大気圏内での運用を考慮に入れ、小型軽量化を推し進めた機体。
試作機でありながら、実戦経験を持つこの機体は、多くの後継機に影響を与えた。
R-9A量産機に搭載されたものと同タイプの波動砲に加え、特殊触媒を使用してエネルギーを増加、分散させる拡散波動砲も試験的に搭載されている。
R-TYPE DELTAの主役機体の一つ。
波動砲の2ループ目の性能が変わった他はアローヘッドと変わりない。
拡散波動砲試作型は、2ループチャージで放つと波動砲がやや前方で6つに分裂し、拡散→収束→拡散という軌道で飛んでいくもの。
ただ後継のウォー・ヘッドもそうだが分裂弾が小さめで攻撃範囲に歯抜けが多く、1つあたりの威力も低めなため、広範囲に散らばった敵機をある程度削れるものの一掃とまでには行かない点に注意。
フォースも変わっていないので前機アローヘッドと同じかそれ以上にストイックな性能。
⊿においてはスタンダード波動砲から分裂弾が飛び出すような形式、かつ分裂弾自体がかなり大きく前方広範囲をカバーできる強力なものだったが、FINALシリーズにおいては初期の機体ということもあってか、それほどの強さではなくなった。