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*桐生編
**桐生 一馬
CV:黒田 崇矢 20歳
東日本最大の極道組織東城会。
その直系二次団体堂島組に所属する組員。
幼くして両親を亡くし、堂島組若頭である風間新太郎が設立した
養護施設「ヒマワリ」で育てられた。
そして、成長し風間の背を追うように堂島組の盃を受けた。
堂島組は東城会の中でも最強の武闘派として知られ、
桐生もその一員として神室町の夜にうごめいている。
しかし、地価が高騰し「地上げ屋」が暗躍する街で起きた
“ある殺人事件”をきっかけに組内で窮地に立たされ、
その矛先は恩人である風間にも向けられることになる。
大切な者を護るため、堂島組からの組抜けを決意する桐生。
だがその想いの前に堂島組の3人の若頭補佐が立ち塞がる。
この危機を脱するためのカギを握るのは
誰ひとり手にすることのできない
「カラの一坪」と呼ばれるわずかな一坪の土地だった……
**久瀬 大作
CV:小沢 仁志
東城会直系堂島組若頭補佐で、堂島組内久瀬拳王会会長。
元プロボクサーという経歴の持ち、
武闘派で知られる堂島組の中でも
特に「暴力」に秀でた生粋の極道。
3人の若頭候補の中でも最古参であり、
若頭の風間が不在の今、実質的に堂島組を仕切る。
現在次期若頭の座に最も近い男。
**阿波野大樹
CV:竹内力
東城会直系堂島組若頭補佐 泰平一家組長。
時代に逆らわず、その波に身を任せる享楽的な性格。
だがその裏で広く確かな情報を収集する能力に長け
堂島組の「脅し」を担う狡猾な男。
兄貴分である久瀬には表向き恭順の姿勢を見せているが
裏では虎視眈々と次期若頭の座を狙い、
出し抜く策を巡らせている。
**渋澤啓司
CV:中野英雄
東城会直系堂島組若頭補佐 渋澤組組長。
極道として確かな実力と実績を兼ね備えており
若頭補佐として辣腕をふるう。
堂島組の「事務方」担当であり、
経済にかかわるシノギに明るい。
次期若頭の座を巡っては現状久瀬、
阿波野の後塵を拝しているが
その真の実力は計り知れない。
**立華鉄
CV:井浦新
神室町の不動産会社・立華不動産社長。
すでに無数の飲食店、
風俗店などがひしめきあう神室町において、
どんな売り物件でも新たに用意するという闇の不動産王。
そのためにはいかなる手段を取ることもためらわない。
紳士然とした穏やかな物腰と洗練された振る舞いを見せるが
東城会だけが甘い汁を吸い上げる神室町で、
己もその支配者層にのしあがろうという野心を持つ。
ある事件をきっかけに桐生に接近し、
仲間に引き入れようとする。
だがその真意は謎に包まれている。
**尾田純
CV:小西克幸
神室町の不動産乗っ取りのスペシャリストと
言われる立華不動産の社員。
一見して軽い印象を与えるが、
極道に対してさえ物怖じしない肚の座った男。
豊富な資金力と緻密な情報網を駆使し、
ヤクザ顔負けの強引さで地上げを繰り返している。
立華不動産による地上げの現場を仕切る男であり、
社長である立華の右腕的存在。
**堂島宗兵
CV:江川央生
東城会直系堂島組組長。
冷酷な凶暴性と貪欲な出世欲に満ち、
目的のためには合法非合法問わず手段を選ばない。
これまで東城会を拡大してきた功労者として
数多い直系組長の中でも最大、最強の勢力を誇る。
ただしその功の多くは自身の片腕である堂島組若頭、
風間新太郎の手によるところが大きい。
現在、二代目“代行”体制の続く東城会の跡目、
三代目会長の座を狙い、
神室町再開発計画の莫大な利益獲得を目指している。
その鍵となる「カラの一坪」を手に入れるべく、
若頭補佐三人衆を動かす。
**錦山彰
CV:中谷一博
東城会直系堂島組若衆。
桐生とともに養護施設「ヒマワリ」で育ち
恩人である風間の背中を追い、堂島組の盃を受ける。
幼い頃からの桐生の親友であり、兄弟分。
桐生とは対象的に、極道として器用に立ち回れるだけの
才覚と組織内でのしあがりたいと考える上昇志向を持っている。
そのため、出世に興味のない桐生に物足りなさを覚えている。
また、その一方で、病気がちの妹に対して
常に気にかけるという一面も持つ。
**柏木修
CV:咲野俊介
東城会直系堂島組内風間組若頭。
風間の片腕としてその名を神室町に轟かせる凄腕の極道。
義理と人情、礼儀に厳しく、筋を通さない者を決して許さない。
肩書上は東城会の三次団体である風間組の人間であるため
本来は堂島組に所属する桐生より格下となるが
桐生や錦山にとって何より恐ろしい、年の離れた兄のような存在。
風間からは実質的な組の運営を任されており、
周囲からの信頼も厚い。
**風間新太郎
CV:渡哲也
東城会直系堂島組若頭。
東城会最強と言われるまでに堂島組を支えてきた
立役者であり、実力と人物を備えた別格の極道。
一方で個人的に養護施設「ヒマワリ」を設立し、
身寄りのない子を支援している。
そこで育った桐生と錦山にとって風間は
本当の親も同然であり、憧れの存在。
半年前に風間組で開帳した賭場が警察に摘発されて以来、
現在は刑務所に収監されている。
その間隙を縫うようにして
堂島組若頭補佐三人衆に、組若頭のポストを狙われている。
**世良勝
CV:大川透
東城会直系日侠連総裁。
その紳士的な佇まいとは裏腹に、
東城会の裏の組織として汚れ仕事をこなす
組織・日侠連のトップに立つ男。
「カラの一坪」を巡る抗争でも暗躍しているようだが、
その真相は明らかになっていない。
**二井原隆
CV:柴田秀勝
東城会二代目会長代行。
1988年現在、東日本の裏社会に君臨する男。
直径組織とはいえ、一介の若衆に過ぎない桐生にとって
二井原はまさに雲の上の存在。
「カラの一坪」を巡る抗争が出会う筈のない二人を繋いだ時、
事態は大きな岐路を迎えるだろう。
**麗奈
CV:鶴ひろみ
神室町の一等地・天下一通りに位置する高級クラブ・セレナ。
多くの店が割拠する中、最近特に評判を集めるこの店で
若くしてママを務めるのが麗奈である。
流行に敏感な錦山が評判を聞きつけて常連になり、
その縁で桐生とも出会うことになる。
優雅な容姿と落ち着いた物腰だが、
極道相手にも物怖じしない意志の強さも持ち合わせている。
*真島編
**真島 吾郎
CV:宇垣 秀成 24歳
大阪・蒼天堀でひときわ賑わうキャバレー「グランド」の支配人。
わずかな期間でグランドを人気店に押し上げた手腕に、
人々は真島を“夜の帝王”と呼ぶ。
しかし、その真の姿はいつ消されてもおかしくない状況下に
“飼われている”元極道。
かつて東城会に所属していた真島は、敵対組織襲撃に向かった
兄弟分・冴島大河を救うべく、その見殺しを命じた組織の意向に
逆らった。
“親”の命令に背いた真島に与えられたのは、
凄まじい監禁拷問の末の飼い殺しの生活。
グランドの支配人として出口の見えない日々の中
真島は東城会復帰への、唯一の条件を提示される。
それは、ある一人の人物を
真島のその手でこの世から抹殺することだった……
**佐川司
CV:鶴見辰吾
五代目近江連合直参佐川組組長。
蒼天堀で軟禁状態にある真島の“管理者”であり、
その生殺与奪を握る男。
真島のかつての渡世の親、東城会直参嶋野組組長、
嶋野とは代紋違いの兄弟分であり、
その縁から、東京を追われた真島を一時的に預かっている。
遊び人然とした砕けた口調。
極道らしからぬ容姿で、夜の街を闊歩する。
だが少しでも意に沿わぬことが起きれば
凶暴性をむき出しにする、極めて危険な男。
極道への復帰を望む真島に、条件としてある指令を下す佐川。
それが二人の運命の渦に巻き込むことになる。
**盲目の女性
CV:沢城みゆき
蒼天堀の場末にある整体院・ほぐし快館の従業員。
両目が不自由でほぼ失明しているが、
整体師としての技術を磨き生計を立てている。
華やかな蒼天堀の片隅で時代の波に取り残されたかの
ようにひっそり暮らしていたが
ある事件をきっかけに、極道たちの血みどろの抗争に
巻き込まれてゆく。
**とある整体師
CV:田中一成
蒼天堀の場末にある整体院・ほぐし快館の店長。
そのいかつい風貌に似合わず愛想のいい性格で
鍼師としての腕前も「ゴッドハンド」の異名を持つほど。
だが時折見せる鋭い眼光が
ただの堅気ではないことをうかがわせる。
この男にも人には明かせぬ“裏”があるようだが……
**西谷誉
CV:藤原啓治
五代目近江連合直参鬼仁会会長。
金・女・暴力。
あらゆる欲望のおもむくままに行動する
己にひたすら忠実な男。
その破天荒ぶりは近江連合という
巨大組織ですら手を焼くほど。
強者との命を賭した戦いを何よりも欲するこの男が
真島と出会い、衝突するのは避けられないだろう。
**嶋野太
CV:楠見尚己
東城会直系嶋野組組長。
見上げる巨体で、相手を威圧する圧倒的な
迫力の持ち主。そして性格は豪胆にして残酷。
真島にとって渡世の親にあたり、
真島を極道社会から通報し、
蒼天堀へ軟禁状態に置いた張本人。
生かさず殺さず真島を“飼い”続けている
その真意を知る者は誰もいない。
**ビリケン
CV:中尾良平
近江の極道者たちが「ビリケン」と呼ぶ謎の刑事。
くたびれたトレンチコート、禿げ上がった頭にわずかに残り白髪。
蒼天堀川を眺めながらシケモクを吸うその姿は
いかにもうだつの上がらない老人といった風采だ。
だが実はこの男、蒼天堀の裏社会ではちょっとした顔らしい。
その実態は真島とビリケンが出会った時、明らかになるだろう。
**山形
CV:中井和哉
真島の「グランド」と人気を二分するキャバレーの支配人。
確かな手腕と時代の先を読む眼力で順調に経営を行っており、
キャバレーだけでなく、新業態の「キャバクラ」にもいち早く注目している。