名前 | 御剣 平四郎 | 声 | 森川智之 |
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性別 | 男 | 出身 | 日本 / 備前 |
身長 | 173cm | 体重 | 71kg |
生年月日 | 6月8日 | 血液型 | AB型 |
使用武器 | 日本刀 | 武器名 | 獅子王 |
流派名 | 天賦古砕流・改 | 人間関係 | 両親、兄弟いずれも病死 |
戦国の日本、乱世を刀の腕一本でしのぐ男――それが御剣平四郎だ。
外国より渡来した新兵器「種子島」に脅威を感じた御剣は、最強の武器『そうるえっじ』を求めて海を渡る。
しかし、探索は失敗。帰国した御剣は「種子島」との御前試合に挑むが、右肩を撃ち抜かれて手痛い敗北を喫する……。
だが、不屈の精神が御剣を動かした。居合い術など他流の技をも貪欲に身につけていく御剣。いつしか彼は当代一と言っても良い兵法者となっていた。
「あとは、強力な武器さえあれば……」
種子島を相手取るためにみずからの技を見直し、工夫を重ねるのと同時に、御剣が新たな戦術に適した刀剣を探し求めたのは自然な成り行きだった。
幾多の刀工を訪ね歩き、試し切りを重ね――時には実戦も交えながら――いつしか彼が行き着いたのがこの業物、獅子王である。
希代の妙剣というべき品ではなかったようだが、やや長刃かつ幅広の刀身は地写りよく、切れ味の冴え、手重り、いずれをとっても御剣の荒々しい剣法にふさわしい刀剣と言えるだろう。
己の剣法に「天賦古砕流」の名を冠した御剣。
ただ御剣の場合、弟子を集め技を広く伝えたいと望んだ多くの門派の開祖とは異なり、あくまで傭兵稼業を営む上で自身の腕前を売り込むための箔付け、と考えていた節がある。そもそも御剣の技の根本は激しい実戦の中で自得するに至った戦剣法であり、体系化された技法ではないのだ。
だが打倒・種子島に燃える御剣が、鉄砲を超える最強の武器を探すと共に、己の剣術にも工夫を凝らしたのは確かだ。飛び道具を相手取り遠間での立ち合いを想定した足運び、瞬時の抜刀から抜き打ちの一撃の技などにその努力の跡が見られる。
他流の剣法者との立ち合いを多く行ったのもこの頃らしい。時まさに戦国の世、果たし合いを挑まれれば拒む者は少なく、決死の戦いを通して倒した相手の技をも御剣は学び、己の血肉としていった。