知られている。このような実験機の開発は軍からの予算が降りにくい為、同研究所は既存機体をカスタマイズする形でR-9F開発の承認を得ている。
*** お前のような掘削機がいるか (スラング)
R-TYPE TACTICSⅡのミッションNo.16「衛星オベロン動乱」において、敵旗艦「ミヒャエル」に対し多くの&ruby(プレイヤー){提督};が浴びせたとされる罵声。
母機や補助掘削ビットから広範囲に放たれる屈折式掘削レーザーは並のユニットであれば一撃で沈む程のべらぼうな火力を持ち、それでいてチャージも1ターンごとに行われる為、多くの提督を阿鼻叫喚に陥れた。
道中に出没する中型ユニットのバメラもミヒャエルと同じく採掘機であり、掘削ヒートスティックを伸ばして攻撃してくる。&br;
このミッションはイメージファイトの演習ステージ3をモチーフとしており、奇しくも本作でも[[Y2.0]]にてオマージュされている。そのためY2.0のボス「マイケル」に対してもこの言葉が使われることがあるが、本作においてマイケルは「レーザーを撃つ艦船」と表現されており、掘削機という設定ではなさそうである。
*か行
***キングスドンマイ(笑)
- R-TYPE FINAL1におけるR-9AD3の不名誉な蔑称。機体説明のフレーバーテキストと言ってしまえばそれまでなのだが、必要とされる開発期間(プレイ時間)の割には今一つの性能に落胆したプレイヤーも多かったかもしれない。だが今作FINAL2では苦節17年の年月を経て汚名返上の活躍と名誉挽回の機体性能をみせてくれる。&color(#a9a9a9){%%まぁプリンスダムでも充分だけど。%%};
*** 核 (スラング)
R-TYPE TACTICSで初登場した大型水爆ミサイル「バルムンク」の俗称。その恐るべき性能は、これを運用できる機体である[[R-9B>R-9B系列#R-9B]]自身がバルムンクと呼ばれてしまうほどであった。
R-TYPE TACTICSⅡにおいてはR-9Bに搭載できるものが試作型になり弱体化したもののその重要度に変わりはなく、「とにかく拷問だ!!」をもじって「とに核バルムンクだ!!」などと言われることもあった。
本作においてSTGに逆輸入され、こちらでも猛威を奮っているのはご存知の通りである。
なお、ニュークリアカタストロフィーも核エネルギーによる攻撃であるが、こちらが核と呼ばれることはほぼない。
*** 火星動乱 (事件・作戦)
(本作において明言はされていないものの)グランゼーラ革命政府が地球連合に対して蜂起した事件。
R-TYPE TACTICS2の前編(地球連合軍編・グランゼーラ革命軍編)にあたる出来事。
FINAL2では明確に「あったこと」とされており、「TACTICSシリーズはSTGシリーズとは別物の世界線」とされていたため、FINAL2は無印FINALまで続く「&ruby(シューティング){STG};世界線」とも「&ruby(シミュレーション){SLG};世界線」とも別の世界を描いているのでは?と考察される一要因となっている。以下は機体列伝で語られたその影響。
|>|機体列伝より引用された火星動乱による影響の一覧|h
|[[R-9B>R-9B系列#R-9B]]|この機体が火星都市グラン・ゼーラにある工廠(こうしょう)で''製造されている時に、火星動乱が勃発''し、''一時は地球連合軍に反旗を翻していた反乱軍によって生産され使われていた''時期がある。|
|[[R-9B2>R-9B系列#R-9B2]]|火星の工廠(こうしょう)で量産されていた長距離巡行型機体R-9Bをベースに、''反乱軍が強化型として開発''したのがこのR-9B2である。&br;巡行距離をさらに延ばし、搭載ミサイルもバルムンクの実戦配備型に換装されている。|
|[[R-9B3>R-9B系列#R-9B3]]|R-9B3は、火星で蜂起した反乱軍によって製造されていたR-9BとR-9B2を参考に、''火星の兵器工廠(こうしょう)を接収した地球連合軍が、反乱軍の設備を使って生産した機体''である。|
|[[R-9ER>R-9ER系列#R-9ER]]|R-9ERは、''当初は火星の反乱軍によって運用されていた電子戦機であり、当時の型式名はREAW-1であった。''&br;R-9Eシリーズと異なるのは、ひずみのない全方位画像データを収集するためにレドーム部を球形にした点と敵のレーダーをかく乱する電子戦機能を持たせた点である。|
|~|搭載されていた''電子戦のための機能は、この機体にフォースを装備させ、型式名をR-9ERに変更された時に取り除かれた''が、フォースが感知した敵に波動砲を当てる仕組みは、電子戦機であった時の仕組みが流用されている。|
|[[R-9ER2>R-9ER系列#R-9ER2]]|「解き放たれた静寂」&br;R-9ER2は、''火星の反乱軍が開発・発展させていた電子戦機REAW-2をベースにした機体''である。&br;電子戦機としてのREAW-2は非常に優秀な機体であり、''反乱軍の鎮圧にあたっていた地球連合軍を大いに悩ませた。''|
|~|反乱が鎮圧された後、連合軍側によって戦闘機へと改修され、専用の球形レドーム・フォース改が当てられた。|
|[[TX-T>R-9F/RX/TX系列#TX-T]]|火星の基地でテスト任務のため運用されていた本機は、''火星で同時多発的に勃発した反乱の際に、機体と設計データが反乱軍により奪われてしまう。''&br;その後、反乱軍の点によって強化改良されて、量産され、''反乱軍の主力戦闘機''となった。|
|~|反乱軍でのエクリプス型戦闘機の活躍は目覚ましく、''反乱軍に身を投じていた若き日のエマ・クロフォードは艦隊参謀になるまで''の間にこの機体で撃墜スコア74機を記録してる。|
|~|そのため正規軍幹部の中には、''この機体を忌み嫌う者が少なからずいる。''&br;反乱軍鎮圧後、この機体の製造工廠(こうしょう)はすぐに閉鎖され、生産も中止されている。|
|[[R-11A>R-11系列#R-11A]]|次世代量産機の入札は、''マクガイヤー社が火星の都市で発生した動乱に巻き込まれ途中で辞退した''ため、事実上ウォーレリック社とウィスラー・スペース社との一騎打ちとなった。&br;軍が高価で高火力の機体と低コストの機体を組み合わせるハイアンドロー戦略を取るとのうわさもあり、両者の提案が両方採用されるのではないかという憶測が広がっていたが、この時点ではウィスラー・スペース社が提案するギャロップ・フォース搭載機が単独で正式作用され、R-11と命名された。&br;(後に、ウォーレリック社が提案する機体もR-13として正式採用されたが、生産台数はわずかにとどまった)|
|[[R-11S2>R-11系列#R-11S2]]|火星で勃発し、太陽系全域に広がっていた革命組織との戦いでは、''革命軍側に渡ったR-11S2を使ったゲリラ戦に地球連合軍は手こずることになった。''&br;R-11S2の特徴をの特徴を生かした都市での戦闘や狭い戦場を利用した一撃離脱戦術で数的不利を補う戦術を徹底した革命軍に地球連合軍は悩まされた。&br;これもR-11S2が優れた機体であったことを示すエピソードといえる。|
***ゲーミング戦艦
- ステージ3.0に登場する戦艦ディストラクションの俗称。船体の各部にほとばしる光の線があたかもゲーミングPCのイルミネーションに見える事から名付けられたと思われる。
*** 驚愕する (スラング)
TACTICSの地球連合軍編最終ステージのボスの漆黒の瞳孔、TACTICS IIの後編最終ステージのボスの琥珀色の瞳孔を倒した際、直後に艦を襲った異常な振動に対する提督の反応。
*** 巨大戦艦 (分類)
R-TYPEシリーズにおいてお馴染みの要素とされている画面に収まりきらないほどの巨大な敵の総称で、多くの場合道中の障害物とステージボスを兼ねている。ステージ3に現れるのがお約束。
|グリーン・インフェルノ|初代R-TYPEのステージ3に登場する偉大なる元祖。本作でもX4.0でその勇姿を拝むことができる。|
|惑星爆撃戦艦|R-TYPEⅡのステージ3に登場する小ぶりな巨大(?)戦艦。艦隊を組んで多数が登場し、ボスでもないため、この時点では「お約束」として確立していないことが窺える。|
|超巨大戦艦|SUPER R-TYPEのステージ4に登場する、グリーン・インフェルノと惑星爆撃戦艦の遺伝子を継ぐ超巨大戦艦。ボスとなる機関部はプリズナーという名称。|
|ゲイツ|R-TYPE⊿のステージ3に登場する、シャトル運搬用巨大4足歩行トレーラー。戦艦どころか宇宙船ですらないが、そのステージコンセプトは巨大戦艦のそれを明らかに引き継いでいる。|
|巨大戦艦|R-TYPE FINALのステージ3に登場する固有名不詳な巨大戦艦。元々は人類側の兵器であったことが明言されているが、ヘイムダル級などTACTICS以降に登場する地球軍の戦艦との関係は不明。|
|ディストラクション|本作における巨大戦艦。やはりステージ3であるが、建造風景が描写されるなど新たな試みがなされている。|
|ウェスプキウス級戦艦|R-TYPE FINAL3 EVOLVEDのステージ2に登場する巨大戦艦。吹雪が吹き荒れる海上を航行する軍艦で、船体の喫水線下はバイドの侵食により変質している。|
*** 黄レーザー (兵装)
黄色のレーザークリスタルを取得することでフォースから発射できるレーザーの総称。
上下方向に強いという触れ込みであり、実際上下に特化しただけのものもあるが、一方枠にとらわれない挑戦的、変態的なレーザーも多い。
おおむね汎用性の高い赤青と比べて状況を選ぶ性能でありながらも、本作では黄クリスタルの配置数が少ないことから適切な運用がしづらく役立たずのレッテルを貼られるものも少なくない。
ただし中には妙に高性能なものが紛れ込んでおり、黄レーザー重視の運用が強力なフォースも存在する。
*** キングスドンマイ(笑) (スラング)
『R-TYPE FINAL』における[[R-9AD3キングスマインド>R-9AF/AD系列#R-9AD3]]の不名誉な蔑称。
『最強』という触れ込みも機体説明のフレーバーテキストと言ってしまえばそれまでなのだが、必要とされる開発期間(プレイ時間)の割には今一つの火力に落胆したプレイヤーも多かったかもしれない。
だが、今作FINAL2では苦節17年の年月を経て汚名返上の活躍と名誉挽回の機体性能を見せてくれる。%%&color(#a9a9a9){まぁプリンスダムでも充分だけど。};%%
*** 腐れ○○ (スラング)
R-TYPE関連の俗語。R-TYPEに関連するものの頭に付けたり、実にR-TYPE的な狂気を感じるものを形容したりする。
罵倒の意図はないはずだが、語感が語感なので使いどころに注意しよう。
この言い回しの元ネタはR-TYPE TACTICSに登場する腐れPOWアーマーなどのバイド汚染された機体群であろう。
2022年8月のアップデートにて腐れPOWアーマーも[[TP-2Bバッド・アップル>TP-2派生系列#TP-2B]]に名を改め、めでたく自機として実装されることになった。
*** グランゼーラ革命軍 (組織)
バイド兵器の依存に異を唱えた人々が火星都市『グラン・ゼーラ』で蜂起し、樹立したグランゼーラ革命政府が保有する軍事組織で、R-TYPE TACTICSⅡに登場。
TACTICSⅡでは地球連合軍とグランゼーラ革命軍の両勢力からいずれかを選択し、攻略を行っていく。
本作では『革命軍』と略された表記になっているが、革命軍の蜂起は『火星動乱』として扱われ、機体列伝で度々その影響が描かれている。&br;
ご存じとは思われるが、本作を製作した株式会社グランゼーラの社名はここが元ネタ。
*** グリトニル基地 (名称)
R-TYPE TACTICSシリーズに登場した地球連合軍の軍事基地。R-TYPE FINAL2ではオマージュステージ[[Y6.0]]の舞台となる。名前の由来は北欧神話に登場する宮殿から。
冥王星の外宇宙側に位置しており、太陽系外に進出する為の長距離ワープ施設を備えている。
TACTICSシリーズではバイドやグランゼーラ革命軍によってたびたび占拠されているが、オマージュステージY6.0はTACTICSⅡの前編最後のミッション「突入!グリトニル」の状況を再現しており、革命軍でありながらバイド兵器の開発を推し進める同軍のタカ派的人物・キースン大将率いる過激派が籠城するグリトニルを攻略する事になる。
グリトニルの陥落と共に、キースン大将は長距離跳躍航行用の大型ブースターが取り付けられたアングルボダ級宇宙空母でまんまとワープ空間へと逃げおおせた末に
「太陽系解放同盟」を名乗り、地球連合軍・グランゼーラ革命軍と対峙することになるのだが、オマージュステージY6.0では難易度をBYDO以上に設定した時に限り、アングルボダ級を追撃して撃沈するif展開に移行する。
原作では前編最後のミッションという事もあり、要所要所には強力な敵ユニットが待ち構え、上方への通路には発艦準備中のアングルボダ級がエンジンを噴射してプレイヤーの艦隊を攻撃し、制御室へと続くルートにも多数の敵が万全の態勢で防備を固めており、30ターン以内にこれらの脅威を突破ないしは排除して制御システムの制圧をこなさなければならないというTACTICSⅡのミッションの中でも屈指の難関ミッションだった。
*** ゲイルロズ要塞 (名称)
R-TYPE TACTICSⅡに登場した地球連合軍の宇宙要塞。R-TYPE FINAL2ではオマージュステージ[[Y3.0]]の舞台となる。名前の由来は北欧神話に登場する霜の巨人から。
木星と土星の中間に位置しており、その外壁は宇宙戦艦の陽電子砲をも受け付けず、内部に食物プラントなどを備えている事から長期間の籠城を可能としているという。
付近の宙域にはバイド兵器開発基地ギャルプⅡがあり、オマージュステージY3.0の冒頭でも遠方にそれが確認できる。
ゲーム中では既にグランゼーラ革命軍によって占拠され、その手中にある。
原作では数多くの提督を苦しめた難所として知られており、グリトニルと同様に要塞の最奥部にある制御システムを占領可能なユニットで制圧するのが目的となるのだが、多数の艦船と戦闘機、内部の狭い通路、制御室付近の入り組んだ地形などで構成された強固な防衛線はプレイヤーの艦隊の進軍を確実に遅延させ、満身創痍で制御システムに辿り着くも、あと一歩という所で敵ユニットに妨害されてターン数オーバーで作戦失敗となり、涙を呑んだ提督も少なくないはず。
なお、後編では太陽系解放同盟によって再び占領された要塞ゲイルロズを奪還する事になる。
***月面都市セレーネ (名称)
R-TYPE TACTICSⅡで存在が確認された都市。月面の地球側に広がる大都市で、太陽系で最も繁栄している都市の一つと言われている。同作に登場するグランゼーラ革命軍側の副官・リョータ・ワイアットとR-TYPE FINAL2のR-9Eの機体列伝に登場するアマンダ・ヒースがここの出身とされており、ゲーム新規スタート時に設定するプレイヤーの出身地として選択する事も可能だが、それ以外でゲーム本編に関わる事はない。R-TYPE FINAL2では、アップデートにより同都市のシンボルをあしらったオレンジ色の旗を購入する事が可能。
***ゲーミング戦艦(スラング)
メインコース・ステージ[[3.0 突入・奪われた人工知能研究所]]に登場する巨大戦艦・ディストラクションの俗称。
船体の各部を流れる光の線があたかもゲーミングPCのイルミネーションのように見えた事からこの名が付いたものと思われる。
*** ケルベロス大佐 (名称)
アイレムソフトウェアエンジニアリングの時代に突如として現れた悪の秘密結社「ブラックアイレム団」の司令官。キャッチコピーは"放たれた地獄の番犬"。
[[R-13A>R-13系列#R-13A]]をそのまま頭部とした、威圧感とカリスマ性を両立させた御姿である。左腕のアンカーフォースがオシャレと評判。
*** 壊れるフォース (スラング)
R-TYPEシリーズのフォースはいかなる攻撃でも破壊されない無敵の兵器として有名だが、TACTICSシリーズのフォースにはHPが設定され、敵の攻撃で容易く破壊されてしまう軟な存在となっていた。
本作ではステージ[[4.0>4.0 掃討・宇宙基地跡地の生命体群]]、[[7.2>7.2 最終地点・バイドの星中枢]]に出没するバイド・システムαのバイド・フォース、Z3.0に出没するメルトクラフトのメタリック・フォースがTACTICSシリーズと同じく攻撃して破壊できる。
一部ステージに登場する敵R戦闘機もフォースを装備している場合があるが、こちらはフォースを直接攻撃して破壊する事はできない。ただし、機体を撃破するとフォースが射出され、壁にぶつかると消滅する。&br;
また、ステージ[[7.0>7.0 最終地点・次元戦闘機の墓場]]に登場する敵「フェンリル」はステージが進むとスタンダード・フォースH式のような球体を獲得し、各種ハニカムレーザーを撃ってくるが、この球体も破壊して無力化する事ができる。
更にこのステージのラスボスの名前は「エンドオブフォース」であり、詳細はいまだ不明だが、名前から察するにフォースそのものか、それに近しいものであろう。&br;
前作R-TYPE FINALにおいてもフォースが破壊される演出はあり、ラストステージの一つ、ステージF-Aのラスボス「バイド」との戦いでは、バイドにフォースシュートするとフォースが取り込まれてしまう。そのフォースに波動砲を撃ちこむと破壊できてしまい、その余波で半壊した自機はファイナル波動砲で決着をつける事になる。また、ステージF-Bに登場するR戦闘機の中にはフォースを付けている機体もあるが、本作と違い機体を撃破すると即消滅する。&br;
余談だが、敵のフォースはこちらの波動砲を防ぐのに対し、こちらのフォースは大半の敵の波動砲を防げない。ゲームの都合とはいえ若干理不尽。
ただし、フェンリルの分裂波動砲は貫通性能がないためか、唯一フォースで防ぐことが可能。&br;
OF・フォースの説明文にも似たような記載があるが、こちらは原作イメージファイトにおけるパーツの性質を指している。
イメージファイトのパーツは耐久値1のバリアとしての機能(被弾すると喪失する)があり、パーツ装着状態では別のパーツに付け替えることができないという制約もあるため、パーツ装着状態でPOWボックスに体当たりして強引に換装するといった荒業が見受けられた。
*** コントロールロッド (兵装)
フォースに打ち込まれている金属体。
名前通りフォースを制御するための装置だが、フォースによっては触手状だったり鉤爪状だったりで攻防に直接関与しフォースの個性を担うパーツとなっている。
攻撃を受けても機械部品であるコントロールロッドが破壊されないのは、フォース本体からの侵食・同化、つまりバイド化を受けているためである…とのこと。
バイド機用のフォースにはナマモノの付属物があるものが多いが、TEAM R-TYPEはそれらもあくまでコントロールロッドだと言い張っている。
*さ行
>○○
*** ザイオング慣性制御システム (兵装)
ザイオンググラビティドライバとも言われる、R戦闘機が搭載している推進機関。
同時にパイロットをGから守ってもいるようである。
詳細は不明だが、R戦闘機が縦横無尽な機動を取れるのも、戦車や潜水艦が空を飛んじゃうのもだいたいこいつのお陰であり、地味にチート性能のシステム。
*** サイビットサイファ (兵装)
フォースや波動砲に代わるR-TYPE LEOの自機・LEOの特殊攻撃。
ショットボタンを押し続けることで、サイビットが敵をサーチして画面下のゲージを消費し切るまで自動的に攻撃し続けるというもので、耐久力のない敵や地形を貫通する性質がある。
R-TYPE FINAL以降に登場する[[R-9Leo>R-9Leo系列#R-9Leo]]およびサイ・ビットで行えるこれをモチーフとした攻撃の俗称でもある。こちらの正式名称は「サイビットシュート」であるらしいが、この呼び名が使われることは殆どない。
R-TYPE FINALではゲームの仕様に合わせる形で攻撃方法が変更され、波動砲の発射と共にサイビットサイファが発動するようになっている。
しかしながら効果音の指定ミスがあり、サイビットが自機に戻る際のSEが何故か耐久力のあるザコ敵を倒した時のものが使われており、本作でも修正されないままとなっている。
*** サタニック・ラプソディー (事件・作戦)
『R-TYPE⊿』で描かれた、西暦2164年に地球圏で初の対バイド戦が行われた事件。前年に発令された第一次バイドミッションを完遂し回収・保管されたR-9Aが密かにバイド汚染されていたことから端を発した。
R-9Aが封印された宇宙要塞アイギスから投下された局地殲滅ユニット「モリッツG」相手では地球軍の戦闘機も歯が立たず、当時まだテスト中であった[[R-9A2>R-9A系列#R-9A2]]、[[RX-10>R-9F/RX/TX系列#RX-10]]、[[R-13A>R-13系列#R-13A]]、対バイド兵装を搭載した[[TP-2>TP系列#TP-2]]までもが掃討作戦に駆り出されることとなった。
最終的には、地球の衛星軌道上に出現した異層次元内に各機突入し、バイドコアを撃破、無事「3機」が帰還したことで事件は終結したが、機体列伝によれば、各機がこの作戦に投入されたことは未公開情報となっているようだ。%%その割には[[TW-2>TW系列#TW-2]]でR-9A2が優秀な戦果を挙げたと記載されているのだが……%%
なお、この事件はR-TYPEの年表において大規模な対バイド戦役の一つとして数えられたものの、地球圏に侵入したバイド迎撃の延長上にあったことや、メタ的には翌年に第二次バイドミッションが控えていることもあり、バイドミッションには含まれない。&br;
今作においては、オマージュステージ[[X3.0]]及び[[Y4.0]]、[[Z6.0]]で追体験出来る。
*** ジェイド・ロス (人名)
本作の新規ゲーム開始にあらかじめ入力されているデフォルトネーム。英語表記はJade Ross。
初めてその名が使われたのはR-TYPE TACTICSⅡで、前作のセーブデータを引き継がずにゲームを開始した場合、後編にて現れる前作の提督にこの名が付く。
TACTICSシリーズや本作の一部のルートではそのまま未帰還となる事が多い為、あまり縁起の良い名前とは言えないかもしれない。
*** 試験管型キャノピー (兵装)
[[R-9Wシリーズ>R-9W系列]]の特徴的なキャノピー形状を表す。Wシリーズの設定も相まってTEAM R-TYPEの狂気の象徴としてプレイヤーからも恐れられるデザインである。
R-TYPEを知らないアイレムのデザイナーがラウンドキャノピーの設定を知らなかったがためにこの形状にしてしまったが、末端の機体としてこういうのもありとの判断で採用されたという経緯があるらしい。
ちなみに[[R-13A>R-13系列]]はR-TYPE DELTAで初登場した時は通常のラウンドキャノピーだったが、「FINAL」では若干デザインが変更されており、他のR-13シリーズ共々試験管型に近い形状のキャノピーとなっている。
*** ショウ・サワムラ (人名)
『イメージファイトⅡ』の主人公。[[OF-1ダイダロス>OF系列#OF-1]]、後に[[OF-3ガルーダ>OF系列#OF-3]]のパイロットを務める。中尉。日本出身で、漢字表記は沢村 翔。C.V.古谷徹
父のマサヤ・サワムラ(沢村 雅哉)もOF-1パイロットだったが、前作での戦い(ルナティック・ウォー)で出撃後未帰還となっている。
エイリアンフォースに襲われていた所を救助したファロン・レイと恋仲になるなど、何気にリア充である。
OFX-X MARIKO のDLC購入ページのスクリーンショットに彼の名前が使われている。
フリーメッセージには"We are looking for the young and strong brain!"(求ム!脳の丈夫な若者!)と書かれているが、これは説明書の裏表紙に記されていた言葉。
*** シンジ (敵)
イメージファイトの実戦編の2面に登場するボス。後方から現れ、開幕と同時にパーツを前後に分離。前部パーツは高速で飛来する誘導弾(撃破可能)を放ち、後部パーツは左右に往復しながら2連のビームを放って攻撃してくる。弱点は後部パーツにあり、こちらに攻撃しないと倒すことができない。
ちなみにイメージファイトのボスの名称は東西の人名から取られており、シンジは言わずと知れた日本人の男性名である。
……本作でもそんな特徴のボスを見たことある?そう、ステージ[[6.2>6.2 突破・敵防衛システム]]のボス「SIN-G」である。そのためイメージファイトを経験したプレイヤーの中にはSIN-Gをシンジと呼ぶ者も多い。
というかSIN(シン)-G(ジー)なのでおそらくオマージュ的な意味合いなのであろう。攻撃パターンも元ネタを踏襲しているが、誘導弾は低速になり、ダメージが蓄積すると発射間隔が短くなる点が異なる。
後に実装されたオマージュステージ[[Z7.0]]では本家シンジが中ボスとして登場を果たしている。
*** スゥ・スラスター (人名)
R-TYPEⅢの自機[[R-9Ø>R-9Ø系列#R-90]]のパイロットの名前。
設定資料において半ば消されたような表現であったため正確な綴りは不明だが、消されかけているそれがパイロットの名前であることは確からしい。
R-9Øのパイロットは、推定年齢14歳の少女に肉体固定された23歳の女性が生体ユニットとして機体に直結されている、という状態であるらしい。彼女の容姿は設定資料でも明かされていないが、ファンの間では大体合法ロリ的な姿でイメージされるようだ。人の姿を保っているだけエンジェルパックよりマシ、なのだろうか……。&br;
本作におけるR-9Øは、機体列伝においてオリジナルからだいぶ調整されたバージョンであり、普通に搭乗することができると明言されている。併せてオリジナルにおいては生命維持のためパイロットに特殊な処置が施されていたと、ボカされてはいるがエンジェルパックと違ってスルーされずに言及されている。
*** スペシャルウェポン (兵装)
フォースに蓄積されたエネルギーを増幅させて放つ特殊攻撃。初めて実装されたのはR-TYPE⊿だが、この時点では「⊿ウェポン」という呼称だった。
ドースゲージが100%(ドースブレイク)になることで使用可能となり、発動すると蓄積されたドースゲージと引き換えに敵弾を消去し、画面内の敵にダメージを与える言わばボンバーのような効果を持っている。
ただし、この間は自機は無敵にならず、激しいエフェクトにより視認性も悪くなるのでミスを誘発する危険性も孕んでおり、終了直前はエフェクトが発生中でも攻撃判定が消失しているので、倒しそびれた敵からの反撃にも注意が必要である。ちなみに発動するスペシャルウェポンは機体によって異なる。
*た行
*** タイムアウト(一般)
ボスを倒さないまま長時間経過したときに、ボスが自滅するなどして自動的にステージクリアになること。ボスを撃破したときに得られるはずのスコアは得られない。
スコアアタックにおいては、ボスを倒さずに弾を防御したり手下の雑魚を湧かせて倒し続けることでスコアを稼ぐことができる場合があるが、それを永久に続けられてしまっては競技にならないのでこのような仕組みが存在しているのである。
そのため、倒すまでスクロールが停止するタイプの中ボスにも同じようなタイムリミットが存在することが多い。
*** ''ただし波動砲は尻から出る''
- 極めて狭い界隈のR-TYPER達がバイドシステムα~γを揶揄する場合に用いられる語句。記述どおりバイドシステム系は機体後部から誘導性能を持った波動砲を射出するため、20世紀の地球で出版された娯楽作品の似たシーンからR-TYPEネタへと転用された模様。
火力の低い機体で高難易度に挑む場合、端から倒すことを狙わずに逃げ回り安全にタイムアウトを目指すのも有効な攻略方法となる。
ラスボスなど、特殊なボスにおいてはタイムアウトの代わりに画面全体攻撃で強制的にミスにさせられるパターンも存在する。また、無限稼ぎが確実に不可能な場合はタイムアウトせずに延々と続くケースもある。
*** ''とにかく拷問だ!!''
- 機体に貼り付けるデカールの1つで、パイロット情報画面で選択できる称号の中に「ゲイルロズの拷問官」というものもある。元ネタは外伝作品 R-TYPE TACTICSⅡの前半ミッションの山場・ゲイルロズ要塞を陥落させた後のインターミッションにて副官から敵の捕虜の処遇について尋ねられた時の選択肢に由来。開発中の画面では「とにかく拷問だ!拷問にかけろ!」だったが、製品版では「拷問だ!とにかく拷問せよ!」に修正されている。当然の事ながら敵味方双方から総スカンを喰らうばかりかインターミッション時において部下からの好感度が下がる一因にもなる。
*** 濁音、半濁音 (スラング)
R-TYPEシリーズの固有名詞において安定しないもの。代表的なものとして「ドプケラドプス(ド''ブ''ケラドプス)」など。シリーズの顔ともいえる代表的ボスバイドですらこれなのであるからあとは推して知るべしであろう。
「ガスダーネッド(''ダ''ス''タ''ーネッド)」のようにもはや濁音半濁音では済まされないやつも。
由来の分かりにくいバイド名に多いが、他の例では「スプレッドレーザー(スプレッ''ト''レーザー)」なんてのもある。
R-TYPE TACTICS以降は流石に安定した……と思っていたら「パメラ(''バ''メラ)」とかいうイメージファイトからの刺客が!
なんにせよ細かいことは気にしたら負けであろう。
*** ただし波動砲は尻から出る (スラング)
極めて狭い界隈のR-TYPER達が[[バイドシステムα~γ>B-1D系列]]を揶揄する場合に用いられる語句。
B-1D系は機体後部から誘導性能を持った波動砲である[[デビルウェーブ砲>波動砲#dew]]を発射するため、20世紀の地球で出版された娯楽作品の似たシーンからR-TYPEネタへと転用された模様。
ただ、R-TYPE世界においても、命中すれば次元戦闘機などひとたまりもない威力を持つ波動砲が機体後部から発射されることに難色を示す者もいたようである。&br;
このスラング自体の元ネタは『魔法陣グルグル』という漫画作品のセリフ。通常半年はかかる魔法の修行を一か月で済ませる代償として「ただし魔法は尻から出る」と示されたもの。
%%確かに尻は生体が何かを放出する器官として最も適切なのだが%%
*** 弾切れ&aname(OutOfAmmo); (一般)
画面上に出せる弾の数に制限がある場合に、その制限に引っかかって弾が撃てない状態のことを指す俗語。
たとえば通常ショットは画面上に3発まで出せるようになっているため、連射ボタンを押していると3発撃った後に暫く撃たない「間」ができることになる。
その為、敵を倒すためには距離を置くばかりでなく、撃墜されるリスクを承知である程度近づく必要がある。
R-TYPE特有の概念というわけではなく、シューティングゲーム一般で使用される。
*** 地球連合軍 (組織)
R-TYPE TACTICSシリーズに登場した地球連合政府が保有する軍事組織。未知の生命体バイドに対抗すべく、フォースを始めとしたバイド兵器の開発を推進しているが、
バイドによる襲撃が沈静化してもこれらの兵器の保有を固持し続けた為、続編のTACTICSⅡではこれに反対する人々が決起してグランゼーラ革命政府を築き上げる事となった。
更に同作ではバイド兵器の廃絶を訴える市民団体の弾圧や、思想犯と見られている人々を天王星の衛星オベロンへと送り込み強制労働を強いるなどの負の側面が浮き彫りとなり、独裁国家さながらの軍政化が進みつつある事が仄めかされている。
*** 超機械文明 (組織)
初出はR-TYPE⊿におけるバックストーリー。
「26世紀の人類は銀河系中心域で観測された明らかに敵意を持った外宇宙生命体との接触に備えバイドを生み出した」とあるが、次回作であるR-TYPE FINAL1においてもその正体は伏せられたままであった。
だがR-TYPE FINAL2でのクラウドファンディングの一定額支援者機体であるエイプリル・フールの機体説明でその正体とおぼしき存在が小さくも露出された。USO800の名が示す通り真っ赤な『嘘』であるのか、はたまた予定されるR-TYPE FINAL3への布石であるのか、今は静観するのみである。&br;
R-TYPE TACTICS IIでは、番外編で謎の文明(地球の兵器やバイドとは異なる体系の兵器を運用している)と超攻撃的文明(どういうわけか地球連合軍とグランゼーラ革命軍のユニットで編成されている)が登場しているが、一部のファンにはそれらなのではないのかという説を挙げる者もいる。
*** 超高速電磁レールキャノン (兵装)
R戦闘機に標準搭載されている機銃である。大仰な名前だが、要するに通常ショットのこと。
出展元は旧アイレムのファンクラブ向け会報誌「DRAGONFLY」と思われるが、ゲーム本編では単に「バルカン」と呼ばれる場合が多い。ゲーム中はどう見ても機首から発射しているが、設定上は機首の下部ないしは両脇に備えられた砲身から発射しているようだ。
なお、R-Type Dimensionsの3Dモードでは両脇から交互に射撃エフェクトが出ていることが確認できる。
この設定を知る人は通常ショットをレールガンと呼ぶことがあるので初心者は注意が必要だ。
*** 提督 (一般)
海軍で艦隊を統括する司令官を指す言葉。
本作では大佐から昇進できる階級となっており、その条件はR-TYPER以上でのステージクリアを50回、バイド総撃破数30,000、ノーミスでのステージクリア数を1,000回達成というまさに茨の道である。&br;
この元ネタとなるR-TYPE TACTICSではプレイヤーのことを指し、転じて同作に登場するバイド「B-BS-Cnb 暴走戦艦 コンバイラ」の事も指している。
そこから更に元ネタである初代R-TYPEステージ4のボス「コンバイラー」も提督と呼ばれる場合がある。
なぜコンバイラが提督と呼ばれることになったのかはR-TYPE TACTICSのネタバレとなるため割愛する。&br;
本作でも登場が望まれている人気バイドだが、今のところステージ[[7.2>7.2 最終地点・バイドの星中枢]]の背景にそれらしきものが見える程度の登場に留まっている。
R-TYPE TACTICSⅡでは、初回プレイ開始時に名前やアバター、好きな食べ物、出身地、提督の性別が設定可能で、男性提督は稲田徹、女性提督は前田ゆきえのボイスで喋るようになった(番外編ではボイスなし)。
地球連合軍・グランゼーラ革命軍の後編のとあるミッションでは、前作でバイド帝星へと旅立ったかつての提督と邂逅するのだが、その提督の旗艦ユニットのデータを参照すると、前作のプレイで入力した提督の名前が表示される(前作のデータを引き継がずにプレイするとジェイド・ロスという名前になる)。
*** デ・ハミルトン社 (組織)
R-TYPE TACTICSⅡの発売時期に旧アイレムの公式サイト内に広報担当のケンケン氏が無断で作成した「ケンケンのR-TYPE TACTICSとアイレムファンのための裏ページ」にて名前が確認されたグランゼーラ革命軍側の企業。
R-9B1やREAW-1などを製造しているとの事。&br;
本作にもこの設定が取り入れられているかは不明だが、REAWシリーズは本作品でも機体列伝に存在が確認されており、[[R-9ERシリーズ>R-9ER系列]]の原型機となっている。
*** デモンシード・クライシス (事件・作戦)
『GALLOP』で描かれた、サタニック・ラプソディーと同時期に起きていた地球圏での騒乱。
宇宙より飛来した「バイドの種子」が地球に落着したことで世界各地の大型兵器が暴走するも、地球軍はサタニック・ラプソディーの対処で手一杯だったため、民間の武装警察が擁する[[R-11B>No.44~47]]が鎮圧に当たった。
元々GALLOPはR-TYPEシリーズとは異なる世界観であったが、後付けでR-TYPEの世界観に組み込まれた経緯を持つ。その為か、はたまた所属先が民間組織であったためか、対バイド戦であったにもかかわらずR-11Bはフォースなしで対処に当たっている。
*** ドース (兵装)
R-TYPE⊿より取り入れられたシステムで、元々は(薬の)服用量、投与量などを意味する言葉。
フォースを敵に接触させたり、相殺可能な敵弾を吸収させると画面左下のドースゲージの数値が上昇。ゲージが100%に達するとドースブレイク状態となってフォースが赤い光を纏うようになり、攻撃判定の拡大ならびに接触時の威力が向上し、更にフォースで敵を倒した際のスコアもアップする。また、ドースブレイク時はスペシャルウェポン(⊿ウェポン)が発動可能。
本作ではドースブレイク時の攻撃範囲の拡大はオミットされている模様。マニュアルでも触れられていない。&br;
難易度が高いほどゲージがたまりにくい。通しプレイの場合、意識して稼げばNORMALくらいまでは複数回ブレイクできるが、R-TYPERでは1回ブレイクするかしないかくらい。R-TYPER3ではもはやこのシステムはないものと思おう。当然1ステージ限り&機数3のスコアアタックモードでは更に空気である。
***特異点ジフラタリルX (名称)
R-TYPE TACTICSⅡで存在が確認された宙域で、太陽系から遥か離れた宙域にあるという位置が特定できない場所と言われているが、ゲーム本編でここが舞台となる事はない。およそ人類の生存圏とは思えない場所であるにも関わらず、ゲーム新規スタート時に設定するプレイヤーの出身地として選択する事が可能だが、ここの出身だと主張しても誰も信用しないだろう。R-TYPE FINAL2では、アップデートにより同宙域のシンボルをあしらった紫色の旗を購入する事が可能。
*** とにかく拷問だ!! (スラング)
機体に貼り付けるデカールの1つで、パイロット情報画面で選択できる称号の中に「ゲイルロズの拷問官」というものもある。
元ネタは外伝作品 R-TYPE TACTICSⅡの前半ミッションの山場・ゲイルロズ要塞を陥落させた後のインターミッションにて副官から敵の捕虜の処遇について尋ねられた時の選択肢に由来。&br;
開発中の画面では「とにかく拷問だ!拷問にかけろ!」だったが、製品版では「拷問だ!とにかく拷問せよ!」に修正されている。
当然のことながら敵味方双方から総スカンを喰らうばかりかインターミッション時において部下からの好感度が下がる一因にもなり、その後の選択肢で肯定的な意見を述べたり、部下を激励しても冷めた反応が返ってくるようになる。
*な行
>○○
*** なーんちゃって (スラング)
プレイヤーと打ち解けたオペレーターが出撃時に時折みせるおちゃめなジョーク。
このフレーズのもっとも古い記録と初出は20世紀の地球(1977年)の極東の某国家であり、これはサタニック・ラプソディー騒乱時にモリッツGが降下した国だと述べれば地理的理解も早い。
発祥より200年近い時が流れ、国家枠も軍事バランスも激変したであろう世界においてこうした古典的ジョークの生き残っている様は人類の娯楽文化の継承もバイド並にしぶとく侮りがたいものであると感じられる。&color(red){''なーんちゃって!''};
***謎の文明(組織)
R-TYPE TACTICSⅡに登場した謎の文明。本当に謎。前作のバイド編に当たる番外編の最初の敵として立ちはだかる。
「圧縮開放キャノン」という波動砲に類似したチャージ兵器を搭載しており、分離合体が可能な四十四型戦闘機、五十五型戦闘機と兆級巡航艦、京級戦艦、兆京級合体戦艦という五種類のユニットを保有する。
どちらもチャージ兵器を有する戦闘機のみならず、巨大な巡航艦と戦艦まで合体させるあたり、この文明は合体するのが大好きな様子。
情報が殆どないため地球文明と関連があるのかどうかすら謎。%%描写をそのまま受け取ると『バイドと戦っていたら本星まで襲撃されてしまった可哀想な一般異星文明』ということになるのだろうか。%%
*** 夏の夕暮れ (スラング)
前作FINALにおける最終ステージの一つ、STAGE F-Bのステージ名。見覚えのある場所で見覚えのある仲間たちから攻撃を受ける展開を指す。
前作FINALにおいて、STAGE6.1をクリアした際に自機がバイド化、続くSTAGE F-Bでは廃棄コロニー・エバーグリーンに迷い込み、図らずも人類の次元戦闘機と戦うことになる。
このステージは、バイド化した上に時間移動した自機がSTAGE1.0を逆走する形で進むのだが、その時間帯は夏の''朝方''(実際、STAGE1.0の追体験である[[Z3.0]]をプレイすれば、背景に青々とした空が見えるのが分かる)。
それにもかかわらず、突然味方から砲口を向けられ混乱しているパイロット本人は、バイド化に伴い視界が琥珀色掛かってしまったことで、夕暮れ時と勘違いしてしまっている。&br;
つまりこのフレーズは、&color(red){''『自分が倒すべきバイドの尖兵と化したことに気づくことなく、かつて味方だった者たちと否応なしに敵対する』という悲劇''};を端的に示している。
この展開は『バイド化した人間の意識はどうなるのか』という問いに対するアンサーとして人気を博し、TACTICSシリーズでも取り入れられることになった。&br;
後に本作のオマージュステージ購入特典としてこのステージを再現したオマージュステージ[[Z7.1]]が実装。Set8とSet9を購入する事でプレイが解禁されるが、前作とは違い、太陽の位置が夕刻となっている。
*** ニュークリアカタストロフィー (兵装)
スペシャルウェポンの一つ。直系たる[[R-9Aシリーズ>R-9A系列]]、R-9A2から派生する[[サ>R-9AF/AD系列]][[ブ>R-9C/K/S]][[・>R-9Ø系列]][[シ>R-9AX系列]][[リ>R-9Leo系列]][[ー>R-9Sk系列]][[ズ>R-9W系列]]、そして[[R-99>究極互換機系列#R-99]]で採用されているベーシックなスペシャルウェポン。
青い稲妻が画面上を駆け回るエフェクトが特徴的。ニュークリアの名の通り、核融合を引き起こし熱エネルギーによって攻撃するものであるらしい。&br;
もしかしたら[[R-9Skシリーズ>R-9Sk系列]]の発想元はこの兵器だったりするのだろうか?だとすれば色物寄りのSkシリーズがAシリーズの末端に名を連ねているのも頷けるところ。
*** ネガティブコリドー (兵装)
スペシャルウェポンの一つ。[[R-9F>R-9F/RX/TX系列#R-9F]]、[[RX-10>R-9F/RX/TX系列#RX-10]]、[[R-11シリーズ>R-11系列]]、[[TLシ>TL-T/1系列]][[リーズ>TL-2系列]]で採用されている。
異層次元航法システムの原理を応用して時空の歪みを生じさせるもの。時空歪曲の表現か画面も歪む上に激しく発光するので、敵や障害物に激突しないように注意。
*は行
>○○
*** バイディックダンス (兵装)
スペシャルウェポンの一つ。[[TWシリーズ>TW系列]]、[[TPシ>TP系列]][[リーズ>TP-2派生系列]]で採用されている(B-5Cは違う)。
バイド砲と同様のバイドの光学イメージが無数に出現し画面上を横切っていくエフェクト。さながら百鬼夜行といった様相であるが、バイド砲共々なんでわざわざバイドのイメージを使用しているのかはよくわからない。
バイドはPOWアーマーと並ぶR-TYPEのマスコットだ、とでもいうのであろうか。
*** バイド汚染 (名称)
設定が固まって以降のバイドは有機物や無機物を問わず、更には空間さえも侵食し我が物とする性質があり、この言葉はそれによってバイドと化したものの事を指す。
機械系バイドは元々は人類が運用していた乗り物や兵器が殆どだが、R-TYPE⊿からはバイド汚染されたR戦闘機までもがプレイヤーに襲い掛かる。
バイドに汚染されたのが人間の場合、自身がバイドになったという自覚が全くなく、人間であると錯覚している。TACTICSシリーズではそれが顕著に表れている。
*** バイド帝国 (名称)
R-TYPEⅠ~Ⅱまではまだ世界観が定まっておらず、バイドは侵略性エイリアンというだけのフワッとした設定であった。
この言葉はその名残である。本拠地はバイド帝星と呼ばれていた。R-TYPE FINAL2.5では同帝国のシンボルをあしらった黒い旗を購入する事ができる。
*** バイド・フォン・グランゼーラ (人名)
バイド帝国の総帥……ではなく、アングルボダ級の発艦オペレーターによる変声器を使った悪戯から生まれた架空の人物。
ステージエディットでステージ[[1.0>1.0 調査・放棄された宇宙都市]]や[[X3.0]]以外のステージを最初のステージに指定すると低確率でこのやり取りが見られるようになる。
*** バイドミッション (事件・作戦)
『R-TYPE』『R-TYPEⅡ』における、バイドの殲滅を目的としたバイド中枢部への攻撃計画。
西暦2163年にロールアウトしたばかりの初期型[[R-9A>R-9A系列#R-9A]]一個大隊を投入した第一次バイドミッション、西暦2165年に当時最新鋭の[[R-9C>R-9C/K/S#R-9C]]を投入した第二次バイドミッションの二度に渡って発令されている。
今作においては、前者をオマージュステージ[[X4.0]]、[[X7.0]]、[[Y7.0]]、[[Z5.0]]で、後者を[[X6.0]]、[[Y1.0]]、[[Z4.0]]で追体験出来る。
*** バイド粒子弾 (兵装)
キャンサーなどの雑魚バイドが発射する、オレンジ色の自機狙い弾の通称。ミラーシールド・フォース等で跳ね返すことができる。
この語の初出は(多分)「R-TYPE TACTICS」で、各種バイド体やバイド機体の他、人類側のフォースの武装でもあった。
バルカンが敵ミサイルや体当たりを迎撃できるのに対し、こちらは反撃の手段として使用可能。
*** バイドをもってバイドを征する (スラング)
地球軍の対バイド戦における基本戦略。
最初はバイドの切れ端から作られたフォースの開発・運用を指していたが、やがて人類は次元戦闘機にもバイド素子を添加するという恐るべき計画を実行するようになる。
歴代作品において、ラスボス戦でフォースをボス本体に直接打ちこむというお約束を表現した言葉でもある。
前作FINALでは「バイドをもってバイドを征し、人類の叡知の力をもってバイドを討て」と付け加えられた。
これを体現したステージF-Aのラストバトルはまさに最後の最後にふさわしい演出となった。
『バイドをもってバイドを制する』と表記される場合もある。
*** パイロットスーツ (兵装)
R戦闘機に搭乗するパイロットが着用しているスーツで、ヘルメットとスーツの2種で構成されいる。ショップでは各種カラーバリエーションや士官用の制服、エースパイロット専用スーツが取り揃えられているほか、水着、ビジネススーツといった物までもが購入可能。
Pilot & War recordにて着替えることができ、スーツの左胸の部分にはこれまでに獲得した勲章、上腕部には階級章が付き、出撃シーンでも服装がしっかりと反映されているのがわかる。ただし、ヘルメットを脱いだ素顔の状態にする事はできない。また、R-TYPE FINAL2.5では各スーツごとにクリア時に貰えるRポイントや各種資源にボーナスがかかるようになっている。
後のアップデートでは生命維持装置やレギュレーターの付いた無機質的なマスクが威圧感を放つバイド系列機専用のスーツや、グランゼーラ革命軍仕様のパイロットスーツ・士官用制服なども実装されている。
*** 波動砲 (兵装)
本作の主要武器の一つ。ショットボタンを押し続けることで溜め、離すことで打ち出す。R-TYPEシリーズ基礎の基礎。
威力の基準となる[[スタンダード波動砲>波動砲#sta]]は1ループで通常ショット20発分の威力がある。
基本的に敵に当たると敵の耐久力分威力を減衰させて貫通し、敵の耐久力と威力が同等であれば消滅する。&br;
上記が歴代R-TYPEにおける基本事項だが、本作においてはスタンダード波動砲1ループの威力は通常ショット24発分でやや高い。
また、貫通時の威力減衰はない模様(耐久値はあるようだ)で、オーライのように丁度1ループで倒せる耐久の敵は事前に少し削っておくことで2体貫通出来たりする。
前作FINALと同様、溜め続けるとゲージの名称がBEAM→HIGH→STRONG→GREAT→SPECIAL→DEVIL→BYDOと変化する。ちなみに前作では最大ループまで溜めると、ゲージが光る演出があったが、今作では削除されている。&br;
開発コンセプトは「R-9に戦艦の主砲クラスの火力を持たせる」こと。
機体前方に形成した力場の中でエネルギーを蓄積し、一気に力場を解いて指向性を持たせたエネルギーを解放するというのがメカニズムで、その性質上、一部の機体を除き、物理的な波動砲の発射口を持たないのが特徴である。
元々はR-9の前身となった作業艇「R-5」に搭載されるオプションユニットの一つである「アステロイドバスター」なる装備だったが、フォースの研究開発の過程で得られたオーバーテクノロジーを用いることで、その威力を格段に高めることに成功する。
結果、テスト機「R-7」での試験を経て史上初の異層次元戦闘機「R-9A」に標準兵装として組み込まれ、フォースと並んで通常兵器では殲滅しきれないバイドに決定打を与えることが出来る兵装として確立された。
そのため、バイドが現れなかった平行次元での戦いを描いた「R-TYPE LEO」の世界では、バイド体由来のフォースは勿論、波動砲も存在しない。
*** バラカス (敵)
初出はR-TYPEⅡ。ステージ2の地底湖に登場した半機械の体躯に軟質のコア部分を持った大型バイド。
第二次バイド戦役で遭遇・観測されたこのバイドはその独特の形状から情報を開示をするにあたりにかなりの物議をかもし出した。
平たく言えば人体、特に''男性側のとある器官''とその機能・挙動に酷似していたのである。
これらにより倫理的・公序良俗的に民間人へ不要な混乱と不安を招きかねないと懸念され、一時はバラカスの情報そのものが隠蔽・抹消されるのではないかと危ぶまれたが、とある高官の鶴の一声により(一部地域にフィルターが用いられたものの)民間への情報公開は決定された。
以下はその音声および議事録を引用したものである。&br;
「──バラカスとはああいう形に生まれてきた"魔物(バイド)"なのだ。遠い宇宙から来襲した未知の生命体が&color(red){''たまたま(地球の人類にとって)卑猥なカタチをしていただけ''};なのである」&br;
ステージ[[Y7.0]]では難易度をR-TYPER以上に設定し、道中にある培養カプセルを一定数破壊することで対エラストス・ゴマンダー戦の最中にワープアウトして出現する「あるまじき逢瀬」が発生するが、攻撃はしてこない。
*** ヒステリックドーン (兵装)
スペシャルウェポンの一つ。[[R-9Dシリーズ>R-9D系列]]、[[RX-12>R-9F/RX/TX系列#RX-12]]、[[R-13シリーズ>R-13系列]]で採用されている。
フォースのエネルギーによって次元隔壁を破壊し、異層次元を発生させる。赤いラインが画面上を回転するスクリーンセーバーみたいなエフェクトで比較的地味だが、うっかりミスを誘発する危険性も低い安心安全なスペシャルウェポン。
*** ビット (兵装)
ビットアイテムを取得すると機体の上下に装備されるオプション。サイ・ビット及びサイ・ビット改を除き、一個目は機体の上側に装備され、二個目は下側に装備される。
フォース同様、敵に接触させるとダメージを与えることが出来るが、一部のビットを除き敵弾を防ぐことは出来ない(ただし打ち消し可能な敵弾はその限りではない)。
また、ビットの中には特定のフォース、レーザー使用時に補助射撃を放つものも存在する。&br;
R-TYPEΔまではラウンド・ビット一種類のみ(厳密には、R-TYPEⅢではラウンド・ビットに敵弾防御能力をも兼ね備えた上位互換のストラグル・ビットが装備されている。今作未実装)であったが、前作FINALから新たなビットが多数実装された。
シリーズを通して取得出来る機会の少ないアイテムだったが、今作ではそれに輪をかけて貴重な存在となっている。&br;
「人の手によるフォースの創造」を目的とした兵装だが、その開発は困難を極め、第一次バイドミッションでは未完成のまま[[R-9A>R-9A系列#R-9A]]に搭載、出撃となった。
その開発コンセプトの成就には、[[R-9Ø>R-9Ø系列#R-90]]に装備されるシャドウ・フォースの完成まで待たなければならなかった。
*** ビットコンダクター (兵装)
ビットの制御を担う装置。だいたいは機体の後部側面に配置されている。
同じようにフォースコンダクターも存在する。こちらはキャノピー下部に配置されているが、機体によってはフレーム内部に組み込まれている模様。
*** フォース (兵装)
本作の主要武器の一つ。機体の前方又は後方へと装備・射出することが出来る。波動砲同様、R-TYPEシリーズ基礎の基礎。
異層次元探査艇「フォアランナ」が採集してきた、生物と鉱物の両方の側面を持つ超束積高エネルギー生命体、通称『バイドの切れ端』を元に開発された、地球文明圏における初の次元兵装。それ故にR-TYPESのR's libraryやR-TYPE TACTICSⅡのトレイラーでは「悪魔の兵器」と形容されていた。
膨大なエネルギーを持つ反面、制御には高度な技術力が必要で、研究開発の過程で木星のラボを直径6mの『バイドの切れ端』を中心に半径3万mの空間ごと消失させる事故が発生している。また、フォースの実用化試験中に試験機がフォースを後方に装備した際、波動砲の発射位置が同じく後方に移動してしまったことで、自身の波動砲で乗っていたパイロットごと機体を吹き飛ばすこととなった。&br;
ゲームの設定的にもシステム的にも重要な存在であり、最終ステージの最深部で蠢くバイドを打ち倒すにはフォースを使うのがシリーズの「お約束」となっている。
ゲーム中ではPOWアーマーなどが落とすレーザークリスタルを取得することで後方から出現し、続けて取得することで最大三段階まで成長する。二段階目以降はフォースを機体に装備した方向へレーザーを放てるようになり、レーザーの切り替えは赤・青・黄のレーザークリスタルを取得することで切り替えられる。
フォースの最大の特徴は敵弾を防ぐことが出来る(レーザー等、フォースでは防げない攻撃も存在する)点で、いかなる攻撃・状況下であろうと「基本的に」壊れることはない。
機体から分離したフォースはショットを放ったり、ヒットした敵に喰いつき又は突き刺さることで追加のダメージを与えたりすることが出来る。
R-TYPE⊿からはドースシステムが導入され、フォースで敵弾を防いだり敵に接触ダメージを与えたりすることでスコアがアップするようになった。
これらのフォースの性質を理解し、状況に応じて波動砲と使い分けることが、ステージを攻略する上で重要な要素となっている。&br;
本作においてはフォース分離時のショットが従来に比べて強化され、特にフォースをシュートし敵にめり込ませた状態でショットを放つのが強力な攻撃手段となっている。
そのため、分離時にショットを放てるフォースか否かでステージの攻略難易度が大きく変わるようになってしまっているが、半面、従来の「とりあえず前方or後方に装備させておけば安牌」という図式から「ローリスク・ローリターンのフォース装備かハイリスク・ハイリターンのフォース分離か」という戦略性が生まれた(ような気がする)。&br;
*** プラズマニードル (兵装)
R-TYPEⅢの時点で設定されていた、[[R-9S>R-9C/K/S#R-9S]]の固定武装。ちなみにこの時点では同機に搭載されていた波動砲も拡散波動砲だったという。
ただし、R-TYPE FINALで実際に登場したR-9Sは他の機体と同様のショットとなっており、本作も同様のまま。
*** へきる号 (スラング)
[[R-9A3 レディラヴ>R-9A系列#R-9A3]]のプレイヤー側からの愛称。
前作R-TYPE FINALでエンディングソング「PROUD OF YOU」を歌った声優/アーティストの椎名へきるがカラーリングとマークデザインを担当したことに由来。
*** 補習ステージ (スラング)
『イメージファイト』、『イメージファイトⅡ』に登場するペナルティエリア。
両作においては、実戦に出る前に仮想シミュレーターによる訓練を行っているという設定となっており、各訓練ステージの敵機撃墜率が成績として記録される。
この敵機撃墜率の平均値が90%未満だった場合、実戦ステージに進む前にプレイヤーへ課されるのが補習ステージである(この辺りの設定は、今作で明かされた[[OFシリーズ>OF系列]]に纏わる機体列伝にも反映されている)。また、『イメージファイトⅡ』ではストーリー上、一度だけ実戦を経てからシミュレーターによる訓練に臨むのだが、ここで撃墜率が平均値を下回ると上官に舌打ちされながら「大気圏離脱用ブースター貸してやるから自力で空母ファルシオンと合流しろ」と死刑宣告にも等しい言葉を突きつけられ、否応なしに敵部隊がひしめき合う宙域へと放り出される。早い話が補習ではなく''実戦''である。
この補習ステージは、それまでに取得したパワーアップを全て没収される上、ステージ中はアイテムが収められたPOWボックスが一つも出現せず、それでいて耐久値の高い敵が編隊を組んで平然と襲い掛かってくる等、''後に控える実戦ステージよりも遥かに難易度が高いステージ構成''となっている。
特に一週目から更に難易度の上がる二週目の補習ステージは困難の極みで、発売から四半世紀以上が経った2022年現在でも最難関STGの一つとして名を連ねており、多くの猛者が敢えて手を抜いて成績を落とすことで悪夢の補習へ果敢に挑んでいった。&br;
前作FINALの最終ステージの一つ、STAGE F-Cは『イメージファイト』の補習ステージを一部再現している他、強制的に残機0かつコンティニュー不可になる等、今作の競技ステージの走りとなった。
*** ボルトクラスター (兵装)
旧アイレムの会報誌「DRAGONFLY」で公開されていた、ゲーム本編では使用できない[[R-11A>R-11系列#R-11A]]のオプション兵装の1つ。
機体前方を広範囲に攻撃可能な複合電磁ショットシステムであり、ユニットは機体両サイドに装備される。
しかしながら射程距離の短さ故にパイロットからは不評であり、ミサイルランチャーに換装して出撃することが多かったと言われている。
*ま行
>○○
*** マクガイヤー社 (組織)
R-TYPE⊿にて所在が確認された航空機メーカー。主に民間で使用される惑星間航行用の旅客艦やプライベート機を開発・製造しており、兵器の開発経験はなかったが、次元戦闘機の開発入札に軍の手引きという形で参加し[[RX-10>R-9F/RX/TX系列#RX-10]]を製造している。サタニック・ラプソディ事件ではRX-10があくまで試験機である事を理由に本機の実戦投入と整備に反対していたが、軍はその方針を変えなかった為にやむなくそれに従う形となった。
火星動乱に巻き込まれた事でR-9シリーズに代わる次世代量産型戦闘機の開発入札には不参加となったが、ウィスラー・スペース社が開発した[[R-11A>R-11系列#R-11A]]にはクロスライセンスを結んだマクガイヤー社のフォースコントロールロッドならびに衝撃波動砲の技術が活かされている。
ちなみにかつて無許可で旧アイレムの公式サイト内に作成されたケンケン氏の裏ページによれば、Rwf-9Dも同社が製造を手掛けた事になっているが、本作にもその設定が適用されているかは不明。
*** マンガ・カ・ケール (一般)
本作と同じ株式会社グランゼーラが送るマンガ作成ツール&コミックアドベンチャーで、Playstation Storeにてダウンロード販売されている。
DLCとしてR-TYPE FINAL2の素材を追加でき、数は少ないもののR戦闘機やガウパーやドプケラドプスなどの3Dモデルを堪能できる。プレイ動画を作成する際に幕間とかに使うのもいいだろう。
*** ミサイル (兵装)
次元戦闘機や戦艦から発射される質量兵器。
POWアーマーが落とすミサイルアイテムを取得することで発射可能となり、更に取得することで最大二段階まで強化される。
一部の例外を除いて超高速電磁レールキャノンやバイド粒子弾より高いダメージを与えることが出来るが、多くの場合一射分しか画面に存在出来ず、連射が効かない場合が殆ど。
ショットやレーザーと違い、波動砲チャージ中も発射されるため、チャージ中にバイドを迎撃するのに重宝される。
しかしながら、ミサイルを含む既存の人類の兵器(戦艦の艦首砲を除く)では対バイド戦で大きな効果を上げられなかったことから、フォースや波動砲の開発に至った。
***木星衛星都市ゼ・ウースル (名称)
R-TYPE TACTICSⅡで存在が確認された都市。木星の衛星軌道上に浮かぶ交易都市で、太陽系で最も権威がある学術機関ジュピター・アカデミーが存在する。ゲーム新規スタート時に設定するプレイヤーの出身地として選択する事が可能だが、ゲーム本編に関わる事はない。R-TYPE FINAL2では、アップデートにより同都市のシンボルをあしらった緑色の旗を購入する事が可能。
*や行
>○○
*** (ような気がする) (スラング)
はっきりとは言えないが、そんな気がする場合に文中に付与することで、文章のバイド係数を高めることができる(ような気がする)魔法の言葉。
[[B-1C3アンフィビアンⅢ>B-1C系列#B-1C3]]の機体解説文が元ネタ。TEAM R-TYPEの狂気を表すフレーズとしてファンの間で人気が高い。
*ら行
>○○
*** ラウンドキャノピー (兵装)
R-9のRが意味するところの特徴的な形状のキャノピーである。汎用作業艇R-3から導入され続けており、視界良好で実用的であるらしく、特殊な事情で試験管型キャノピーが採用された[[R-9Wシリーズ>R-9W系列]]を除いた後継機にも積極的に継承され、R戦闘機全体の象徴ともなっている。ハンガーではキャノピーのカラーリングや透明度を変更する事が可能(ただし、バイド系機体では透明度の設定は不可)。
*** リィザ・ステファニー (人名)
『R-TYPE COMPLETE CD』のヒロイン。
複座式の試作型R-9のナビゲーターを務める民間人で、アメリカ人女性。C.V.は麻上洋子(現:一龍斎春水)。
序盤のゴマンダー戦後に負傷し、シャトルに収容された後にリョウと別れて治療を受けるが、既に頼るべき両親も帰る場所もない彼女はリョウと共にR-9に搭乗して無断出撃し、バイド帝星へと向かっていった。
*** リョウ・ミナモト (人名)
『R-TYPE COMPLETE CD』の主人公。
複座式の試作型R-9のパイロットを務める民間人で、日系4世の男性。C.V.は神谷明。
フォース実験中の事故で父を亡くしているという過去があり、技術屋の身でありながら局長の推薦によりリィザと共にR-9に搭乗する羽目になる。
終盤にて無断出撃ののちバイドの掃討に成功するが、その結末は難易度によって異なる。
*** ルナティック・ウォー (事件・作戦)
『イメージファイト』で描かれた事件。作中世界の西暦2048年に発生した。
人類が宇宙に進出してもなお行われていた東西冷戦の最中、突如として西側陣営のムーンベースが爆発し、その衝撃で月が崩壊する事態が発生。
これを受けた西側陣営は迅速な対処を決断し、パイロットたちは仮想シミュレータを用いた訓練をクリアした端から最新鋭軌道戦闘機[[OF-1>OF系列#OF-1]]に乗せられ、戦線に投入された(その中には、『イメージファイトⅡ』の主人公ショウ・サワムラの父であり、MIAとなったマサヤ・サワムラも含まれていた)。
原因は、ムーンベースに配備されたマザーコンピュータ「MARIKO」が植物性エイリアンに寄生されたことによる、基地防衛システムの誤作動。最終的には基地最深部に辿り着いた一機のOF-1がMARIKOを破壊し、基地の誘爆に巻き込まれつつも任務を完了した。&br;
今作においては、オマージュステージ[[Y2.0]]、[[Z7.0]]で追体験できる。
*** レーザークリスタル (兵装)
POWアーマー系列に搭載されているフォースの進化やレーザーの変更を行うためのパワーアップアイテム。これを運搬するPOWアーマー系列はレーザークリスタルの放つ特殊な波の効果によりバイドに狙われないという。
しかしながら、本作のステージ[[7.0>7.0 最終地点・次元戦闘機の墓場]]に登場する腐れPOWアーマー、[[R1.0]]に登場する光結晶のPOWアーマー(FINALのステージ6.2に登場するPOWアーマー・Dと同種と思われる)などバイド汚染されたPOWアーマーがいくつか存在する。
外伝作品『R-TYPE LEO』のステージを再現したオマージュステージ[[X2.0]]に限り原作に合わせる形でレーザークリスタルが変更されており、時間の経過で赤→青→黄→赤…と変化するようになっている。
*わ行
>○○
*** ヲヤスミ、ケダモノ。BYE^2 BYDE。 (スラング)
R-TYPEⅢの箱裏に書かれたキャッチコピー。たまにBYE×2 BYDOと紹介されることがあるが、実際はBYEは二乗、バイドは「BYDE」表記である(こまけぇことは気にするな!)。バイドにとどめを刺す時に使おう。
R-TYPE TACTICSⅡ後編の「バイドと同化してゆく宇宙」でもミッションの解説文に用いられているが、記述は「オヤスミ Bye Bye Bydo!」と若干異なっている。&br;
本作でも「ヲヤスミ、ケダモノ」というトロフィーが獲得でき、解説も「10,000体以上のバイドを撃破した。BYE×2 BYDO。」である。ヲイ公式!と言いたいところだが、BYDEは今となっては誤字だし、解説に二乗表記を入れるのもアレなのでこれでいいのだろう。