あらすじ
「真 流行り神3」とは?
都市伝説――
それは何十万、何百万もの人々を巻き込みながら、
延々と続く伝言ゲームのようなもの。
友達の友達。
知り合いの知り合い。
得体の知れない人間から伝え聞いたという不気味な体験談。
それは多くの場合、単なる作り話に過ぎないが……。
“真 流行り神”シリーズは、
そうした“都市伝説”のような怪事件が
現実に起こってしまったことから始まる。
第1話 隙間女
壁と家具の隙間などに身体がペラペラの女が入り込んで、じっとこちらを見つめている……というもの。
比較的メジャーな都市伝説で、似たような噂は江戸時代からあったとされている。
あるマンションで起きた”美人OL密室殺人事件”。
隙間という隙間がガムテープでふさがれ、内側から密閉された自室で、被害者は殺害されていた。
被害者はどのようにして殺されたのか?
捜査していくうち、あらゆる隙間に入り込む”隙間女”が容疑者として浮上する。
第2話 悪魔の人形
人形は、多くの人が触れたことがある一般的な玩具。
そのため人形にまつわる都市伝説は数多く、
「メリーさん」に代表される有名な怪談から、ダジャレのようなものまで存在している。
ある日、 “とくそう”のもとにG県警の鑑識官である“金城 沙織” が訪れて、とある“変死事件”について相談をもちかける。
単なる変死事件の話にも関わらず、緊張した様子の金城を問いつめると、変死体と西洋人形が写った現場写真を取り出し、怯えた声で言った。
「現場には、西洋人形なんて――無かったんです」
人間シチュー
ある一人暮らしの老人が追い炊きをしながらの入浴中、不運にも命を落としてしまった。
後日、その遺体を発見した友人が老人の遺体に触れると、ほろりと崩れて湯舟がシチューのようになってしまった……。
両面宿儺
「両面宿儺」には、民話としての側面と、都市伝説としての側面がある。
都市伝説の「両面宿儺」は、古寺の解体時に発見された二面多肢のミイラで、関係者が次々に原因不明の病や不慮の事故に見舞われていくというもの。
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