プロフィール
ストーリー
邪教集団フィグル・セステムスの大神官、クンペトクーが造りあげたゴーレム、それがアスタロスである。
絶対的な信仰対象「執行者」の命に従い、ソウルエッジ探索の尖兵として造られたアスタロス。
だがその創造には「執行者」そのもの――その実は軍神アレス――が手を貸していた。
みずからの眷属、死の使いケールの力を植えつけて精神的強度を与え、軍神としての記憶を元に優れた戦闘術を付与したのだ。
「破壊と再生」を教義とする邪教集団にふさわしい無慈悲なる魔人が、邪剣を求めて動き出す……。
武器「クルトゥエス」
アスタロスのために造り上げられた巨大な斧。教団の言葉で「無慈悲な破壊者」を意味する名が与えられている。
邪教徒達が斧に刻み込んだ呪印には、握る者の膂力を高め、戦意を高揚させる効能があると言われる。大斧を携えたアスタロスはその名にふさわしい、破壊と死をふりまく破滅の尖兵となるのだ。
巨躯から繰り出される大斧の一撃は、盾や鎧もろとも相手を粉砕する。蹴散らした「雑魚ども」の断末魔を聞くことを至上の喜びとするアスタロスにとって、まさにうってつけの獲物である。
流派「ギュルクス」
ギュルクスは邪教集団フィグル・セステムスに伝わる言語で「(神殿を守るための)戦い」を意味する。だが、アスタロスが本当に邪教集団のために行動しているのかどうかは疑わしい。アスタロス創造に力を貸した戦神アレスこそ、彼の唯一の主なのだ。
実のところアスタロスの闘法は、戦神アレスが観察していた「白い巨人」の戦いぶりを写し取ったものであり、いわばコピーされた技である。だが今のところ、オリジナリティの存在しないことを彼が気にかける様子はない。敵に徹底的な破滅をもたらすその戦闘方法によって、より多く、より凄惨な死をもたらすことだけがアスタロスの欲求なのである。