[添付] 伝説のは白狼 | |||
名前 | ゲラルト | 声 | 山路和弘 |
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性別 | 男 | 出身 | 不明 |
身長 | 不明 | 体重 | 不明 |
生年月日 | 不明 | 血液型 | 不明 |
使用武器 | 長剣 | 武器名 | 鋼の剣&銀の剣 |
流派名 | 狼流派 | 人間関係 | 不明 |
ウィッチャーとは特異な能力を持ち、怪物を始めとした人ならざるモノを狩る異能の戦士である。
熟練のウィッチャー、ゲラルトはある日、「悪魔召喚」の嫌疑をかけられた女魔術師の調査を請け負う。
疑惑の真偽を確かめ、必要であれば召喚されているであろう悪魔、そして彼女を始末する、というものだ。
沼地にある砦跡に女魔術師を訪ねたゲラルトだが、彼女の癇癪から異世界への<門>を開く魔術に巻き込まれてしまう。
ゲラルトがたどり着いた異世界、それは女魔術師が探り当てたという<力>、すなわちソウルエッジの存在する世界であった。
ウィッチャーならば誰でも、二種類の剣を携えている――鋼の剣と銀の剣である。
いずれも使い手に合わせて注意深く調整された最高品質の剣だが、用途については大きな違いがある。鋼の剣は主に対人の戦闘において用いられ、銀の剣は怪物を狩るために使われるのだ。
ウィッチャーの剣が隕石から精錬された金属によって造られている、というのは広く知られている話だ。隕石は遠い旅路を経てやってくる。そう、<力>の源たる地、水、火、風それぞれの魔力満ちた世界を通って……。そうした隕鉄から鍛えられた剣であれば、魔術的な存在に対して大きな威力を発揮するのだ。だが隕鉄の加工は極めて難しい。このため、より一般的な鉱石から精練された金属が用いられることもある、というのが実際のところである。
次元転移の最中にゲラルトが武器を失わなかったのは不幸中の幸いと言える。だがこの世界において、ウィッチャーの求める品質の武器が手に入るかどうかは疑わしい。彼は己の武器を念入りに保全しながら、多くの戦いに臨まなければならないだろう。
よく知られているように、ウィッチャーにもいくつかの流派がある――。
長年にわたり狼流派のウィッチャー達はケィア・モルヘンに集って腕を磨き、また後継者を育ててきた。その修行風景は異色のもので、深い水に浸かったまま身体を動かしたり、高く突き立てた杭の上でバランスを取りながら剣を振るったりといった訓練を行う。しかも、時には目隠しをしたままで……。また、彼らは同時に<草の試練>と呼ばれる魔術の儀式を経て、己の身体能力を超人のそれへと変異させる。さらには、錬金術の習得もウィッチャーに課せられた重要な訓練の一環だ。携行できる霊薬の調合から、刃に塗布するオイル、爆薬の製作まで、その習得内容は多岐にわたる。
これらの訓練はもちろん、彼らが狩るべき怪物達との戦いを想定したものだ。星ひとつない暗闇の中、狭苦しい廃墟の奥……極めて不利な状況、場所で戦うことはウィッチャーにとって日常茶飯事である。どのような場合にも平時と同様の力を発揮して戦うため、彼らは厳しい鍛錬を怠らない。
魔術を取り込んだ戦い方もウィッチャーの得意とするところだが、彼らに大仰な呪文を唱えるだけの魔力はない。代わりに<印>と呼ばれる簡易的な魔術を、戦闘の要と言える場面で効果的に用いるのだ。
不運な成り行きから異世界へと飛ばされたゲラルトだが、この地にあっても技の冴えにかげりはない。そう、ウィッチャーにとって準備不足などということは決してないのだ。