緑に囲まれた肥沃な大地・・・。
とある地方にエトリアという名の小さな街があった。
何の変哲もないその小さな街はある年の発見を境に大陸で最も有名な都市となる。
「世界樹の迷宮」エトリアの街外れで発見された巨大な大地の裂け目。
地の底まで続こうかという深淵を思わせる巨大な地下樹海の迷宮・・・。
そこには、全てがあった。
名も知らぬ草花が不可思議な果実をつけ、見たこともない獣たちが徘徊するその森には莫大な財宝が眠っていた。
エトリアの迷宮の噂を聞いたものは老いも若きもみな、その樹海を夢見るようになった。富、名声、権威・・・。
そして何よりも、飽くなき冒険心を満足させるだけの樹海。
それは、死と隣り合わせの冒険に、自らを投げ出すに値するものだった。
今日もまた、一人の若者がエトリアの門をくぐる・・・。
IP:130.62.31.156 TIME:"2023-05-04 (木) 01:42:52" REFERER:"https://h1g.jp/sekaiju_1/?cmd=edit&page=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&refer=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/112.0.0.0 Safari/537.36"